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変われ!日本人の人間関係 [2015年12月21日(Mon)]

作文の時間。
子どもたちが書いた作文をもとに
色々なことについて話し合っています。
ある子がこんな作文を書きました。

ブラジルと日本では社会の習慣や人間関係が違うと思う。
日本人は新しい人と知り合いたくないみたい。
でも、困っている人がいたら日本人は(知らない人でも)助ける。
日本人の人間関係が変われば、ブラジル人はもっと住みやすくなると思う。

と、大体こんな感じです。よく見てよく考えているなと感心します。
じゃあ、ブラジルと日本だけがそんなに人間関係(人との付き合い方や対人距離)が
違うのでしょうか???

挨拶の習慣は国によってどう違うの?
電車やバスの中で知らない人と話す??
こんな身近なテーマにいついて
クラスにいるフィリピンや中国の子にも話を聞きながら
ボランティアの大学生にも参加してもらって比べてみました。

授業の中でできるだけ色々な人に話を聞いて分かったことは
特に、ブラジルと日本、この二つの国が特に「両極端」のようらしい
ということでした。

日本人は冷たい とよくブラジルの方に言われる理由が少しわかった気がしました。

日本人は道や電車の中で知り合いじゃない人とは話したりしませんけど
ブラジル人はそうじゃないそうです。隣に座った人とは知らない人でも
言葉を交わす。知り合いたいと思う、それが普通だ、というのです。

世の中には知り合いじゃない人の方が多いわけだから、
傍から見ていると、黙って座っている日本人は冷たい感じがするんだなと。

「でも、知り合ったら優しい人が多い、多くの人はマナーがいい」
「日本にずっと住んでいるけど今まで親切じゃない日本人は4人だけだった。」
という保護者の意見もありました。

私にできることは、”そのように見えているということを知る”こと。
そして、そのことを”たくさんの日本人に知ってもらうこと”かなぁと思ったのでした。

そうすれば日本はもっと住みやすい国になる  かな?


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