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邂逅 '09 [2009年03月14日(Sat)]

春は別れの季節です。

今春予定されている別れ、その1。


2006年8月から出向で財団に来ていたアミちゃんが、昨日付けで財団を去ります。

昨日はみんなで寮に集まり送別会。
結局10時過ぎに始まり、名残惜しく夜更けまで。


友だち、同僚、元上司から集められたメッセージ。


老若男女問わず周りの人から愛されるのは、才能だと思う。

まだいなくなる実感がわかないけど、
これからも、もっとよろしく。
インドの暑さで [2009年03月07日(Sat)]

溶けたリップクリームが、
機内の寒さでまた固まりました。


…そんなことはさておき。


8日間の旅程を終えて無事帰国しました!

特に後半ハイデラバードでの3日間は、内容の濃い、心に残る旅でした。

その印象が強すぎて、前半の印象が薄まってしまうくらい。

見聞きしたことを書き残そうとノートPCに向かってたら、前半の旅程を基に書かなきゃいけない訪問記の原稿のことをすっかり忘れていた。

しまった。
…成田からの帰りの電車内ででも書きますかね。

書く気も記憶もフレッシュなうちが勝負なので、時間との戦いです。
でも眠い。



写真は、fish 'n chips インド流。

ちなみに"chinese chopsticks"という名のインドオリジナル中華料理もあります。
揚げた中華麺にあんかけがかかったもの。
ちょっと長崎皿うどんに似てる。でも違う。
(わりとおいしいんだけど)

Gopalさんの好物です。


印度への日本土産 [2009年02月27日(Fri)]

閉店2分前のデパートに駆け込んで、明日から向かうインドでいつもお世話になる人たちへのお土産に、オリジナル柿ピー詰め合わせとお味噌を買う。

前まではよく事務所近くの山形物産品ショップを愛用していたのだけど、最近閉店してしまい、仕方なく帰り道にデパートへ。

迷惑な客なのにちゃんと最後まで丁寧に説明してくれる販売員のおばちゃん。
さすがプロです。


何が喜ばれるかわかる人に買っていくお土産は、買うときに顔が浮かんで、楽しい。


明日から人生5度目のインドです。

ミッションは、ウッタル・プラデーシュ州ラクナウで行われるナショナル・フォーラムハンセン病回復者北部会議への参加と、
ハイデラバードで行われる地域レベルのコロニーリーダーワークショップへの参加。


行ってきます!(明日だけど)
国連の中のインゲン [2009年02月20日(Fri)]

今日は夕方から事務所を抜け出して、国連大学で国際人権コンサルテーションに参加。

有識者の呼びかけで始まった、国内の人権NGOと、政府と、有識者との非公式会合に、初めて参加させていただきました。

クローズドの会議ということで具体的な内容については言及を控えさせていただきますが、国連における人権問題の扱いの全体像を理解する上でとても参考になりました。

政府側の担当の方も、国連任命委員の先生方も、いつもハンセン病に関連してしか議論してこなかったけれども、それぞれ個々の立場で国際人権についてどんなことを問題点と感じ、どんな姿勢で取り組もうとされているのかを垣間見られたのは良かった。



去年6月に国連人権理事会で採択された、ハンセン病患者・回復者および家族に対する差別撤廃のための決議。
情報収集と関係者意見交換を経て、今年9月までに差別撤廃のための具体的なガイドラインが作られる。


すごく低次元な例え話をすると、国連でハンセン病の問題を扱ってもらうことは、高級レストランでインゲンを使ってもらうようなものだ、と思った。

まず「これだけ美味しいんですよ、こんなに深刻な問題なんですよ」とアピールして、数ある野菜の中からレストランにインゲンを仕入れてもらうのが第一段階。

その後に、みじん切りにして他の野菜と混ぜないでください、マヨネーズをかけるとインゲン本来の味が失われてしまうので塩ゆでで出してください、と、なんとか希望通りの調理法にしてもらえるようコックを説得して、元々のこちら側の問題意識と求める解決策の方向性が失われないようにする。
他の病気とあわせて健康権(治療へのアクセスなど健康を享受する権利)の問題として位置付けないでください、ハンセン病だけが持つ特有の差別の問題があるのだ、と。


レストランはというと、一つひとつの食材をどうしたら活かせるかだけを考えているわけでは当然なくて、コック長は誰が適任か、どうしたら来て欲しい客に来てもらうかといった全体のことを考えている。
レストランで働く人達がインゲンの研究をしていないのは無理もない。


そんな中で、どうインゲンを料理して、高級レストランにしか来ない層の人たちに食べてもらうか。
各国政府の代表部に、ハンセン病と差別の問題の現状を認識し、差別をなくすための行動を起こしてもらえるか。


(…解りにくい?
関係者にはなんとなく解ってもらえると思うんですけど)


ハンセン病と差別の問題は特別なんです、深刻なんです、とだけ言い続けてもダメで、
じゃあ他の野菜はどう調理されているのか、
誰を説得すれば調理法が決まるのか、
レストランの中の仕組みを知らないと希望するものは実現できない。




いま厨房のザルの中にあるインゲンがちゃんと当事者の方たちが納得する形でテーブルに載るように、理解あるコックさんたちのご協力をいただきながら、引き続きがんばります。
仕事初め [2009年01月05日(Mon)]

毎年恒例、仕事初めの日に関連グループ団体で年始のご挨拶をする「新春の集い」。
今年は5年目にして初めて参加せずに、事務所に残って仕事してました。
来週と月末にある式典でのスピーチ原稿推敲のための打ち合わせ。
結局、帰りはこんな時間…。


去年前半まで担当させていただいていた関連団体の役職員の方々に久しぶりに会えるのを楽しみにしてたのに、残念。
不義理でごめんなさい。

昨年末のビル内合同納会も途中10分くらいしか顔を出せなかったし。
なんだか歯磨きをせずに寝てしまったような、無人駅で無賃乗車をしてしまったような、後ろめたい気分です。


だからってブログで済ませるわけじゃないですが、せめて4,5人の関連団体の定期読者の皆様へ。



今年もどうぞ懲りずにお付き合いのほど、
よろしくお願い致します。

年の瀬の雑感。 [2008年12月29日(Mon)]

1年間、というか半年間、あんまり書きたいことを書いて来なかった気がする。

入職して初めての部署異動(今までチーム=課はあったけどグループ=部の異動は初めて)は、やっぱりインパクトがあった。

もともと、就職前からやってみたいと思っていたのが、ボランティア支援部と国際部の仕事だった。

入職した年に組織再編があって、配属された公益・ボランティア支援グループではやりたかった「国内の社会問題解決に向けた活動をするNPO・ボランティア支援」に携わることができた。

国際グループの仕事をやってみたかった理由は、
「国際機関や国レベルでどのようにプロジェクトが動くのかを見て経験してみたい」
と思ったから。


国際グループに異動してから、自分自身の言葉で紡ぐ機会がなくなった気がする。
書くものは増えた。
それが人の目に触れることも増えた。

気がついたら出張先でどこにいても、自分とは違う人の目線で人に会い、ものを見ることにだんだん違和感を抱かなくなってきた。

それはすごいこと、なのかもしれない。
意義のあることだし、自分より上の人の目線でどう考えるかを想像するのは広い視野で物事を考える訓練をさせてもらってると思う。(それも超地球規模の広さで)

まだまだ付け焼き刃でなんとか誤魔化してるだけだけれど、ちゃんと見合うような中味のある文章を書けるようになりたいと思う。

一方で、
自分はどう感じたのか、とか、自分の視点で思考を持つことをなくしてしまいそうで怖い。

インドに行って、ブラジルに行って、「どうだった?」と聞かれた時に
表向きのタイプした文章以外に何も浮かばなくて答えに詰まる時がよくあった。
喋りたりないほど貴重な経験はしているはずなのに。



昨日、半年ほど前に仕事の延長線上で会った人と再会した。
「やりたいことはできてる?」と聞かれた。
(半年前もかなり内面のもやもやを吐露してたらしい)

そうだなぁ。
やりたいことに近づけてる、と思うか、
やりたいことから遠退いてる、と思うか、
は自分次第だと思う。


答えになってないなぁ。


今いる環境で学べることは最大限身につけたい。

でも、自分の目線と考えを亡くさないようにしたい。


それがとりあえず来年上半期の目標になりそうです。
ハンセン担当者のしごと [2008年12月20日(Sat)]

仕事は何やってるの?

と、訊かれたら一言でいうと
民間の助成財団で、ハンセン病の制圧と人権にかかわる仕事をしてます」

と答えます。



……でもそれで理解してくれる人は少ないので、改めて考えてみた。
私は毎日何をやってるんだろう?

ざっくり、こんな感じです。


1.ハンセン病にかかわる助成事業、5つ

 (1)WHO(世界保健機関)が行う「ハンセン病制圧プロジェクト
 (2)ブラジルの回復者組織MORHANが行う「無料電話相談TELEHANSENプロジェクト」
 (3)インドの回復者組織National Forumが行う「エンパワメントのための全国会議開催」
 (4)ジュネーブ大学が行う「ハンセン病の歴史を記録に残すプロジェクト」

 (5)SILF-ササカワ・インド・ハンセン病財団(※2006年度、基金を助成)の業務フォロー

加えて、今、来年度から大きな目玉となりそうな6つ目を準備中。


2.ハンセン病にかかわる調査研究事業、2つ

日本財団が直接実施する自主事業。

 (1)国連に対する働きかけ
 国連およびハンセン病人権啓発大使を任命されている外務省との連絡調整
 ステージによって異なるが、2008年6月まではハンセン病決議採択に向けた活動など。
 今はもっぱら、2009年1月に開催される意見交換のための国連会議に向けた準備、および2009年5月までのガイドライン作成の側面サポート

 (2)グローバル・アピール
 年に1度、世界ハンセン病デーにあわせて、患者・回復者への差別をなくすために呼びかけるメッセージ。賛同者への協力要請、署名・写真などの印刷用素材の収集、発表式典の準備など。


たぶん外から見て何やってるのか一番よくわかりにくい部分だと思います。
成果も金額もぱきっと説明しにくいし。でも、この部分が実は一番大変かも。


3.笹川会長WHOハンセン病制圧特別大使としての任務に関わる業務、いろいろ

 >出張準備−スケジュール作成、ビザ・ホテル・交通手段などの出張手配、スピーチ作成
 >出張本番−随行。(荷物・お土産・パンフ持ち、会計、メモ取り、記録映像撮影など)
 >出張後処理−礼状作成、報告書作成、出張精算、広報用YouTube画像編集案作成など

ときどき、人に手伝ってもらいます。
わりと財団内から「大変だね」といわれる所以かと思われる。



あ、ちょっと頭の中が整理されてスッキリした。

私の最近の仕事は、こんな感じ。です。
キラキラ [2008年12月19日(Fri)]

キラキラしている初台で、来月くる2つの大きな仕事用スピーチ原稿の作成。

とりあえず、目の前の冬休みと、1月末を迎えるのが、こよなく待ち遠しい。
無事帰国 [2008年11月02日(Sun)]

面談予定が一件キャンセルになったため、予定より一日早く帰国しました。

一泊二日の海外出張は…さすがにもうあんまりないだろうな。

SILFの理事会は課題山積だけど、少しずつ前に進めて行くしかないんだろうなぁ、というところで終了。



一日休みが降って湧いたのはなんだか得した気分。

薄曇りの良い天気です。
四度、インドへ。 [2008年10月31日(Fri)]

朝です。

出張です。
またまたインドです。
4度目です。
とんぼ返りです。


だいぶ秋も深まった涼しさ。
それでも行く先は暑いから、服装が悩むところ。
数日の出張で荷物が増えるのもしゃくだし。


今回のミッションは、去年10月に設立されたササカワ・インド・ハンセン病財団の第4回理事会に参加するため。

直前まで現地の予定が決まらずキリキリしてましたが、まだ決まってませんが、あとは現地に先乗りする上司が話を詰めてくれることを祈りつつ、旅立ちます。


今回は頼れるナツ姉さんが一緒じゃないのが若干心細いとこですが、気を引き締めて行ってきます!