港南台第一中学校の二年生が今日から2日間の職業体験。
朝から開店準備や小箱の整理、写真撮影など男子3人、
なごやかなムードで手伝ってくれました。
「こんにちは！」お客様への声かけもしっかりと。
学校を訪ねるとみんなが挨拶をしてくれる一中生なので
さすがです。

お昼過ぎの事。創作七宝作家の二宮さんが久しぶりに来店され、
七宝焼きのその繊細な作品を見せながらいろんなお話をして下
さいました。



定年後に始めた七宝焼に魅了されて20年余り。
七宝焼の輝きを玉にしたいと独自の製法を研究。特許もお持ちです。
「誰も思いつかない事を発見するのは楽しいよね」



若い頃からトロンボーンが好きで仕事のすがら横響団員として演奏して
いた二宮さんですが、体力の限界を感じて引退した今は音楽への思いを
七宝の「オーケストラ」に託しています。「100人のオーケストラ」
作品にはトロンボーンを吹く二宮さんの姿も。
今日は、特別に黒猫のソリストたちを見せていただきました。弦の1本
1本まで創るのが二宮さんのこだわり。



「絵心ない、不器用だから…。そんなの関係ないよ。
若いうちにさぁ、なんでもやってみたらいいんだよ。
人がつまらないと思うことは発見。特別なことになる」



優しく笑いながらみんなにエールを下さいました。
さて、2日目はどんな出会いが中学生に訪れるでしょうか。