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レインボー・アドボケイツ東北

東北地方の多様な性の当事者たちが、
生きやすくなるための施策を提言してゆきます。


自由民主党宮城県連合会・政調会との懇談を行いました

[2019年02月08日(Fri)]
「みやぎで多様な性とともに生きる有志の会」として自民党宮城県連に要望していましたが、昨日2月7日に懇談が実現しました。
呼びかけ団体である当団体から、小浜、山形、小野寺の3名が参加し、
自民党県連政調会からは、下記のみなさんが参加していただきました。

政調会長 細川雄一様   
http://y-hosokawa.jp/
政調副会長 守屋守武様  
http://www.pref.miyagi.jp/site/kengikai/mori.html
政調副会長 深谷晃祐様  
http://www.fukayakousuke.jp/
政調副会長 松本由男様  
https://1476930257.jimdo.com/
政調副会長 門傳英慈様(ご都合により欠席) 
http://monden-eiji.jp/
幹事長 石川光次郎様  
http://www.mitsujiro.com/

仙台市議会開会の日でお忙しい中にも関わらず、1時間にわたって意見交換させていただきました。

「多様な性をめぐる現状と課題 〜教育・福祉・制度について」
とテーマを設定しましたが、まずは顔合わせとしてこちらの3名からセクシュアリティと普段の生活について紹介した後、基本的な用語の解説や性の多様性の考え方などをお話しました。県連のみなさんからは具体的な疑問について聞いていただき、生活者としての性的マイノリティの存在について、セクシュアリティに気づくまでの過程について、選挙など社会参加する際の困難についてなど説明しました。
自民党地方議員のみなさんは多様な性について、未だ十分な理解のない中その考え方も一人ひとり差があること、住民としてあたりまえにいるという前提でこれから考えていく必要があることなどお話いただきました。
終始和やかに話は進み、今後、具体的な施策について情報交換し協力しあうことを確認し、懇談を終えることができました。

自民党代議士の無理解な発言から要請したことでしたが、実際に顔をつき合わせて関係を築いてゆくことこそが重要であると実感できました。

有志の会として、要請に加わってくださったみなさんに御礼申し上げます。今後も思想信条に関わらず多くの方との関係作りに、協力していただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

事の発端の要請書はこちら
https://blog.canpan.info/touhokurainbowadv/archive/35

IMG_20190208_191001.jpg

宮城県自死対策計画に性的マイノリティに関する項目が盛り込まれました

[2019年02月08日(Fri)]
昨年行われた宮城県自死対策計画中間案へのパブリックコメントについて、結果が公表されていました。性的マイノリティに関する記述を盛り込む意見を提出しましたが、以下の5箇所に関連する記述が盛り込まれました。
現状と課題、基本方針、具体的な取組みにわたる内容で、意見をしっかり受け止めてもらえたと感じています。今後、取組みの推進に協力していきたいと思います。


★修正のあった箇所

第2章 自死の現状と課題
2 重点的に取り組むべき課題
(6)子ども・若者関連問題
『(中略)子ども・若者は、成長過程で社会や集団と自己との関係において、様々な課題や悩みを抱えることが多く、いじめ、不登校、児童虐待、性暴力被害、ひきこもり、性的マイノリティに対する偏見等の「生きることの阻害要因(自死のリスク要因)」にも遭遇しがちです。また、思春期には精神的な安定を失いやすくなったり、青年期に受けた心の傷は生涯にわたる影響が懸念されることなど、若年層の自死対策は人生を生き抜く土台づくりとしても重要です。(以下略)』
一部(P13)


第3章 自死対策の考え方
2 自死対策の基本的な方針
(2)生きることの包括的な支援を推進する
『多重債務や生活困窮、介護、ひきこもり、児童虐待、性暴力被害、性的マイノリティ等の分野に関わる「生きることの阻害要因(自死のリスク要因)」が、心身の健康や自己肯定感の向上、信頼できる人間関係の構築等の「生きることの促進要因(自死に対する保護要因)」を上回ったときに自死のリスクが高まることから、「生きることの阻害要因」を減らし「生きることの促進要因」を増やす取組の両方を同時に展開していく必要があります。このため、関係するあらゆる機関や施策を総動員し、生きることの包括的な支援を推進します。』
一部(P15)

(3)関係機関・施策が連携し総合的な取組を推進する
第3章の2の(3)
『(中略)多重債務や生活困窮、介護、ひきこもり、児童虐待、性暴力被害、性的マイノリティ等様々な分野で生きる支援にあたる方々が、それぞれ自死対策の一翼を担っているという意識を共有するとともに、宮城県自死対策推進会議や市町村の自死関係協議会等を通じた連携を構築し、総合的な支援体制づくりを推進します。』
一部(P15)


第4章 自死対策推進の具体的な取組
1 重点施策と施策の方向性
(6)子ども・若者への対応
『イ子ども・若者は、その成長過程において多様かつ特有の悩みを抱えます。教育機関におけるカウンセリング等の取組をはじめ、児童虐待、性暴力被害、ひきこもり、性的マイノリティ等に関する相談体制の充実や、広く子ども・若者を取り巻く関係者への研修、地域における児童福祉に関わる機関との連携等を推進します。』
一部(P18)

2 基本的施策と取組方針
(2)県民一人ひとりの気づきと見守りを促す
『ニ無理解や偏見等の社会的要因によって、自殺念慮を抱えることもある性的マイノリティについて、社会や地域における理解促進の取組を推進します。』
一部(P18)


http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/syoufuku/scplan-public.html

宮城県自死対策計画.pdf
宮城県自死対策計画パブコメ結果.pdf
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