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鳥取アディクション連絡会ブログ

現在、薬物依存をはじめ、アルコールやタバコ(ニコチン)などの物質依存、そして、買い物依存、ゲーム依存、ネット依存などの依存症(アディクション)がさまざまな社会問題を引き起こしています。

鳥取アディクション連絡会は、依存症に関連した各団体や個人が結集して、これらの依存症全般について、その現状と回復を広く市民に理解してもらうように学習および啓発活動を行うことを目的とした団体であり、平成25年3月20日に設立いたしました。今後、アディクションフォーラム等の啓発・交流・研修事業を予定しています。


〜NA鳥取グループ〜 〜オープンスピーカーズミーティング〜 [2013年10月12日(Sat)]
−なぜ、わたしたちはここにいるのか−

〜NA鳥取グループ〜
〜オープンスピーカーズミーティング〜


日時:H25年11月9日(土)

時間:AM10:00〜PM4:00

会場:鳥取市さわやか会館(鳥取市富安2丁目96)

 *駐車場は無料ですが、満車の場合は近隣の駐車場であれば3時間無料になります。

連絡先(NA鳥取グループ):080-6317-1152

鳥取Gイベントチラシ.jpg


 NAの集まりにつながるまで私たちは、自分の人生がどうにもならなくなっていたし、他の人たちのように生きることも人生を楽しむこともできなくなっていた。私たちは違う楽しみを探さなければならなかった。
 中国エリアで薬物依存症からの回復を目指す仲間があつまり、一人だけでは自分の問題は解決しないと分かりました。わたしたちのミーティングではわたしたちの問題や経験を分かち合い、薬物の力に頼らない新しい生き方を見つけ楽しんでいます。
 今回わたしたちの地域、鳥取県でオープンスピーカーズミ―ティングを開催します。どなたでも参加できますので、ご家族の方やご友人もぜひ!ご参加ください。

メモ案内
鳥取Gイベントチラシ.pdf
アルコール健康障害対策基本法(仮称)の制定を求める意見書が提出されます [2013年10月12日(Sat)]
 鳥取県議会9月定例会において、本連絡会の構成団体である「NPO法人鳥取県断酒会」様が議案提出し、審議頂いていた『アルコール健康障害対策基本法(仮称)の制定を求める意見書の提出について』が可決されました。

『アルコール健康障害対策基本法(仮称)の制定を求める意見書の提出について』
 http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/771162/chinjyo_fukushi25-14.pdf

議員提出議案第3号
アルコール健康障害対策基本法(仮称)の制定を求める意見書
 http://www.pref.tottori.lg.jp/207516.htm

アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク(アル法ネット)
 http://alhonet.jp/

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議員提出議案第3号

アルコール健康障害対策基本法(仮称)の制定を求める意見書

 この議案を別紙のとおり提出する。
  平成25年10月8日 


斉木 正一
伊藤 保
浜崎 晋一 
興治 英夫
伊藤 美都夫
稲田 寿久
藤縄 喜和
上村 忠史
横山 隆義
内田 博長


アルコール健康障害対策基本法(仮称)の制定を求める意見書

 アルコール飲料は、古くから生活の中で親しまれており、これを適度に楽しむことは、私たちの暮らしに潤いを与える等の効能をもたらすほか、人間関係の円滑化を図る有効な手段としても利用されている。 

 その一方で、アルコール飲料の過度な摂取は、肝臓をはじめとした臓器の疾患、生活習慣病、アルコール依存症等の心身の健康障害の原因となり、本人を蝕むだけでなく、家族の人生にも深刻な影響を及ぼすほか、飲酒運転や暴力事件等の犯罪の誘因となり、重大な社会問題にもなっている。わが国において、こうしたアルコール依存症患者は、平成15年に行われた全国調査の時点で既に約80万人、その予備群を含めると約440万人にも上ると推計されている。

 国際的には、世界保健機関(WHO)が平成22年に「アルコールの有害な使用を低減する世界戦略」を全会一致で採択し、「国が適切な行動をとれば、アルコールの有害な使用は低減できる」として、加盟国に施策の推進と報告を求めており、既に多くの国々が対策に取り組んでいるところである。 

  しかしながら、わが国ではアルコールによる心身の健康障害や、アルコールに関連して生じる暴力、飲酒運転等について、個人だけでなくその家族、社会にも取り返しがつかない損害を与える蓋然性の点から見て問題があるにもかかわらず、総合的な施策を定めた法律がなく、十分な対策が講じられていないのが現状であり、世界に対して非常に遅れていると言わざるを得ない。

 よって国におかれては、アルコールに係る課題についての対策を総合的かつ計画的に推進し、国民の健康を保護するとともに、安心して暮らすことのできる社会の実現に資するため、アルコール健康障害対策基本法(仮称)を早急に制定されるよう強く要望する。 



 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


   平成  年  月  日


                      鳥 取 県 議 会


衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣 様
厚生労働大臣