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≪TOMO市メルマガ≫ アートグッズ2017が登場!! No.394 [2017年06月12日(Mon)]
https://blog.canpan.info/tomoichiba/archive/100

≪TOMO市メルマガ≫ アートグッズ2017が登場!! No.394




─T─O─M─O─市─
きょうされんネットショッピングモールTOMO市より、
新着情報をお届けします。

〜 障害のある人の仕事と
       社会をつなぐかけ橋に 〜

- http://www.tomoichiba.jp -

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【 Contents 】
  
 アートグッズ2017が登場!!


【お知らせ】

 ◆新刊 【KSブックレットNo.24】 720円(税込)
 『わたしがつくる わたしのくらし 〜障害のある人の毎日をささえる〜』
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_tomobook_2214.html


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 こんにちは、TOMO市のウリです。
 生活の端々に湿度の高さを感じ、雷の轟音とともに夕立が降ったりと、
 夏の到来を感じさせる季節になりましたね。

 個人的に、過ごしにくさはもちろんあるのですが、
 せっかくなので自分の感覚や身体が季節に呼応していくさまを
 楽しめる自分でいたいな、と思っています。


 さて、毎年そんな時期に登場するのが「アートグッズ」です。
 昨年のグッズデザインコンクールに入賞した障害のある人のアートを
 今年もさまざまな生活用品としてデザインしました。

 全国208カ所1700点の応募のなかから選ばれた作品をもとに作られた
 6点の新作に加え、復刻版として2点のタオルポーチを再入荷。
 すばらしい商品の数々に触れてみてください。

 ◆アートグッズ2017 特集ページ
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_sclp1pc15c1327c2349ss.html

 


 障害のある人の自由で個性豊かな、どこまでも広がっていくアートたちを、
 「商品」としてカタチにしてくださったのは、
 クリエーターの“吉田 マリモ”さんです。( www.marimo-net.jp )

 「商品化する」ということはアートに制約をかけてしまうことでもあって、
 毎年苦労をおかけしているのですが、今年の作品たちとの出会いに、
 とてもステキなコメントを寄せてくださいました。

 「6年目の参加となる今年のコンクールは、
  貼り絵、パソコン画に加え、象形文字、スタンプ画、
  指で描いた作品、共同作品、抽象画など、
  多彩な表現が増えているのが印象的でした。

  みなさんの作品を見ながらいつも感心するのは、
  ”デフォルメ”の上手さです。

  対象をよく観察して、想像力を無限に膨らませる。

  また最近では、パソコン画、貼り絵、抽象画など、
  幅広い表現方法をグッズに出来るようになり、
  個人的にとても嬉しく思います。

  毎年、会場に着いて、
  たくさんの絵画を前にすると不安が飛び去ります。
  『この絵画のここを生かしたいな、面白さを際立たせたいな』と
  様々なイメージが浮かんできます。

  制約のあるデザインの中で、
  2017年も楽しくがんばりたいと思います。」





 ★ 泉州ブランドフェイスタオル〈スタッフがいっぱい&タコ〉1,400円
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_2220.html

 日本タオル産業発祥の地、大阪・泉州で染め上げたタオルが登場。
 表裏なくタオルの柄を表現できる染め抜きで、
 障害のある人のポップなアートを表現しています。2枚セット。

 




 ★ 今治ブランドミニタオル〈ゆき&増殖〉2枚セット 1,200円
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_2221.html

 今年の今治ブランドのミニタオルは
 チャーミングなアートをシックなカラーで織りました。
 折りたたんでポケットに入れられる
 持ち運びにも便利なサイズで使う場所を選びません。

 




 ★ コンパクトエコバッグ〈ふしぎなお山〉(ポーチ付き) 1,300円
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_2222.html

 「ふしぎなお山」のアートがアクセントとして効いた、
 スタイリッシュなデザインのエコバッグ。
 肩にかけて持ち歩けるショルダートートバッグタイプです。

 




 ★ 〈ヤリイカ〉Tシャツ(ホワイトorブラック) 2,000円
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_2223.html

 2017年のアートグッズ一押し!
 ユーモラスな表情をしたイカ柄のTシャツです。
 綿100%で着心地もよいTシャツです。

 




 ★ バンダナ〈オバケ電気星&手を伸ばしても届かないもの〉1,600円
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_2224.html

 障害のある人のアートをいかした鮮やかな色合いのバンダナ。
 髪留めやバッグに付けてちょっとしたアクセサリーに、
 帽子代わりに頭や首に巻く、お弁当を包むなど、
 多彩な用途でお楽しみいただけます。

 




 ★ 風呂敷〈夏のおわりもうすぐ全国大会〉 2,160円
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_2225.html

 貼り絵である原画の立体感が再現された
 カラフルで楽しい風呂敷ができました。
 大判で作られた風呂敷は、テーブルクロス、
 タペストリーにとさまざまなシーンでお使いいただけます。

 




 ★ 復刻版【 自転車 】 タオルポーチ  1,000円
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_2135.html

 

 ★復刻版『ブタさん』タオルポーチ  950円
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_1953.html

 




 5000円以上お買い上げで送料が無料になります!

 障害のある人のアートたちから生まれた商品たちが、
 みなさんの暮らしに彩りを添えられるといいなと思います。
 よろしくお願いします!!

 ◆アートグッズ2017 特集ページ
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_kyousaren_sclp1pc15c1327c2349ss.html

─────────────────────────T─O─M─O─市─

 2016年11月1日よりきょうされん事務局(TOMO市モール管理)は、
 下記の住所へと移転いたしました。

 ・新住所:〒164-0011東京都中野区中央5-41-18東京都生協連会館4F
 ・TEL:03-5385-2223 / FAX:03-5385-2299


 < PICK UP! >

 twitter・blogでは写真付きでオススメ商品などを紹介しています。

 twitter : https://twitter.com/TOMOICHIBA (@TOMOICHIBA)
 Blog   : https://blog.canpan.info/tomoichiba/

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◆◇ 防災グッズ特集ページ ◇◆

 実際に震災を体験された方々の
 “生の声”にしっかりと耳をかたむけ、
 いざ!というときに頼りになる防災セットをご用意しています。

 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/clp1pc15c17c2343c3344o0of0v0.html


■【新刊】

 『 すきなときに すきな人と すきなところへ
   〜 ひろげよう!障害者権利条約! 〜 』

 障害のある当事者の視点から、
 わかりやすく障害者権利条約を紹介しています。
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_tomobook_2159.html


『 えほん 障害者権利条約 』
 
 2014年2月より日本も守ることになった障害者権利条約。
 その誕生からめざすべき社会までを、
 子どもにも、そして誰にでもわかりやすく描いています。
 ⇒ http://www.tomoichiba.jp/s_tomobook_2128.html


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 発行元:きょうされん事務局(TOMO市管理事務局)
 発行担当:ナベ・ウリ・ミヤ・テリー

 ○TOMO市に関するお問い合わせや
  本メールマガジンへのご意見・ご感想は info@tomoichiba.jp まで

 ○メルマガを解除される場合はこちら
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『 温ったか ここに あったか 』
障害のある人たちが働く「作業所」のショッピングモールTOMO市
……………………………………………………………………………………
http://www.tomoichiba.jp   twitter:@TOMOICHIBA
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◇ “アートグッズ”とは? ◇

障害のある人たちが描いたアートを集め、きょうされんの主催するグッズデザインコンクールで入賞したアートをもとにデザインされ商品化されたものです。2017年版に使われているアートは『第9回グッズデザインコンクール』で入賞した作品です。

入賞したアートをもとにデザインをいただいたのは、「“こころ”がちょっとワクワクする、カタチとキッカケを届けたい。」をコンセプトに活動されている吉田マリモさん( www.marimo-net.jp )です。個性的なアートを存分に生かしながら、巧みな配置と色づかいで、素材・フォルムにこだわって製作されています。

1986年に「はたらく仲間のうたカレンダー」が始まってから、今年で29年目を迎えるこの企画。障害のある人たちが描く、個性的で色鮮やかな作品を真ん中に置くというコンセプトはずっと変わらず守り続けながら、毎年、お客様の声やその時代に合わせ、工夫と手直しを繰り返し、製作を行なっています。

障害のある人たちが思い思いに描く作品は、発想にしても、色彩にしても、線の動きにしても、独特で惹きつけられるものばかりです。好きな色を自由につかい、心のうごきを自由に描く。そんな自由に描かれたアートたちが、タオルやTシャツなど、さまざまなグッズなっています。

アートグッズから何を感じるか。アートによって障害のあるなしを超えて響きあう何かが生まれるかもしれない。伝え方も「自由」なように、受けとめるのもそれぞれ「自由」に楽しんでいただき、みなさんの暮らしに彩りを添えられたらと思っています。






◇ “グッズデザインコンクール”とは? ◇

アートグッズのもとになるのは、きょうされんの行うグッズデザインコンクールで入賞した作品たちです。

「第9回グッズデザインコンクール」は、2016年11月16・17日に開催され、全国208カ所から1,700点のご応募をいただきました。そのなかから、カレンダー部門42点とグッズ部門9点の入賞、70点の入選作品が選ばれました。(カレンダー部門の入賞作品は、2018年のカレンダーとして年末に登場する予定です)

障害のある人びとの芸術・創作活動を大切にしたとりくみは、その人の伝える力の原動力を育むための活動としても意味を持っています。「障害者アート」という言葉が社会に広がるずっと前から、きょうされんでは障害のある人の絵画をカレンダーにデザインし、販売を行なってきました。これらのグッズの販売利益は、作業所・事業所等やきょうされんの活動財源、障害のある人の給料などに大切に使わせていただきます。また、多くの方々にこの作品たちを手にとっていただくことで、日々の創造・創作意欲へとつながることを願っています。

 ◆きょうされん第9回グッズデザインコンクール
 http://www.kyosaren.or.jp/business-activity/691/

 ◆第9回グッズデザインコンクール 入賞・入選者発表!
 http://www.kyosaren.or.jp/business-activity/1695/






◇ これまでのアートグッズ ◇

http://www.tomoichiba.jp/clc163c2327ss.html







◇ 考えてみたい話 ◇


グッズデザインコンクールの選考委員長で、きょうされんの芸術活動に30年近くかかわっていただいている、画家の古澤潤先生( http://chicnaute-inart.com/furusawa_01_top.html )にインタビューした記事を一部紹介します。(『きょうされん月間TOMO』2015年11月号より)

(ある作業所の絵のクラブ活動に参加して)

「作業所のみなさんは自分で描きたいと思ったことを描き、そしてその絵にはエネルギーがあり、生命感や、生きている喜びが溢れています。そして何より自由なのです。例えば、絵を描かず、寝る人がいます。絵より文字が好きになった人がいます。絵を描かない人もいます。そんな自由があるのです。」

「もともと絵を描くということは人間のもって生まれた活動なのです。言葉もちゃんと話せない、もちろん字も書けない幼児がクレヨンで描く線は、人間の活動の原点であり、外に向けての最初の意思表示とも言えるのではないでしょうか。」

「絵を上手に描かせるという気持ちは持ちたくないものです。自分が発見し、自分が描きたいと思ったものを描くということ。それを決めるのは障害のある人本人なのです。それが『なにものにも縛られず自由に表現することのすばらしさ』なのです。」

「アートとは教科書通りではないのです。障害のある人の絵は、ハルジオンや野に咲く花のように、自然でさまざまで、そんな美しさなのです。

 職員が一緒に絵を描いてみるのも素晴らしいとりくみになるのではないでしょうか。」

「コンクールに応募される作品は年々表現の幅がひろがっていて、どれも素晴らしいので、選考は本当に大変です。

 入賞作品数をもっと増やせたらいいなと思います。自分の絵がみんなに認められるということも、絵を描くよろこびに大きくつながると思うからです。

 これらの作品の原画をきょうされんの顔として、社会への窓として、もっともっと多くの人に見てもらいたい、知ってもらいたいと思っています。

 そして全国で原画展を開く中で、新しい感覚を取り入れ、新しい価値を見出し、障害のある人と社会とが作品を通してつながり、障害のある人がそれぞれに輝かしい生活をつくりあげるきっかけになればと思うのです。」

「やはり、アートという概念の受け皿はとても広く、これが正解だというものはないように思います。

 しかし大きな共通項もありました。それはアートにとりくむ障害のある人の生き生きとした姿です。アートを始めたきっかけはさまざまでも、自分の表現というエネルギーをそれぞれのキャンパスに刻んでいくみなさんの姿は本当に楽しそうで、光り輝いていました。」

「アートは表現する人がいて、またそれに共感する人がいて、成り立っているのだと強く感じました。

 『障害のある人のアート』は個々の表現であり、仕事になることもあるけれど、周りにいる誰か、また社会と障害のある人をつなぐコミュニケーションツールとしての役割が大きいのではないかと思います。」




また、この特集ではある作業所の職員さんへもインタビューしています。印象に残ったのは、

「アートの魅力の一つは、仲間と職員、仲間と仲間が向き合える時間をゆっくり取れることだと思います。発達の芽を見逃さずに、その場で共感することができるのです。アートというゆっくりとした時間が流れる場所だからこそうまれる、ツナガリがあるのです。」

「『一人ひとりが、その人らしい表現の仕方で生き生きと制作できる場であること』を大切にしてきました。」


という箇所でした。一人ひとりがどんな人生を送ってきたのか、その結果としてどんな表現の仕方でどんな表現が生まれてくるのか、描かれたときそこにどんな人が一緒にいて、どんな空気感に包まれていたのか。そういうプロセスが見えるとまた違った楽しみ方も広がるのかもしれません。






◇ Can you hear " the Voice " ? ◇

最後に20年ほど前にきょうされんが主催した障害のある人の絵画展のパンフレットにあった詩を紹介します。


  「心から心へ」

 あふれる思いに彩られた作品の数々
 じっと見ているといろんな声が聴こえてくる
 自分の思いを言葉で表現すること

 ――障害があるとさらに難しい

 思いを表現することは、
 人と人との関係をゆたかにすること
 
 ――外の世界とのかけ橋が広がっていく

 言葉にならない言葉を何かに託し、
 だれかにわたしの思いを伝えていくこと

 ――それが、「絵画」

 暮らしの中で感じたこと、
 夢やねがいを込めている
 ここに集まった作品はそうして出来あがったもの

 一つひとつの作品に耳を澄ましてください
 聞こえますか、一人ひとりの心の言葉が




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