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2008年01月21日

認知症の薬 施設で7割カット

おはようテレビ

今、ラジオから・・気になることが・・・

老人保健施設=老健には、認知症の患者さんが9割をしめている
認知症に効くと言われているお薬も処方されている方が多い

普通の施設は医療費は別なんだけど
ここは介護保険30万円で施設の管理費・人件費・医療費などなどすべてここでまかなっているらしい
そこで価格が高い認知症の薬を7割の施設がカット困ったしているらしい。
経費節減という理由?
いろんな人が入所しているのに、施設の判断で薬を削減したり、枠外で薬を買うことも許されていないというのも変!

このくすり アリセプトと言うんだけど
舅も2年飲み続けている
認知症患者にとっても、介護する家族にとってもいいくすりらしい。
ただ・・解熱剤みたいにねつが見えるように下がったりしない。
効いているのかな?と思う患者さんも多い

旦那とも効果について話したんだけど、薬を飲む前の舅といえば

洋服の着方が分からない。洋服の上にパジャマを着ている
お風呂に入れないどころか、脱ぎ方もわからず、突っ立っていた
料理どころか、準備された料理を目の前に蓋を開けておかないと食べられない
ただただ座っている状態だった。

診断が下ったその日から飲んだ薬
この薬で一時期興奮気味になったときもあったが
デイケアやデイサービス併用で 日常動作が出来るまで一気に回復した。
目に見えるような回復だった。

認知症といわれて・・ちょうど 2年たつ
その前1年は、出来なくなる認知症ということをわからなくて
なんで?なんで?で家族は理解できず地獄のような日々をすごした
ほんとに家族がおかしくなりそうだった。
痩せて餓鬼の様相していた舅
今はあのころから想像もできない、穏やかな舅がいる。

最近は・・テレビを見ている時間が長くなったらしい
でもかあさんの家で、話しかければ会話に参加するし
運動するよといえば、素直に足腰体操はしている。

いくら薬を飲んでいても3年目ごろから、レベルは下降するという
人によってちがうとは思うけど でも緩やかに・・・

認知症にこれだけ効くと言われている薬を、医療費削減という理由で施設がカットするのは
逆に介護の度合いを高めるだけと素人ながらに思う

いろんなことを分かっている施設が
薬カットを選択せざるを得ない。一番つらいのは施設職員だと思う

何も理解しようとせずに、机上論で押し付けてくる行政にたいしては・・・
市民はおかしいと声を出さないといけないと思う
みんな、老人になるんだよ!自分たちのこととして考えているのかな?
自分だけは大丈夫なんて思っている人いませんか?

どうにかならないんですか?というと行政はお金ないんですといわれるはず!
だったら簡単よ!
みんなが必要としている薬の薬価をさげてもらえばいいじゃない!
製薬会社のことを誰も何も言わない
儲けているところがあるのに・・・ こうかんがえるこがちゃんはヘンかなぁ?

安い老健を追い出されると 家族も本人も、本当に困る
行くとこがなくなる。家族の生活も保障されない
お年寄りを預かってくれるところをありがたく、言われるがままあずけるしかない
だからこんなのがまかり通る

ふ〜ん・・そうなの!と他人事で読まないでね! 
自分の親が・もしかしてご自分がこの問題に直面するんだから。 
効くと分かっている大事なくすりが経費節減でカットされる
まかり通る社会にこがちゃん ちょっとだけ朝から怒り気味
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