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満員御礼 おやこ劇場バザー [2011年02月27日(Sun)]
 さて、26日(土)は毎年恒例のおやこ劇場バザーでした。
 今年は、時間を1時間延長してたっぷりお楽しみいただけたと思います。
 手作り品のテーブルに群がる人の波をかきわけ、ちょ〜かわいいグッズたちをゲットできた私ですが、皆さんはいかがでしたか。私は食べ物のコーナーにいたのですが、手作りお菓子もスープもおぜんぜいもおいしかったよ〜。おやこ劇場のバザーはやっぱり手作りが欠かせませんね。
 子どもコーナーもたくさんのお客さんでにぎわっていました。バザーだけやっていれば、利益は出るのですが、楽しむってことがそれ以上に大事なんですよね。お母さんがお手伝いやお買い物で忙しいあいだ、子どもたちが楽しい時間をすごせること。それはとっても大切なことです。
 小学校高学年の子どもたちが、あちこちでさりげなくお手伝いをしていたり、ふろしき市で小さな子どもたちにやさしく対応している姿。おっきなお兄さんから買ったカードをうれしそうにお母さんに見せている坊やもいました。
 もっとうれしいのは、久しぶりに出会う会員さんたちの笑顔。お友達同士で誘いあわせて来ておられて楽しんでくださっているのを見ると、バザーの意義って私たちが思っているよりずっとずっと大きいなぁと感じます。
 今年のバザーはあなたの心になにを残しましたか。
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 21:25
草原の風になりたい(2) [2011年02月22日(Tue)]
 モンゴルに帰ったツォゴー君は、半年もたたないうちに夢をかなえていました。もう一度草原に立つこと。馬に乗って草原の風になること。それがツォゴー君の夢でした。
 それから4年が過ぎ、成長とともに体に合わなくなった義足を取り替えるためにツォゴー君が来日しました。このとき、ツォゴー君に会いにきた一人の少女がいたそうです。村尾さんが手紙とともに送ってくださった山陰中央新報の記事で紹介されていました。
 当時不登校だった彼女は『草原の風になりたい』を読んで、ツォゴー君に励まされたことを伝えにきたのでした。二人は握手をして、誓い合い、時間はかかったそうですが、彼女は学校にもどりました。今では二人の子のお母さんだそうです。多くの人に支えられ、励まされたツォゴー君はいつのまにか励ます側にたっていたのです。
 この記事を書いた南木晃記者はこう書いています。
 「一人の少年が両足を失ったのは、想像もできないぐらいの不幸だったと思う。しかし、その後の、オツィル君(ツォゴー)は、恵まれていたのではないか。島根モンゴル協会の人たちとの出会い。遠い日本で義足をプレゼントし、家族同様に面倒見てくれる中村家の人や、社員との出会いが、オツィル君の大きな宝物となったのではないか。」

 幸せとはそんなものではないでしょうか。どんなに恵まれた環境にいても、幸せを感じられない人は、幸せにはなれません。子どもたちには、幸せを感じる力をしっかり身につけてほしいと思います。それは、ありがたさを感じる力と同義かもしれません。出会いを大切に、どんな不幸のなかでも、幸せになれる人に育ってほしいなと思うし、自分もそうなりたいものです。
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 21:47
おやこ劇場バザー [2011年02月21日(Mon)]
 ついに今週末、一年の活動の総決算(おおげさ?)バザーです。
 2月26日(土)11時よりとりぎん文化会館で年に一度の大バザーを開催します。
 おやこ劇場のバザーの特徴は、大人も子どもも楽しめること。「あなたにとっては要らないものでも、わたしにとっては掘り出しもの」を合言葉に、贈答品などのリサイクルバザー。状態が良い、ブランド品もいっぱいで大人気の子ども古着ショップ。会員が頭をひねって、こつこつがんばりました、手作り品の数々。みんなでワイワイ楽しんで焼いたお菓子たち。
 子どものコーナーも充実。まずは、子どもの子どもによる子どものためのフリーマーケット「ふろしき市」もう使わなくなったおもちゃなどを年下の子に安く譲り渡すという、心あたたまるエコな催しです。お店屋さんごっこを楽しみに待っている子ども店長が張り切ります。
その他、魚釣りやあめすくいをはじめとする楽しいゲーム、工作コーナー、わたがし、ポップコーン、影絵遊びなど、たっぷり遊べるバザーです。2時からのお話のへやでは、絵本の読み聞かせや最後の大抽選会も毎年恒例のお楽しみです。
 疲れたらカフェで一休み。サンドウィッチをはじめとするパンや飲み物を販売します。あたたかいスープやおぜんざいもありますので、ぜひおためしください。
 そして、湖山の工房バクバクさんのおいしいお菓子も販売決定です。去年はクッキーやプリンが大人気でした。今年はどんなお菓子を持ってきてくれるのかな。楽しみですね。
 いっぱい遊べて、一日中たっぷり楽しめるおやこ劇場のバザー。親子そろってぜひ来てみてね。
 そうそう、鳥取おやこ劇場のバザーは毎年エコバザーに挑戦しています。ゴミの持ち帰りエコバッグ持参にご協力くださいね。

2011年2月26日(土) 11時〜15時
    とりぎん文化会館1階
    問い合わせ 0857−24−6680 鳥取おやこ劇場事務局
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 20:33
草原の風になりたい(1) [2011年02月19日(Sat)]
 「クラウディアの祈り」の作者、村尾靖子さんから、思いがけずお手紙をいただきました。
 モンゴルの少年ツォゴー君と日本の一人の少女のすてきなエピソードが書いてありましたので、がんばって2回シリーズで紹介させていただきたいと思います。
 タイトルの『草原の風になりたい』は1998年に岩崎書店から発行された村尾さんの著書の題名です。
 1996年にモンゴルの大草原で未曾有の大火災が発生しました。そのとき、羊たちを助けようとして両足に大火傷を負い、両足切断を余儀なくされた14歳の少年がいました。彼の名前はツォゴー。乗馬が得意で、学校の休みには祖父母の家で羊の放牧の世話をしていました。
 モンゴルとの交流のために働いていた松江市の宇田祥子さんと広島市の小川順子さんという二人の女性が、この火災を心配してモンゴルへ飛びます。飛行機の中で二人が出会いツォゴーに会いに行くことを決めたことからこの大きな愛の物語が始まります。日本に戻った二人はツォゴーのために募金運動をはじめました。
 大田市に中村ブレイスという義足や義手を作っている会社があります。宇田さんにツォゴーのことを相談された社長の中村俊郎さんが彼のために義足をつくってあげることを決心します。しかし、旅行者としてツォゴーが日本に滞在できるのは2週間。その間に型をとり義足を作り、歩行訓練をできるだけするというのは無謀にも思える計画でした。大変な苦労になるとわかっていながら、中村社長が引き受けた理由とは。来日中ツォゴー父子は中村さんの自宅に滞在されたのですが、奥様をはじめ家族の理解と協力が無くてはできないことでありました。文化の違い、そして歩行訓練の想像を絶するような辛さ、そこからくるストレス。すべてを受け入れた中村社長と家族と中村ブレイスの社員たちのチームワークのすばらしさ。
 この『草原の風になりたい』という本は、小学校高学年くらいの子にぜひ一度読んでもらいたいお話です。素直で伸びやかでたくましいモンゴルの少年ツォゴーのさわやかさ。お隣の県島根でのお話ですが、登場する日本人が、みな優しくてまじめで一生懸命です。このごろ、テレビを見ていると、いやな話ばかり耳にすることが多いのですが、日本人の多くはまだこういう気持ちを持っているのではないかなと思いますし、子どもたちに本当にすばらしい生き方というのは、派手に目立ったりほめられたりしなくても、こういう小さな愛の輪を広げていける生き方なんだと伝えることができると思います。事務局においてありますので、ぜひ一度手にとってみてください。(明日は後日談)
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 15:18
たくじ〜’ズ News [2011年02月11日(Fri)]
 日本海新聞をとっておられる鳥取県東部のみなさま、今日のどっさり入った広告のなかにたくじ〜’ズ News 3号がはいっているのに気づかれたでしょうか。
 とうとう最終号となりました。今まで以上に気合のはいった出来となりました。
 託児つきイベントは冬で少なかったのを、博物館や用瀬の雛がたり実行委員会にお願いして託児をつけてもらったおかげで、5イベントを掲載することができました。やった!!
 前鳥取県教育長の中永先生のインタビューはいかがでしたか?日本海新聞の潮流に書いておられる文章にほれこみ、みんなで米子まで行ってしまいました。中永先生はとても話しやすく、穏やかで情熱があって、お話できて本当によかったです。とても良いことが書いてありますので、ちゃんと読んでくださいね。
 また、託児豆知識のコーナーは、鳥取市叶の芦原小児科の芦原先生に、この時期気になる子どもの病気について聞いてきました。芦原先生もとても誠実な方で、ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくださいました。こちらのインタビューも実はとても長くて、みなさんにお伝えしたいことがいっぱいあったのですが、紙面の関係で短くしなくてはならなかったのは、とても残念でした。
 おでかけ情報もイベントカレンダーにのせています。寒いからって、家にばかりこもっていないで、親子でおでかけしてくださいね。楽しそうなイベントがたくさんありますよ。
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 16:18
線路にシカ!? [2011年02月08日(Tue)]
 先週、神戸に行って帰りのJRでのことです。
 智頭駅で「ただいま、対向列車の特急いなばが小動物にぶつかった模様です。列車が少々遅れます。」
「ただいま、特急いなばが小動物にぶつかった後の点検をしております。もう少しお待ちください。」とアナウンスが。
 小動物ってなんだろうなと思っているうちに列車は発車しました。しか〜し、10分ほど行ったところで、急停止。今度はろうばいした声で「ただいま、線路上にシカがおりまして、列車が停車しております。」「線路上にシカがおりまして、ただいま、作業員の到着を待っています。」なかなか作業が始まらない様子。いったいいつまで待てばいいんだろうと思っていたら、「ただいま、作業員が到着しました。これからシカを除去します。」結局、発車まで2時間近く待たされました。特急いなばがぶつかった小動物はシカだったのでしょうか。シカは生きたシカだったのか、死んでいたのか。謎を残したまま鳥取に帰り着いたわけですが、ホントに大変でした。
 翌日YAHOOニュースに全国的にシカのせいでJRが停車したり、遅れる事件が多発していると出ていて、びっくりしました。北海道とか、大変みたいですね。大雪でシカも山で食べ物を探せなくなっているのでしょうか。人間と動物との共生、なかなか難しいですね。
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 20:46
あぁ、素晴らしい手作り [2011年02月07日(Mon)]
 今日は久松ブロックはバザーのお仕事会でした。バザーもあと3週間後ということで、当日の人員配置だのタイムテーブルだのと忙しいこと。
 しかし、みんなで集まって手作り品を作るのは本当に楽しいね〜。「かわいい〜」と叫んでしまいそうなアイディアを次々出してくれる人がいるから、ぶきっちょな私も、ウキウキ仕事ができます。といっても、動いているのは圧倒的に手より口ですけどね。
 実は、最近は手作り品はなかなか売れなくなっています。みんな安いものは買うんだけど、手作りに価値を感じなくなっているのかなぁ。雑貨やさんなんかに行けば、海外で作った手作りの品も驚くほど安い値段で売られていたりするから、ありがたみが薄れたのかなぁ。
 でも、こうやってみんなで集まって、得意な人も不得意な人もがんばって作るのがいいなぁと思うんです。
 無駄は省いて、効率的に、合理的にって言ううちに、大切なものは手のひらからこぼれおちてしまうように思います。集まること、教えあうこと、おしゃべりすること、「できた」と喜びを感じること。上手にできなくても、その時間がかけがえのないものだなぁと思います。
 ブロックのアイディアウーマンたちに感謝。今年もこの時間がもてて本当にうれしいな笑顔
 
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 17:00
ひさしぶり更新 [2011年02月04日(Fri)]
 さて、久しぶりです。娘の受験にすっかりふりまわされてしまっている最近の私です。
 1週間前の日本海新聞の潮流に前鳥取県教育長の中永廣樹先生が「言葉の力を育むということ」という文を寄せておられました。
 最近の日本語の乱れというのでしょうか「言葉の使い方がぞんざいになり、語彙も貧弱になった」ことを嘆いておられるのですが、その原因として、4つのことをあげておられます。
 第一にいわゆる活字離れ。本や活字を以前より読まなくなり、手紙や日記を書かなくなることから文章語にふれることが減ってきたということ。第二にインターネットやケータイの普及により、コミュニケーションの主流がおしゃべり言葉、会話語に変わったこと。第三にファッション的な言葉を使いたがる傾向。仲間や集団からはずれないように同じ言葉を使うことにすがりつく風潮のことです。第四に言葉を裏打ちする、言葉を支える経験・体験が少なくなり、重みを伴った豊かな自分の言葉の獲得が難しくなってきているということ。
 このなかで、子どもをもつ親として特に注目してみたいのが4番目です。子どもが言葉を習得するときのことを考えてみます。たしかにテレビの前にすわって、ETのように言葉を覚えていくことも可能でしょうが、「甘い、すっぱい、おいしい」という味覚と「リンゴ」という言葉が結びついたり、「大きい、青い、風がくる、独特の匂いがする」という五感と「海」という言葉が結びついたりするように、目の前にある経験とともに覚えた言葉というのは、ずっと豊かな特別な言葉であるように思います。
 お母さんと土手でつんだ「つくし」そのあと、料理して食べて苦さにおどろいたりしたら、大きくなってから「土筆」という漢字を覚えるのも、なんだか楽しい気がします。
 親子でたくさんの体験をすること。感動をすること。それは誰もが持っている言葉という大きな入れ物を、自分だけの特別な素晴らしい宝箱に変えていくことにつながるでしょう。それは、親として子どもに渡してあげられるすてきな宝物だと思いませんか?なにげない言葉のひとつひとつに、愛情を少しずつふりかけてあげるような。
 親子で、劇や人形劇や音楽などを見ることも、子どもの頭の中で、いくつもの新しい言葉や前から知っている言葉に特別な意味を持たせたり、お母さんやお父さんとの思いでをつけ加えたりするのでしょうね。
 言葉についての文章を書いている割には、うまく伝え切れていないようなもどかしさを感じますが、言葉を習得中の子どもたちというのは、傍らで見ているものをワクワクさせてくれます。どうか、その短いときを逃さず、大切に、豊かな言葉を身につけていってほしいと願わずにはいられません。
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 08:59
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