• もっと見る

カテゴリアーカイブ
<< 2010年11月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
Google

ウェブ全体
つぶろぐ
最新記事
最新コメント
sono
奄美出張4:伝統を伝えるということ (08/17) awa
出発の朝 (11/26) awa
カプチーノ (11/26) Kenzo
出発の朝 (11/24) わんな
出発の朝 (11/24) ちびすけ
カプチーノ (11/24) ssf.taka A
カプチーノ (11/21) アリサカ
お知らせ:11月からインドで働きます (11/10) awa→B&G岡田さん
お知らせ:11月からインドで働きます (11/09) B&G岡田
お知らせ:11月からインドで働きます (11/09)
最新トラックバック
月別アーカイブ
新ブログのお知らせ [2010年11月27日(Sat)]

インド到着後の日々はこちらから→ https://blog.canpan.info/c_india

まだ内容薄いですが、とりあえず消息掲示板としてお知らせします。
徐々に充実させていきたいと思ってます。


よろしければ時々のぞいてやってください。

(画像をクリックすると飛びます)


出発の朝 [2010年11月24日(Wed)]


この1ヶ月間、ひたすら時間をみつけては人に会っていた。
インド関係でお話を聞いておきたかった方、仕事を通じてお世話になった方、学生時代の友人。
これから数年会えなくなる間の縁をつなぎとめるように。

いろいろな方から激励の言葉をいただきました。
この場を借りて御礼を申し上げます。
ありがとうございます。


これまで何回も出張で行っている国、場所、職場だけど、いざ向こうで腰を据えて生活するとなると、やっぱりオオゴトなんだなぁ、と今さらながら思う。


今日から始まるインド生活への期待と、
なんだかんだ11年暮らした東京を離れるのが感慨深いのと、
これまで近い場所で見守っていてくれた暖かい人たちと離れるのが寂しいのとで、
複雑な気持ちです。


送り出してくれた方たちへの感謝の気持ちを糧にして、前向いて、がんばります。


何かひとつでも、インド生活でお土産を残せるように。

そして、数年後に無事にかえって来られますように。


行ってきます!



カプチーノ [2010年11月20日(Sat)]


赴任前、最後の週末。

なぎまもり [2010年11月03日(Wed)]


京都に住む大学時代の友人から、手紙が届きました。

同封されていたのは、熊野速玉大社のなぎまもり。


ありがとう。

気をつけて行ってきます。

お知らせ:11月からインドで働きます [2010年10月28日(Thu)]


内部決裁がおりましたので、公開します。


すでに聞き及んでいる方もいるかと思いますが、
11月下旬より、2〜3年の期間、インドのニューデリーで仕事をすることになりました。

日本財団から出向という形で、ササカワ・インド・ハンセン病財団(Sasakawa-India Leprosy Foundation:通称SILF)に席を置き、ハンセン病回復者組織のナショナル・フォーラムとあわせて、インドにおける主な2大事業に関する情報収集、進捗管理が主な仕事になります。


ここ数ヶ月、自分の中の感情や身のまわりは全てそのことを中心に動いていたので、公開できなかったのがしばらくブログが滞っていた理由でもあります。
(…って半分以上言い訳ですけど)


今年4月に話が持ち上がって以来、周囲の方々のご協力のおかげで、実現まで漕ぎ着けそうです。


ブログでの発信はリニューアルして継続予定です。


皆さまには引き続き、暖かい目で見守っていただければ幸いです。

今後も変わらぬおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。
今日からインド [2010年09月19日(Sun)]

もうすぐ搭乗です。


・先月末のササカワ・インド・ハンセン病財団の選考委員会で採択された13のマイクロクレジット事業、融資受け手を集めてのワークショップ@デリー

・ハンセン病回復者組織ナショナル・フォーラムのエンパワメント・ワークショップ@ジャルカンド

・ササカワ・インド・ハンセン病財団の新規事業応募を呼びかけるためのワークショップ@カルナタカ


をめぐる、計16日間の旅です。
…長いな。


昨日は公園の納涼花火で夏を締めくくりました。
新米花火師の友人が持ってきてくれた線香花火、きれいでした。


行ってきます!

シンガポール、インド [2010年08月23日(Mon)]

しばらく更新をさぼっておりました。
夏休みをいただいたり何だりしてましたが、元気です。


今日からシンガポール、インドに行ってきます。

シンガポールでは、「ハンセン病と尊厳」プロジェクトに関する打ち合わせ。

インドでは、
チェンナイでササカワ・インド・ハンセン病財団のマイクロクレジット事業選定会議へのオブザーバー参加と、
ニューデリーで今後に向けての準備。

今までとは一味違うプレッシャーを背負いつつ。

行ってきます!

ムハマド・ユヌス「テクノロジーをどう社会問題解決に使うか?」 [2010年07月14日(Wed)]

国立国際医療研究センターで行われた、グラミン銀行のムハマド・ユヌス総裁の講演会に参加してきました。
(参加申し込みに、10年ぶりぐらいに往復はがきを使いました・・・)


テーマは「国際保健協力とソーシャルビジネス」。


(写真は国立国際医療研究センターHPより)

日時: 2010年7月13日(火) 18:00〜19:30
場所: 国立国際医療研究センター
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

携帯 以下、twitterの記録から:

ユヌス氏:「貧困ということは、健康状態も貧しいということ」 #yunus0713

「貧しい人を相手に仕事をすると健康問題に突き当たる。ビタミンAの欠乏により失明する子どもたち。解決方法は? 1ドルのパックに野菜の種を入れて親に育てさせる」 #yunus0713

「衛生の問題。トイレがない地域で、グラミン銀行の融資を受けるためには、トイレ用の穴を掘ることを融資の条件に義務づける」 #yunus0713

「健康保険のシステムをつくりあげた。掛け金は1世帯、一年で2.5ドル。そのお金でクリニックを51箇所建てた。しかし医者がいなくなってしまう」 #yunus0713

「代替案で考えたこと。医者がいなくなるなら、医者が不要な保健システムを作れば良い。1997年から始めたグラミンフォンで農村部に普及した携帯電話を使う」 #yunus0713

「病院や医者は不必要にお金を取りすぎる。貧困層のためにシンプルなシステムを。例えば、iPhoneの技術を転用できないか」 #yunus0713

「GEにアプローチした。昔の医者と同じ。病気になったら病院に行くのではなく、医者が家にくる。それと同じシステムに戻す。」 #yunus0713

「村で世話役の女性が診察キットを持ち診断する。電話で情報を伝え、医者の判断を仰ぐ」 #yunus0713

「バングラは白内障患者が多い。治ることすら知らない。白内障限定の眼科医院を作った。一年で一万人の患者を救える。払える人には治療費を払ってもらう」 #yunus0713

「バングラでは看護師が少ないという問題もある。3人の医者に看護師が1人。ならば看護師を養成すればいい」 #yunus0713

「農村部の貧困家庭の娘を看護師に育てる。海外にいきたい人には、看護師を募集している外国にもいかせる。手に職をつけて、彼女たちの生活が変わる」 #yunus0713

「もう一つがダノンとの提携事業。栄養素が入ったヨーグルトを販売。これもソーシャルビジネスの例。」 #yunus0713

「adidasとの連携事業。素足で動くと感染の可能性高い。靴をつくる。なるべく1ドルに価格を近づけてもらう」 #yunus0713

保健システムは現在の技術を活用して変わらなきゃいけない。携帯電話はアラジンのランプのようだ。大抵のことを解決できる #yunus0713

「when you start to think about how to use technology to solve problem, immediately the door opens.技術をどう金儲けではなく問題解決に生かすかを考え始めれば、道が拓ける」 #yunu

講演終了。言葉がパワフルだな。強い。人を巻き込む自信を感じた。途中までしか中継できませんでした。携帯の電池が切れそう…続きは後ほどまとめます。すいません‥ #yunus0713


パソコン 以下、ツウィートしそびれた言葉たち:

・If you develop the idea, then you can challange the world.
If you have challanged the world, that means you have developed the seed.
All you have to do is plant the seed to as many places as possible.

質疑応答より)
・job seeker(仕事を探す)ではなくjob giver(仕事を創る、与える)としての考え方を持つことが大事。

・貧しい女性にお金を貸すことを始めた際は、女性自身がお金を受け取ろうとしなかった。
「私はお金を扱ったことがない。私にではなく旦那に渡してくれ」と断られた。
その時、チームのメンバーに繰り返し言ったことは、"this is not her voice. this is the voice of history.(それは彼女自身の声ではない。彼女を力のない存在に追いやってきた社会の歴史の声だ)"

・子どもの栄養問題など、女性を巻き込まないと解決できない問題は多々ある。

(取組みを国際的に広げる鍵は?)
・やってみせること。自分の取組みを、メディア等を通してひとりでも多くの人に見せること。
demonstrationが大切。そうすれば、人の注目が集まる。
ソーシャルビジネスで保健問題を解決することが簡単そうに見えれば、「自分も始めよう」と思う人が増えるかもしれない。

・If you have the information, the solution will come out.(情報があれば、解決方法が見えてくる)

・In social business, there's no patent. It's opposite from the other business. You can tell everyone about your ideas.(ソーシャルビジネスの世界には特許はない。他のビジネスとは反対で、自分のアイディアを多くの人に知ってもらった方がよい)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

定員200名?の会場は満員で、大半が学生とおぼしき若い人たちでした。

ソーシャル・ビジネス、BOP、言葉が飛び交う中で、何をもって成功といえるか、何が本当に人のためなのか、評価は価値観によって異なるし、指標は曖昧。

ただ、「この人の言ってることは正しい」「この人なら社会問題を解決できそうだ」と人に信頼させるプレゼンテーション能力、他者を巻き込んでいく能力は重要で、彼の話す態度や表情にはその自信を感じさせるものがありました。


講演の中でも言っていたけど、ユニクロと合弁会社を設立するそうです。
ユヌス氏は「子どもが凍死しないように暖かい服を」といっていたけど、日本の報道を見ると少し解釈が違うみたい?


背後に座っていた国際協力関係者とおぼしき観客の会話が面白かった。

「アフリカでやっている某企業のサプリメント事業はBOPというけれど、役に立たない。食料が不足しているところで栄養素補給のためのサプリメントを配布しても意味がない。」
「栄養不足ではなく、栄養バランスが悪いだけ。子どもは痩せているが、母親は太っている。」

企業がBOPビジネスを展開するときに、JICAの青年海外協力隊や協力隊OBで現地事情に精通している人を企画段階から協力者として巻き込めたら、よりニーズに近いものにできるのでは? と思った。


なかなか勉強になった一日でした。
アイコンタクト [2010年07月14日(Wed)]














アイコンタクト
監督:橋本信一
日本/2010年/カラー/ビスタ・サイズ/ステレオ/HDV/88分


---------------------------

聴覚障害者のためのスポーツの祭典、パラリンピックの2009年台湾大会に出場した女子サッカー日本代表チームの成長を追ったドキュメンタリー映画。

同じ職場のチバさん経由でご案内をいただき、試写会に行ってきました。


前半は、ろう学校と普通学校の違いなど、チームの選手たちが育ってきた環境に主眼がおかれている。
使う手話、コミュニケーションの仕方、聴者に対する見方、補聴器の使い方まで、育ってきた環境によって一人ひとり違う。

デフリンピック出場までの過程を追っただけでなく、ろうの世界に関する理解を深めるうえでも参考になる映画です。


印象に残った言葉:

「人は、落ち込んだら下を向いて、地面しか見えなくなってしまう。
聞こえる人なら、周りが声をかけて、顔を上げさせることができる。
でも、私たちは落ち込んでも周りの声は聞こえない。自分から顔をあげるしかない。」


深いなぁ。

強さを感じる。



音量 2010年9月18日(土)より、ポレポレ東中野にて公開されます!
ご興味のある方は、ぜひ。

映画のチラシはこちら。



二兎 [2010年07月08日(Thu)]


何かを得るということは、別の何かを失うということ
と、いう言葉の意味が解ってきたような気がする。

今しかできないこと
今しか手に入らないもの
何を優先するか

それとも、頑張ったら二兎を追えるものなのか?


大切なものは失って初めて気づくというけど、
失わないうちから大切だとわかってるものは、大切にしよう。
消えてしまわないように。

| 次へ