Canada中学生 日本文化体験DAY準備[2010年02月16日(Tue)]
名取市国際交流実行委員会 よりの委託事業として
3月8日にカナダの ジャーニーミドルスクールからの名取市
訪問団の方々に1日・日本文化の体験をしていただく事業を
実施いたします。
今回は 名取市無形民族文化財 花町神楽団の菊地茂団長の
ご協力で Canadaからのゲストがお神楽を鑑賞してから・・・
なんと お神楽を演じてみる体験をします。
私たちもどんな風になるか ドキドキ
名取市花町神楽保存会の資料から抜粋で
花町神楽の由来を紹介します。
由来: 名取市の飯野坂の鹿島神社という神社がありました。
その鹿島神社に所属した神楽だったので本名は鹿島神楽でした。
今から約300年前、伊達騒動(寛文事件)がおき約11年その争い
が続き、最後には幕府によって判断が下され船岡城主の原田甲斐
が罪を着せられ最期をとげた。(この話は『樅の木は木は残った』
でご存知でしょう)
原田甲斐の非業の最期によって、全部国を取り上げられた甲斐の
家臣たちのうち37名が当時の名取の里、飯野坂村と植松村で剣を
捨て、鍬を持って新百姓になったと伊達文書の書いてあります。
{〜ということは我が会長その子孫かな?}
さて、本文に戻り〜
その37名の家臣は原田甲斐の冥福を祈るために、軒毎に桃の
苗木を植えたものと思われます。中国から桃の木が人の霊を
なぐざめるという霊木であると伝えられてきました。
桃の木が大きく育ち、満開の花を咲かせていたころ。寛文事件で
幼児亀千代君として有名になった幼児が成人し、4代藩主の殿様
となりこの街道を通りました。
綱村公はあまりにも綺麗な町の様子に『花町』という名前をつけ
ました。それから、この飯野坂では全てのものに花町という名前
をつけ町の名も通称花町と最近まで呼んでいました。
これにならい、鹿島神楽も花町神楽という通称で親しまれており
ました。今は鹿島神社は館腰神社に合祀された(明治43年)の
で存在しません。その経緯により直接神社に所属する神楽では
ない独特のスタイルで継承され名取市の無形文化財となりました。
神社に所属しないことから、希望する者はメンバーとして参加する
ことも可能であり、女性も受け入れるという柔軟な態度で継承に
努力し、小学校などを訪問し指導も続ける菊地茂団長を含む
7名の方々にお会いすることが出来る3月8日が待ち遠しい!!
所属する神社がなくなったことにより、新しい形を模索して出来
あがった花町神楽は 市民活動の先端だったような気がします。
今回も外国の方をお迎えするための準備で・・・また新しい
名取市の魅力を学ぶこととなりました。
今回は沢山の方の参加は難しいのですが、神楽に興味があれば
メールでご連絡ください。2月25日までの申し込みならば、
人数によりますが見学の許可を出せると思います。 by W
tomodachi_in_natori@yahoo.co.jp
3月8日にカナダの ジャーニーミドルスクールからの名取市
訪問団の方々に1日・日本文化の体験をしていただく事業を
実施いたします。
今回は 名取市無形民族文化財 花町神楽団の菊地茂団長の
ご協力で Canadaからのゲストがお神楽を鑑賞してから・・・
なんと お神楽を演じてみる体験をします。
私たちもどんな風になるか ドキドキ
名取市花町神楽保存会の資料から抜粋で
花町神楽の由来を紹介します。
由来: 名取市の飯野坂の鹿島神社という神社がありました。
その鹿島神社に所属した神楽だったので本名は鹿島神楽でした。
今から約300年前、伊達騒動(寛文事件)がおき約11年その争い
が続き、最後には幕府によって判断が下され船岡城主の原田甲斐
が罪を着せられ最期をとげた。(この話は『樅の木は木は残った』
でご存知でしょう)
原田甲斐の非業の最期によって、全部国を取り上げられた甲斐の
家臣たちのうち37名が当時の名取の里、飯野坂村と植松村で剣を
捨て、鍬を持って新百姓になったと伊達文書の書いてあります。
{〜ということは我が会長その子孫かな?}
さて、本文に戻り〜
その37名の家臣は原田甲斐の冥福を祈るために、軒毎に桃の
苗木を植えたものと思われます。中国から桃の木が人の霊を
なぐざめるという霊木であると伝えられてきました。
桃の木が大きく育ち、満開の花を咲かせていたころ。寛文事件で
幼児亀千代君として有名になった幼児が成人し、4代藩主の殿様
となりこの街道を通りました。
綱村公はあまりにも綺麗な町の様子に『花町』という名前をつけ
ました。それから、この飯野坂では全てのものに花町という名前
をつけ町の名も通称花町と最近まで呼んでいました。
これにならい、鹿島神楽も花町神楽という通称で親しまれており
ました。今は鹿島神社は館腰神社に合祀された(明治43年)の
で存在しません。その経緯により直接神社に所属する神楽では
ない独特のスタイルで継承され名取市の無形文化財となりました。
神社に所属しないことから、希望する者はメンバーとして参加する
ことも可能であり、女性も受け入れるという柔軟な態度で継承に
努力し、小学校などを訪問し指導も続ける菊地茂団長を含む
7名の方々にお会いすることが出来る3月8日が待ち遠しい!!
所属する神社がなくなったことにより、新しい形を模索して出来
あがった花町神楽は 市民活動の先端だったような気がします。
今回も外国の方をお迎えするための準備で・・・また新しい
名取市の魅力を学ぶこととなりました。
今回は沢山の方の参加は難しいのですが、神楽に興味があれば
メールでご連絡ください。2月25日までの申し込みならば、
人数によりますが見学の許可を出せると思います。 by W
tomodachi_in_natori@yahoo.co.jp