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リンの絵 [2012年01月12日(木)]

リンは絵を描くのがすごく好き。
昨年12月に日本に戻ったとき100円ショップで買ったパステルで色をつけたのがこれ↓




これは「お姫様」↓




これは「リンと友達」↓




これは「リンと木」↓




これは「クジャク」↓
Posted by tynoon at 01:06 | リンホウ | この記事のURL
リンホウとりんほう [2011年02月09日(水)]

2月9-10日、リンとふたりでリンホウに帰った。

バスの中でずっと歌を歌い続けるリン。みんなが振り返るほど大きな声で。潮州のバス停では並木の赤い花をジャンプして取ってあげる。ずっと日本語しか話さない。古巷ではグオティァオというビーフンみたいなものを一碗たいらげる。中に入っているホルモンが大きすぎると、
「これ、おおきい!」
とおれのお碗に箸で投げ込む。おいしいを連発する。

古巷の楓洋では馴染みの三輪オートバイの運ちゃんがいる、
「おー、こんなに大きくなったのか」

村にいくときは「ねっおいやーやー」(竜眼じーちゃん)のところにいくんだと張り切っていたが、村に着くと緊張する。若深さんにも郭ちんにも何も言えず、特にアジェを怖がる。アジェはほとんど起き上がれなくなってしまった。
マシュマロ、グミなどをリンが渡すが、それも無言で。おれが部屋に何かを取りに行くときも、タッタッとかけてついてくる。
全部日本語。

繁余叔(えびちゃん)のところでもずっと無口。だが、突然、
「ツォニボーカウカウ?」
と潮州語が飛び出す。が、繁余叔、わからず。
「『カウカウ』って何?あ、『犬』?」
ときくと、リンは「いぬ」という。
前、ここに西尾さん、ジエシャンときたとき、確かに犬がいた。
それでも、やはり繁余叔のところはイヤみたい。後で理由を聞くと、「くさいの」。…。

夜は郭ちんと若深さん、アジェがご飯を食べさせてくれる。おとといくらいから「そろそろくるかな」と待っていてくれたそうだ。
「もう、帰るな」。
郭ちんがまたそう言ってくれる。もう何年も、この言葉に対して返す言葉がない。
食べていると、大きな犬がかぎつけてくる。
「ぱぱ!ぱぱ!いぬ!」
とリンがおびえるので、部屋の中で食べる。若深さんはこない。以前、村人がもっとたくさんいたときは一緒に食べたのに…。アジェはもうご飯を一人で食べられなくなってしまったので、来ず。

食べ終わるとリンとリンホウ中を掃除。若深さんいほめられて乗り気のリンは、怖がっていたアジェの部屋の前も掃除する。

その夜、若深さんが「もう寝る」というとリンも寝るという。その前は皿洗いと歯磨きを自分でしてご機嫌。おっぱいを吸うようなチュッチュッという音を立ててリンが眠りそうになり始めたとき、若深さんが弟に電話してくれと郭ちんに言付け、おれとリンの寝ている部屋をノックしたため、リンにもう一度エンジンがかかる。大声で歌を歌ったり、新聞を丸めただけの「ケータイ」でいろんな人と電話したり。電話で「もう寝ないんですか?」ときくと、「じゃーね、バイバイ」と電話を切り、キャッキャッと喜ぶ。夜は散々ふとんを蹴り、セキをし始める。「柏餅」(おそらく原田家用語)といわれる独特のふとんの敷き方で何とかしのぎ、明け方から持ち直す。

翌朝(10日)は郭ちんのおかゆで始まる。郭ちんが昨夜の残りのアヒル肉をリンのお茶碗に入れると、それはリンの嫌いな部分で、リンは困った顔をする。
「いらなかったら返してもいいよ」というと、郭ちんとリンのアヒル肉の入れ合いが始まる。

繁余叔のところにいこうというと、「う〜ん!」といやがる。じゃんけんに負け、ひぶしぶリンはおれについて来るが、ニワトリがいてはしゃぐ。バナナをニワトリにあげたり、くるみやアーモンドの殻を投げつけたりして遊ぶ。花を摘んだり、町ではできないことをたくさん経験する。でも、村人のことはちょっと怖いみたい。村のみんなの後遺症もそうだが、部屋をきれいにしていなかったり、なかなかリンをほめてくれたりしないからかな。

澄海(潔珊(ジエシャン)の実家)までの2時間(三輪車→路線バス→中距離バス)はずっと寝てる。澄海につくとやっと起きる。ジエシャンに楽しかったか訊かれると、『となりのトトロ』のメイのように
「うん!」
という。
「何か、また成長したみたい」
とジエシャン。
Posted by tynoon at 18:06 | リンホウ | この記事のURL
チンクワンさんから生まれるツナガリ [2010年11月02日(火)]

 涼しい秋の朝、日ざしがやわらかい。
 2008年11月2日もそんな日だった。
 蘇振権(ソウ=チンクワン)が息を引き取るそのころ、僕はJIAワークキャンプ広州委員会の理事会の代替わりの会議に出席していた。

 チンクワンさんはすい臓がんだった。どんどんやせ細り、体が黄色くなっていった。

 2006年の終わりごろから混乱し始めたJIAの組織は、2008年前半にその混乱のピークを迎える。当時のJIA広州オフィスと雲南オフィスは、その方向性を異にし、意見の違いに折りあわせをつけるのに時間ばかり要し、プロジェクトは遅れに遅れ、キャンパーたちに迷惑をかけ続ける。
 これ以上方向性の定まらない状態をつづければ、ふたつのオフィスのスタッフは発狂し、それはJIAワークキャンプ地区委員会に伝染し、JIAの組織全体が崩壊しかねない。
 危機感にいたたまれなくなった僕は、広州オフィスとそのマネジメント範囲の地区の意見を束ね、雲南と組織を分割し、独自に組織改革を始める。会則すら持たない組織の構造をつくり直す作業だ。2008年9月よりJIA改善チームを各地区の代表とオフィシャルスタッフによってつくり、話し合いを重ねる。
 それが佳境を迎える少し前の11月2日、チンクワンさんは逝ってしまう。

 リンホウが好きで、チンクワンさんが好きで2003年4月に住み始めたリンホウ村。その地元にワークキャンプ団体をつくるために、チンクワンさんに励まされながら活動をつづける。広州の学生もリンホウ村キャンプに誘うが、彼らは広州付近の村で活動するようになる。そしてキャンプ数は次第に増加し、NGOを設立してキャンプをコーディネートする必要が生まれ、2004年8月にJIAを設立。その代表に僕が祭り上げられ、JIAの仕事が増え始め、僕はリンホウに住むことができなくなる。

 その間、チンクワンさんはずっと僕を支えつづけてくれる。
 そして、そのまま、リンホウでまとまった時間を過ごせぬまま4年が過ぎ、2008年11月となってしまう。

 今日の夜、湛江地区のキャンパー・寥浪涛(タオタオ)とメシをくう。2005年2月、ヒイヒイ言いながらキャンプの総リーダーをしていた彼は数年前に大学を卒業し、広州の隣街・シンセンで立派なシステムエンジニアとして働いている。ちょうど出張で広州に来た彼と、JIAのウェブサイトについて話し、彼はウェブサイトの管理者になることを引き受けてくれる。貴重なアドバイスもたくさんくれる。しかも、メシはおごってくれる…。これぞ、BUT(JIAバックアップチーム)。

 こういう人をどんどん増やしていくこと。そして、つなげていくこと。そうすることで、ゆっくりと、ゆっくりと、しかし、一歩一歩、中国は、そしてアジアはよくなっていく。
 これだけが、チンクワンさんの死に報いることの唯一の方法だと思う。
Posted by tynoon at 23:20 | リンホウ | この記事のURL
蔡玩卿(アジェー) [2010年10月26日(火)]

2005年10月26日、アジェーは死んだ。
今日で、丸5年になる。

続きを読む・・・
Posted by tynoon at 17:54 | リンホウ | この記事のURL
りんの絵 [2010年07月17日(土)]



りんが描いた絵。何だか悲しそうな表情…。
Posted by tynoon at 14:01 | リンホウ | この記事のURL
骨だよー [2010年05月22日(土)]

写真を撮られるとき、りんは表情をつくる。
だいたいこんな感じに↓


いっしょに住んでるおじいちゃんがおならをした。
「阿ーー、公公、放屁好臭阿ーー!」(あー、おじいちゃん、おならした、くせー!)
潮州語と普通話(中国語)はかなり達者。
日本語がアブナイ…。

でも、日本語もがんばってる。
今日の昼、りんがカレーの肉をほおばった次の瞬間、肉の一部をつまみ出す。
「どしたの、りん?それ、骨じゃないでしょ」。
「骨だよー!」
結構会話になる(ようになってきた気がする)。
Posted by tynoon at 17:12 | リンホウ | この記事のURL
潮州風シジミの塩辛 [2010年04月18日(日)]

ホントは書きたいことが山ほどあるのだけれど、どうも時間がついていかない(というのは言い訳かな)。

共産党青年団広州市委員会の企画で、もしかしたら30秒くらいの映像を全国規模で流してもらえるかも知れないとかいう、うそかホントかわからない話がある。
それで、制作会社の人のものすごいカジュアルなインタビューみたいのを受けた。
そのとき、チンクワンさんのことをいろいろとつっこんで話させられた。

彼の死を、まだ消化しきっていないことに気づいた。

その数日後、ジエシャンのお父さんが蒸し焼きにしたアサリを食べてるとき、ふと、チンクワンさんのシジミの塩辛を思い出した。

―ソンリがリンホウを流れる小川に飛び込んで、チンクワンさん作の竹かごで底をさらうと、シジミがちょっとだけ獲れる。手足の指がほとんどないのに、ソンリがパンツいっちょうで何回も何回も小川に飛び込むと、やっと漬物の空き瓶一本分くらいになる。それをチンクワンさんが丁寧に洗って、にんにくと唐辛子を少し入れ、塩をまぶしてから瓶に入れて、一週間くらい置く。

「今日は、もう食べられる?」
「いや、まだだ。あと2-3日待たないとうまくない」。
「いいじゃんよ、ちょっとだけ!」

ひたすら、しょっぱい。
ちょっとにんにくの香りと、唐辛子を感じる。
ぴったりと閉じたシジミの殻を口の中でうまくこじ開けると、ごはんが進む。
Posted by tynoon at 03:23 | リンホウ | この記事のURL
Joy in はくしょん [2010年04月06日(火)]

誰かが「はくしょん!」とクシャミをしたそのとき、娘のリンがぼそりという、

"Joy in Action..."
Posted by tynoon at 11:13 | リンホウ | この記事のURL
リン、ごめん…。 [2010年04月02日(金)]

家でパソコンを開いたそのとき、そばで遊んでいたリン(2歳)がぼそっと言う、

「パパ、また仕事…?」

ごめん…。

Posted by tynoon at 14:49 | リンホウ | この記事のURL
りんほうが歌う「糸」 [2010年03月25日(木)]

娘のりんほう(リン)が、「糸」を歌ってる…!

うちでパソコンに向かっているとき、「糸」がかかり始めた。
と、隣で潮州工夫茶の茶器で遊んでたリンが、「なーぜ…」と部分的に、でも結構はっきり歌い始めた。



僕が着てるのは、日本の学生NGO「橋-Qiao-」のTシャツ



そのQiaoのキャンパー・角田隼也は、リンが生まれたばかりのときにセーターをくれた。その大きいセーターは最近やっと、着れるようになった

Posted by tynoon at 19:14 | リンホウ | この記事のURL
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