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国際交流協会ともだちin名取
★Tomodachi in Natori International Relations Association
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寝てる場合じゃない![2011年05月30日(Mon)]
思い出した。

先日 名取市議会を傍聴しました。

どのような取り組みがなされているの分らなかったので、

避難所の方々も時間があるんだから一緒に行く?と

お誘いして出かけました。



その日の話の中で 

市の職員の報酬についてニュースで話題になった件について

どのような経緯だったのか質問されたときの答弁に対して少し悲しかった。



多くの方が避難している今、ボランティアの方々が同じ働きをしている

中で市の職員だけが超過勤務に対して支払いが発生するのは市民の

理解が得られないと思ったというような内容の部分がありましたが。



それでは、まるで ボランティアの人々がそのような苦情を言ったかのよう

な誤解を生む恐れがあるのではないだろうか。

今回の被災者の支援についてのボランティアの方々は 誰一人として

居ないと思うでのですが・・・・・・このようなことを言われることにより

私たちの気持ちは暗くなり、残念な思いが モクモク と心に広がる。


市が支払いをしない場合は、その理由を正確に伝えてほしい。

真綿で包んだような表現で 他の人に迷惑がかかるような発言だけは

今後避けて頂きたいと思いました。


市の方々にはしっかり働いていただいているので、しっかり払い、

それで問題はないと思います。

被災者のために祝日も出て働き さらに この議会のためにどれだけの

時間を使って準備しているのだろうかと・・・・・改めて市役所の方々に

感謝しました。

  ドキドキ小 大きく話は飛びますがドキドキ大


そして、様々な問題の多くは コミュニケーション能力が少し足りない

ために起こるのだとこの2か月半から、学びました。


職務に忠実であるために 言葉がきつくなって誤解を生んでしまう人。

よく理解できないのに 聞くのも悪いかな・・・と聞かないで曖昧な返事をする人。

相手の誘導に乗ってリップサービスをしてしまう人。


この3つのパターンが一番気になった

コミュニケーション能力が不足している人の症状でした。



逆に 私たちの会がとても効率よく運営されているのは

語学を教えることを生業としている人が多い。

日本語講座の講師として正確な言葉使いに努力している。

外国出身の人々との交流を多く経験して異文化交流が得意な人々。

相手の情報を零から積み上げていくことが出来る。

   ・・・・・ちょっと褒めすぎかもしれないが・・・・

てな訳で常に共生を心掛けていたから、この混乱した災害時に

異文化である地域の方々の言葉に反応し、情報を上手く

処理していけたのではないかと振り返りました。



 同じ名取市でも海辺の海幸彦さんと山家の山幸彦は

食文化から違います。また中央の農耕民族の文化もあります。

幸彦さんたちは狩猟民族だと思います。


 避難所によっては地域ごとのグループで 互いに理解しやすい

場所もありましたが、一次避難場所から移送されてきて

幾つかの地域の方々が混じっている避難所もありました。


 混じっているから問題が起きる!とはなりませんでした。

むしろ 互いの話をよく聞こうとする姿勢を感じました。

これは 多文化共生だと私は感じて居ました。


 逆に同じ地域の方々どおしと、分かり合っているような誤解

はら始まっているから 多少の問題が起こる可能性が高いと

感じました。

単なる私の個人的な感想であり、ここで書くべきことでは

無いかもしれませんが・・・・コミュニケーション能力が重要と

いうことだけは正しいと感じたので あえて 書きました。


最期にまた市議会での話

避難所のガムテープが張られてそのき「外出用」と書かれた

スリッパを履いて傍聴にいった方々は、たまたま。

「大人7人で二区画で適切か?その根拠は?」という趣旨の

質疑で、一区画4人というルールは 大人二人に子供二人という

設定であり 標準以上大きな大人が7人の家族で三区画だと

認められる瞬間を見ることが出来て感動したそうです。 

こうして 市議の方々が市民の代表として本当に働いている

姿を目にしたら皆さん感動するのは当たり前。

活発な市議会活動となるよう〜皆で傍証に行こう!!


最期に昨日聞いた話
 
お母さんの体調が思わしくないから3月11日に転居し

住民票を増田から下増田の親のところに移そうとしていた方が

被災したが、下増田でなくて増田だからお母さんしか

仮設には入れないと

言われたと困っている方があり、もう一度相談してみたら・・・

と言ったが3度既に断られているからという話でした。

もしかしたら これもコミュニケーション能力で解決できる?

それとも ルール的に杓子定規に線ひかれ もう駄目なのかな?

様々なケースがあり 市役所の方も大変だ。

また、仮設に入れないと言われた方も大変だし。

      なんとか、解決しますように!!


                   by  W

 

美田園第二住宅[2011年05月30日(Mon)]
本日は美田園第二住宅の内6軒を訪問!!

鐘 インターフォンガ無かったから 恐る恐る 開けてみると開いた!

「ダメじゃない鍵かけとかないと!」「鍵なんかかけたことない!」

と昨日までと同じ元気な会話!



さあ〜これなんだ? 私に出題された!
皆さんも考えておいてください。
答えは 次回このお宅に訪問したら教えてくれるそう!
なかなか やるね!ここのお父さんも!


「あら〜もう会えないと思ってたのに 来てくれたの?」

「昨日も会ったでしょう!泣くほどの感動はないでしょう!」

「あるの!」そして、冷凍ミカンを出され「お洒落な食べ物買ってるね」

「そう思う?」

「新幹線にでも乗らないと食べられないんじゃない?」

「ところがね、冷蔵庫の使い方分かんないで入れといたら、冷凍庫だったの!」

と笑ってた。

まだ、蒲団がなくて 仮設住宅に移ったものの床の上に毛布で寝て、

しかも、体育館で使ってたマットが無いから体育館より昨夜は寒かったそう。

服着て寝たんだよ。たった1日、いいえ正確に言うならば 16時間前に別れた

のに・・・・・・・喋るは 述べるは・・・・・・・

でも、昨日とは少し違っていた、先の話がいっぱいだった。


冷え込んでいる今夜も布団はまだない!

気の毒な話だ!

私なら耐えられないと暖房をつけるだろうな・・・・・・でも、住宅の皆さんはみんな

冬服を着て寝ていると思います。

早く布団がもらえることを願っています。

ごめんなさい。これから 私は布団に入ります。

申し訳ない。

             by  W   
ありがとう[2011年05月30日(Mon)]



これな〜んだ?

可愛いでしょう!

「ありがとう」と避難所を出る方の一人が私の手に乗せてくれた鶴です。

350MLの水のボトルに綺麗な色の鶴を入れて作ってくれた。

互いに「頑張ったね 2か月半!」卒業式のようだった。

前日は花嫁の母の気分だったが、当日は卒業式のような感じで

1時半から説明会をして順に鍵を貰い、そこで知った仮設住宅に

引っ越し! 自衛隊の方々が多少荷物を運んでくださったものの

基本的には個々の車で繰り返し荷物を運んだ方が多かった。



私たちの会からは10名の手伝いが2中での荷物積み出し、

仮設での荷物搬入の手伝い。その後、「友の会」さんのお手製の

暖簾を各玄関に付けて引っ越しを祝って歩いた。

園芸用の支えの支柱とフック2個をセットにして寄贈して下さった。


一つ驚いたのは 仮設住宅によってはインターフォンがついている

住宅とついていない住宅があり、住民は戸惑っていました。




そして 「あ〜私もこれ買いたい!」と写真を撮らせてもらったこれ見て!

IKEAの塵取りとほうきのセット・・・・・このほうきがすごい!絨毯のごみを

吐き出す力がある。こんなに小さいのに 優れもの!

どなたが選んだのかこれは素晴らしい品でした。



私の叔母たちは昨日時を同じく石巻の仮設住宅に転居した。

叔母は「米10キロあったんだよ。ありがたかった。優しさを感じた」と

電話をくれた。今日からどうしよう・・・・・と不安だったところに

釜だけではなく 米が10キロあったことが住民にかなりの安心感を

与えたことを想像できる。

また、叔母は「いたれりつくせりだよ〜」と言っていました。

お子さんの写真と線香を置くために仙台ダンスを買ってきた方の

家にお邪魔した。明日ご親戚の家に預けていた写真を迎えに行っ

てくるんだよ。と言っていました。

芽が出た玉ねぎは植えとけば葱出て来るから庭に埋めときな!と

玉ねぎを2個持たされました。


菊を育てるくらいの土地あるとこに住んで 備える菊いっぱい植えたいんだ

と父と母は子を想って語っていた。チューリップひまわりチューリップひまわり


そして、6月6日誕生日の方が6の6の部屋にあたり・・・それだけで少し明るくな

ったと話していた。みんな 小さな幸せを見つける名人になっている。

暗いことばかり語るのではなく、プラス思考で 上がり下がりが大変な入り口の

部屋にあたった人も、「ここに長く居ないで、早くチャンと新しい生活の場を決めろ

って誰かこういう部屋にあてたんだな」と早くも 次の住処を!ずっと住める住処を!

探さなきゃ!と 前向きなお話も聞いた。



ただ、じっと我慢するのが得意だった東北人も 今前を向いて一歩一歩前進して

いるように思う。明日も一歩 一歩 進もう!


                 by  W

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