月刊『TOMO』連載の被災地支援とりくみ紹介 [2014年05月30日(Fri)]
こんにちは、TOMO市のウリです。 このブログを再開する少し前のことですが、TOMO市ではこの3月に 「あの日から3年… 今、わたしたちにできること」として、 きょうされん内外に向け被災地支援の呼びかけを行なっていました。 きょうされんの発行する雑誌『TOMO』では、 全国で取り組まれた被災地支援について、 外部の方に寄稿をお願いして1月〜3月に特集を組みました。 <きょうされん公式ページの記事> http://www.kyosaren.com/eastJapan/2014/02/post-21.html このブログでも掲載させていただきます。 (ホームページからは記事の全文にリンクしています) きょうされんの機関紙、『月刊きょうされんTOMO』2014年1月号より、 「東日本大震災から2年 あの日の記憶」のコーナーで 各地の"東北物産展"を通しての被災地支援のとりくみのようすをお伝えしています。 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ STORY.1 希望の種が蒔かれた日 (大阪・愛光保育園) ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 10年後、20年後の子どもたちに『その時、先生は何をしてたの?』とたずねられた時、 胸をはって『応援市をやってたよ。みんなでできることをしたんだよ』と言いたい。 その思いだけで突き進んできました」という大阪の保育士さんの寄稿です。 TOMO市と出合ったことで被災地に生きる人々とのつながりが生まれ、 これまでより何倍も被災地を近くに感じながらのバザーとなったそうです。 販売を手伝ってくれる子どもたちが、 親にかりんとうを製造しているメンバーの写真を見せながら 「いろんな人がおるんやで。いろんな仕事もあるねんで。 でもその人にしかできひん仕事があるから大丈夫なんやで」 と一生懸命に説明してくれたというエピソードが心に深く響きます。 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ STORY.2 小さな支援をプラスして (滋賀県トラック青年協議会) ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 震災後、岩手・宮城・福島3県の地場商品を購入して販売、 その売上金全額を震災孤児支援として寄付するなどの活動をしてきた方々です。 2013年の被災地支援として3県の商品を購入する際、 インターネットで"TOMO市"のことを知り被災地商品を購入して下さいました。 2013年9月のイベントは小雨の降る中であったにもかかわらず完売、 売上の全額を震災孤児を支援する団体に寄付されたそうです。 「わたしたちの活動は本当に小さなものですが、 全国各地で同じような支援をされている方がたくさんおられること、 今、わたしたちができる小さな支援をプラスしていくことによって 大きな支援となって被災地に届いていると考えています」 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ STORY.3 居ながらにして応援する方法が (東京・ビーンズアクト) ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 東京都練馬区の昔ながらの商店街の中で、 主に珈琲豆を扱っているというビーンズアクトさん。 3.11の後、店を営業しながら何ができるのかと無力感に陥った時期にTOMO市と出合い 「店に居ながらにして応援する方法があるではないか!」 「東日本の品々を、店の"すぺーす"に集めて販売しよう!」 と思い立ち20余りの福祉施設と生産者からご当地商品を送ってもらいます。 回を重ねる中で冷めていく熱気、小さな店がやることにどれほどの意味があるのか、 そんなことも考えながら昨年6月に東北を旅したときにかけられた言葉が印象的でした。 「忘れられてないことが嬉しいのよ」 「細く長くお付き合いいただけることが一番の力になります」 その他にも、沖縄や八丈島など、全国各地で支援の輪が広がっています。 震災から3年を迎えたいま、みなさんもぜひいまできる支援を考えてみてください。 ◆障害のある人たちが働く「作業所」のショッピングモール"TOMO市"◆ http://www.tomoichiba.jp/index.html ↓↓ 毎月『TOMO』が届く賛助会員のお申し込みはコチラ ↓↓ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_859.html ↓↓ 被災地商品の購入を考えている方はコチラ ↓↓ http://www.tomoichiba.jp/s_hisaichi_index.html 個人的な話で恐縮ですが、TOMO市の担当になってすぐ、連載第1回目の 「希望の種が蒔かれた日」 をたまたま目にして、初めて自分がこの仕事で何をするのかを教わった気がしました。 このブログを読んで下さるような方には、一度目を通していただけたらうれしいです。 |