究極の幸せ [2009年11月20日(Fri)]
昨日、娘が見ていたテレビ番組で良い言葉とであいました。
その番組は、50年近く前、まだ知的障害者を雇用する会社がなかったころ、他社にさきがけて知的障害者の雇用に踏み切った会社のドキュメンタリーだったのですが、そのなかで会社の専務さんがさまざまな壁にぶつかって悩んだ果て、一人の住職さんに尋ねたのです。 「なぜ、彼ら(知的障害者)は、あんなに働きたいのだろう。」 住職は答えます。 「それはあたりまえのことなのです。人間には4つの究極の幸せというものがあります。一つ目は愛されること。二つ目はほめられること。3つ目は他人の役にたつこと。4つ目は必要とされること。このうちの3つは、仕事をすることで得られるのですから、人はだれも働きたいと思うのがあたりまえなのです。」 なんか、感動してしまいました。時代は変わり、ニートとか、引きこもりとかさまざまな言葉がうまれています。究極の幸せを一つも手にいれられない、いれなくてもかまわないという人たちがいます。 この会社に一番最初に雇用された女性は、今もまだ会社で働き続けていました。「50年一度も遅刻したことはありません。欠勤したこともありません。このまえ、お母さんが『50年も働いてくれてありがとう』といってくれました。嬉しかったです。」本当に美しい笑顔でした。 |
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おやこ劇場でまってるよ
at 22:39