• もっと見る
友だち追加
最新記事
<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
三びきのやぎのがらがらどん [2011年04月22日(Fri)]
 鳥取おやこ劇場の5月の低学年例会は人形劇団プークの「三びきのやぎのがらがらどん/ぼちぼちいこか」です。
 人形劇団プークは80年以上の歴史をもつ、国内外を問わず広く活動している人気、実力ともトップクラスの人形劇団です。映像部門のスタジオ・ノーヴァはNHK教育テレビをはじめさまざまなメディアに作品を提供しているので、皆さんも一度はプークの人形を目にしていると思います。「いないいないばあっ」のワンワン、「ココリコミラクルタイプ」のミラクルさん、「ざわざわ森のがんこちゃん」、最近では「新・三銃士」など子どもたちの大好きなキャラクターを生み出しているのが人形劇団プークなのです。もちろん、全国のおやこ劇場や学校で公演を行い、毎年多くの子どもと大人を楽しませています。
 今回上演される「三びきのやぎのがらがらどん/ぼちぼちいこか」はプークでずっと愛されてきた作品の再演です。「三びきのやぎのがらがらどん」の原作は北欧の民話で、幼稚園や保育園で長年にわたって子どもたちに大人気の超ロングセラー絵本。ダイナミックな絵とリズミカルな繰り返しのお話が楽しくて、何度も読んでもらってすっかり覚えている子も多いのでは。昔人形劇団クラルテの松本則子さんが、このお話について「これはね、家族の愛と信頼のお話なの。ヤギたちはお腹がすいて、このまま何もしなかったら死んでしまう。しかし、橋の下にはトロルがいる。智恵をしぼって、3匹とも助かる唯一の道はこれしかなかったの。お父さんは、強い、絶対に負けないとお母さんと子どもが信頼しているからこそ、こういうお話になったのよ。」と語っておられて、ひどく感心したことを思い出します。3びきが家族とは書いてありませんから、これは松本さんの解釈ですが、そういうことも感じるからこそ、子どもたちはこのお話が好きなのかもしれませんね。
 もう、子どもに絵本を読んでやることも、誰かが読んでくれることもなくなってしまった私ですが、この日は童心にもどって、リズミカルな繰り返しを楽しみたいなと思っています。それにしても、幼稚園のお子さんをもつお母さんがうらやましいな。きっと、人形劇を見た後も、何度も何度も絵本を読むのでしょうね。

三びきのやぎのがらがらどん
Posted by おやこ劇場でまってるよ at 20:04
この記事のURL
https://blog.canpan.info/torioyako/archive/236
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント
プロフィール

鳥取おやこ劇場さんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/torioyako/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/torioyako/index2_0.xml