新春快楽[2010年02月06日(Sat)]
昨日(2月6日)は待ちに待った新春快楽 生憎外は一面の銀世界、おまけに小雪も
ちらつくという悪天候にもかかわらず、中国人留学生を含めた72名もの方が参加して、メインの水餃子
作りはもちろん、○×クイズや中国の歌を一緒に歌って楽しいひと時を過ごしました
参加された皆さんが一番楽しみにされていたであろう水餃子作りは、前日と当日朝早くから中国出身の
会員達が中心となって下準備をしてくださったおかげで、短時間のうちに赤(ニンジン・白菜)・黄(春雨・
大根)緑(にら・キャベツ・えび)の3種の水餃子と焼き餃子、そしてあまった皮を焼いた焼餅(シャオビン)
が出来上がりました。大人気の水餃子は、茹で上がったそばから皆さんの箸がのび、あっというまに
なくなるほどその他にも日本では口にする機会がほとんどない、中国の豆腐「干豆腐」が入った
珍しいサラダもあり、外の寒さとは裏腹に、体の底まで温かくなったのではないでしょうか。
また今回は水餃子の色に合わせ参加者が3グループに分かれ、日本語講座の中国出身の受講生が
それぞれ講師となり、「皮は真ん中を厚く、周りを薄くのばして」「餡ははみ出ないように」と流暢な日本語
で水餃子の作り方の説明を行い、初めて参加された方も「こんな感じ?」「ここはどうするんですか?」と
積極的に質問しながら、大人から子供まで一生懸命作っている姿が印象的でした。
そんな立派に先生を務めた彼女たちも一旦厨房に入れば、間違えて中国の料理店の厨房に紛れ
込んでしまったのでは…なんて錯覚すら覚えそうなほど中国語が飛び交い、それはそれでまた違った
一面を見た気がしました。
お腹がいっぱいになった後は、中国について簡単に説明を受けたり、中国や中国語に関する○×
クイズに挑戦 「赤色は紅色(ホンスー)、青色は藍色(ランスー)と言います」と、中国語も勉強できました 更に広大な中国のことを歌にした「大中国」(先日のブログに歌詞が載って
いますのでご参考に)と、中国人も大好きだという千昌夫の「北国の春(北国之春)」の中国語
バージョンも皆で歌いました。また北京から来た留学生が、北京の伝統的なお菓子を持って来てくれて、
皆でおいしくいただきました。
実は昨日2月6日は旧暦の12月24日で、「祭灶节(ji zao jie ジー ザオ ジエ)また
は「小年(xiao nian シアオ ニエン)といって、家の中の禍福をつかさどるといわれているかまどの
神様を天に送る日で、奇しくも中国の北の方では、この日に水餃子を食べる所もあるとか。偶然とは
いえ、何だか不思議な縁を感じました。
by H