こんにちは! ドリーです
寒いですね〜、息子からもらった風邪がまだ治りません・・・
というか、ぶりかえしたような気がします
先週入荷したばかりの新着図書から、
九戸郡在住の石野晶さんの本をご紹介します。
『月のさなぎ』 石野 晶 著、新潮社 刊
数千人に一人の割合で生まれる性別を持たない子ども、「月童子(げつどうし)」。
病原菌への抵抗力がなく、一般社会で生きることが困難なため、生まれてすぐ外の世界から隔絶される。
「月童子」たちは、幼児期は専用の病院で過ごし、6歳になる頃に森の中の学園に入学。
やがて18歳になる頃に性別が確定し、ひとり、またひとりと外の世界に巣立っていく。
「学園の貴公子」と称される薄荷(はっか)は、外界から侵入した少年と恋に落ちる。
少年への気持ちと、ルームメイトとの絆にゆれる薄荷。
いつしか少年への気持ちが大きくなり、森を抜け外の世界へ脱出しようとするが・・・。
17歳の薄荷の身体と心は、意思とうらはらに変わりはじめる−。
この作品は、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しました
ファンタジーとサスペンスを織り交ぜた小説でした。
田舎の風景についての描写が出てきますが、この地域の風景なんだろうな〜
と思いながら読みました。
みなさまもぜひ♪
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