ベッティーナ(米Swarthmore大学)は2008年7-8月、JIA広州オフィスでインターンをした。
香港出身の彼女はカナダやアメリカで学校にいき、なんだかどこの人なのかまったくわからない独特の雰囲気を持っている。
JIAのイベントで司会をするベッティーナ(右)とスピーチするヤンカン村(ハンセン病快復村)の欧伯
彼女は2007年、JIAのウェブサイトを見て僕に連絡をとってきた。
どうしても中国のNGOでインターンをしたいという。
専攻はアートだ。
「アートと、ワークキャンプがどう結びつくかな…」。
「JIAはマネージメントがキチンとできてないから、不幸なインターンにならないかな…」。
などと考えながらも、あまり乗り気ではなかったけれど、彼女の熱意に押され、インターンをしてもらうことになった。
彼女の仕事は、最近キャンプが行われなくなっている広東呉川トゥーグワン村でアートプロジェクトを行い、村人とキャンパーとでハッピーになること。
もうひとつ、呉川付近の湛江の学生たちを巻き込んでミニキャンプをすることで、彼らが再びトゥーグワンでキャンプをするようになること。
彼女はそのふたつともほぼ完璧にやり遂げた。
とにかく、頭がよくて、明るくて、やさしくて、リーダーシップもあり、人の話も聴けるし、すばらしい!
そんな彼女が、なぜ、JIAを選んだのだろう?
「たっくさんの中国のNGOに『インターンをしたい』ってメール書いたけれど、返信をくれたのはタイランだけだった笑」
そういうことだったのか…。
いずれにせよ、ベッティーナはトゥーグワン村とワークキャンプが大好きになった。
そしてアメリカに帰った9月、Swarthmore大学で写真展を開き、ワークキャンプ団体をあっという間に設立してしまった。
名前はGlobal Neighbors。
キチンと理念や使命、戦略、組織など整備している。
毎週の会議では、優秀なメンバーたちが多くの議題を1時間でこなしているとか。
とにかく、すごい…。
今年12月から来年1月にかけて、ベッティーナはGlobal Neighborsのメンバーふたりと共に中国に帰ってくる。
「わたしはずーっと活動できるわけじゃないから、次の世代を育てたいんだ」。
このメンバー選びがまたすごかった。
キチンと申請書フォームをつくり、6人の応募者を面接し、JIAの僕にもSkypeで面接させた。
最終的に選ばれたふたりは、これまたおもしろそうな人たちだ。
ひとりは、シーラン、中国の19歳の女の子。
今年からSwarthmoreで勉強している。
高校時代ボランティア活動を組織した経験を持つ。
人当たりがとてもよい、可能性を感じさせる子。
もうひとりは、ジョン、アメリカの21歳の青年。
Swarthmore大学内のオバマを支持する団体の副代表を務める。
電話の声がすっごくいい感じだ。
彼のリーダーシップと学内での影響力はGlobal Neighborsにいろいろなものをもたらしてくれそう。
中国とアメリカの国際関係に興味があり、中国の人々と深く関わりたいと語る。
こんな3人がつくるプロジェクトチームはどんなになるだろう??
彼らと仕事のできるJIA広州委員会のキャンパーは幸せだ…。