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虐待カウンセリング [2011年05月16日(Mon)]
 テレビNHKスペシャル「虐待カウンセリング」(5月15日、21時から21時50分)を見ました。
作家柳美里さんが息子への激しい怒りの行動が虐待であることを知り、カウンセリングを受けながら、その原因が自分が受けた両親の虐待(暴力)から来るものであり、その両親もまたその親から激しい暴力を受けていたことを知るのです。まさに世代間連鎖が延々と続いているのです。
 虐待の連鎖を断ち切るために、忘れていた自分の両親と向き合わなければならなくなります。柳さんは両親に対して何の感情も持っていないと言います。好き、嫌い、ホッとする、安心感など何も思わないと言う。過酷な親子関係を生きてきたのです。そして親の子ども時代を知り、親たちも暴力の中を生き抜いてきたことを知り、はじめて親を「かわいそう」と感じます。だが自分自身には「自分は悪くない、自分もかわいそうだった」とはまだ思えないようです。
親と向き合い、子ども時代の暴力は「虐待」であると受け入れ、決して「自分は悪くない」と自覚し、「私のせいではい」と自縛から解放され、自分を生きることが必要です。子どもを支配しない、ありのままの子どもを受け入れる新しい親子関係を築きなおそうとしています。実際の親子関係を見てテレビの力を感じました。感動しました。
 子どもは、日常生活の中でわけがわからず親の怒りから虐待(暴力)を受けます。なぜ怒られ暴力を受けるのかわかりません。子どもは親から受けた暴力を「自分が悪かったから、自分のせい」と思い、理不尽な暴力を封印し、無かったことにしてしまう。そうでないと命が危ないのです。いえたくさんの子どもが命を落としています。
親は、子どもが思うようにならなかったり、気に入らなかったりすると無力感を感じ、自分の所有物である無抵抗な子どもに激しい怒りを向けるのです。また子ども時代に溜め込んだ「理不尽な怒り=どうしょうもない怒り」を、自分の親と同じように、当然のように自分の子どもへ向けてしまい、虐待をしつけ、体罰として言い訳をします。連鎖を断ち切るエンパワメントと勇気が必要です。
 虐待は、子どもにとっては「第4の発達障がい」とも言われています。子どもたちは、心身の不調、学力の低下、集団行動ができない、社会的生活ができないなどの深刻な影響を受け、生涯生きづらいのです。
先般(4月23日付け読売新聞など)も、両親のDVを目撃した子どもは、脳の発達に悪影響があることが、熊本大の研究でわかってきました。右脳の視覚野の一部がDVを目撃しない子より平均20.5%萎縮しているそうです。視覚的な記憶力が低くなるとのことです。子どもにとっては、母親へのDVを目撃することは、自分が暴力を受けたのと同じなのです。母親一人がDVをがまんする問題ではないのです。
Posted by 地域支援ネット そよ風 at 00:56 | 子どもへの対応 | この記事のURL | コメント(0)
とくしまチャイルドライン受け手養成講座募集 [2009年10月01日(Thu)]
 「とくしまチャイルドライン」の電話受け手養成講座を募集しています。
子どもの成長期のもろもろの悩み(人間関係、性の問題など)やいじめ、性暴力、親からの虐待防止などのために、子ども専用オンライン電話相談を来年3月に開始するにあたって、相談を受ける方の養成講座が下記のように始まります。またその受け手の方の課題を受け止め心をいやす方の養成講座も後日行うそうです。
「公開講座」は一般の方も受講できます。なおチャイルドラインの受け手になろうとする方は、7講座以上の受講が必要とのことです。なおフォロー講座も1月〜3月に予定しているそうです。
秋は、関心のある重要な研修、講座が多いですが、インフルエンザに気をつけながら、受講したいものです。

対象者:年齢15歳以上、チャイルドラインの受け手に興味ある方(定員30名程度)
参加費:一般1回1000円(個人会員は500円/個人会員・年間2000円)
場所:県民活動プラザ1階 研修室
申込:とくしまチャイルドラインを考える会
事務局:徳島市吉野本町2丁目4−2
  携帯:090−1000−2587(担当:島)、TEL:088−656−2097
  FAX:088−655−0875、Eメール:shima47@io.ocn.ne.jp
  申込者は氏名・所属団体名・住所・連絡先(電話、携帯、FAX,Eメール)を記入。
主催:とくしまチャイルドラインを考える会
後援:特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター
日程:
第1回公開講座 チャイルドラインとは〜重要な受け手の役割〜
   10月12日(月)午後2〜4時
   講師:上野和子さん(NPO法人ひろしまチャイルドライン理事長)
第2回公開講座 子ども達の心と環境〜生きる力にきづく〜
   10月18日(日)午前10〜12時
   講師:曾我部誠(スクールカウンセラー、心療内科心理職)
第3回公開講座 子どもの権利〜子どもを信じて支援する〜
    10月18日(日)午後1〜3時
    講師:市場恵子(社会心理学講師・カウンセラー)
第4回公開講座 徳島の子どもの声を知る〜電話の傾向と相談内容〜
    11月8日(日)午前10〜12時
    講師:槙納順子、田岡吉加、小倉知子(徳島県こども女性相談センター)
第5回 聴くということ〜子どもの声を聴く身構え・心構え〜
    11月8日(日)午後1〜3時
    講師:内田考(香川県スクールソーシャルワーカー)
第6回 対等な関係をつくる〜コミュニケーションを育てる〜
    11月28日(土)午前10〜12時
    講師:林三知男(NPO法人フリースクール阿波風月庵理事長)
第7回公開講座 思春期のこころとから〜現代の性の常識・基礎知識〜
    11月28日(土)午後1〜3時
    講師:徳永桂子(思春期保健相談士)
第8回 傷ついた子どもを受け止める〜愛着障害を持つ子どもの現状〜
    12月6日(日)午前10〜12時
    講師:山崎健二(徳島児童ホーム園長)
第9回 具体的事例を想定してのロールプレイ〜やってみようチャイルドライン〜
    12月6日(日)午後1〜3時
    講師:阿利孝子(阿南市役所こども相談室)
第10回チャイルドラインの基本的応答のロールプレイ
    12月13日(日)午後1〜3時
    講師:曾我部誠(スクールカウンセラー、心療内科心理職)
Posted by 地域支援ネット そよ風 at 13:46 | 子どもへの対応 | この記事のURL | コメント(0)