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国際交流協会ともだちin名取
★Tomodachi in Natori International Relations Association
  世界に繋がり学びあい共生していきます!(^^)!
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☆多くの皆様が興味を持って参加してくださることを会員一同でお待ちしております ♪まずは見学を!!
連絡先:tomodachi_in_natori@yahoo.co.jp 
 〒981-1232 名取市大手町5-6-1 市民活動支援センター事務室A
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雪やこんこん in 名取[ 2012年12月01日(Sat)]
雪雪が降ってました霧

今日は1日たまった書類を片付けてました。
事務所に居た3人であれこれ話しました。

その中で・・・

あっと言う間だったような
長い時間だったような時間の流れだったと振り返り。

私たちは新しい公共で、名取交流センターの事務局と
して被災者の方々の心に寄り添う傾聴のお茶会を
仙台傾聴の会の皆さんとH23年度・H24年度と
実施しました。

お茶会の参加者が延べ人数で間もなく6000人となり
ます。本当によく頑張りました。
大切な命や家屋、財産も失い本当に辛い気持ちから
頑張って、頑張って・・・今日まで皆さんが前を
向いて進んできたんだとねという話をしました。


お茶会に参加してくれる人々から言われました。
私たちが、ご自分たちの住んでいる地域に来て
お茶会を開いてくれる。そちらから来てくれた
ことにとても大きな意味があった。それで・・・
心が開けたんだよ。と言ってくれた人がいます。

また、いつも同じメンバーだね。と言う人もいます。
しかし、それでも、来てくれて一息ついて帰って
くれる。それでいいのだと思います。不満も口に
できるようになったのはいいことです。

私たちも頑張りました。その気持ちが通じて少し
でも、元気を取り戻してくれた人がいることは
とても有難いことでした。


3月31日までこの新しい公共による場づくり事業は
続きます。その後も私たちは支援活動を辞めるわけ
ではありませんが、今と同じ形ではなくなると
思います。

その理由は、現実を認めて前に進まなければならない
という時期に来ていると感じたからです。
これからも、後ろから応援するスタイルは変えずに
ずっと心の支援は継続しますが・・・


私たちは、
自らコミュニティーを再生させようと自立している
地域の方々の姿から、
私たちの次年度の活動をどうしたらいいのか学び
ました。

仮設で生活している人々もとても辛い。
朝から晩まで声が響くような環境で、耐えています。
仕事もない家族が狭い場所に顔を付き合わせて・・・
本当に辛い状況のご家庭も多いです。

それなのに、仮設の人は今でも支援物資を貰っている
からいい〜などと言う人もいました。
そういうことで、また傷つきました。
不必要な対立構造も出来ました。

しかし、
自宅をご自分でなおしながらそこに暮らす人々は、
本当に自力で今日まで頑張ってきました。
私には出来ない辛抱をされて来ています。
その方々は、仮設住宅やみなし仮設住宅に住む人々
にも声をかけて、従来の集落のコミュニティーを
再生させようと、集会、祭りを自らすることにし
ました。


それを理解した上で タンゴを踊る方々の支援や
西本願寺さん、ビハーラさん、そして、今回の
日本ブラジルかけ橋の会のサンバや食の支援で
応援してくれる方々のお陰でとても上手くコミュニ
ティー再生に向かっている地域があります。

これも、新しい公共の中でともだちin名取が
これまでにご縁のあった方々に小塚原南の活動を
お知らせして、繋いだことも少しだけ助けになって
ように思います。



でも そういう流れが起きるところには、必ず必要な
ことがあります。それは、皆を纏めようと努力し、
皆さんを牽引する人が必要です。

それは 皆の声を聞いて、そして、決断し方向性を
示せる人。
そんな人がいる地域では、動きが出てきました。
そんな人がいて、それを盛り立てる地域の人々も必要な
要素です。




私たちは、2011年12月まで物資の支援と仮設でのお茶会
を実施しながら、8箇所の仮設にお住まいの方々にに望まれる
内容の遠くからの支援を入れて来ました。
今でも褒められるのは、マルシェジャポン仙台さんの
ご協力で可能となった寿司トラックの
支援を箱塚屋敷の仮設に入れたことです。
約200軒の世帯を抱える大きな仮設住宅なので
なかなか支援を入れられなかった場所なので喜ばれました。

美田園第二仮設に入ってくれた出張居酒屋の神山さんたち
は今も親密な繋がりをもって、
先日は仮設から埼玉県を訪ねたり・・・以前は、
橘さんのお声がけで、広島に吊るし雛を持って行ったり。
遠距離から継続的に支援して下さる方々の力で名取市に
笑顔が沢山出来ました。


支援者との距離は、実は大切な条件だということに私は
気がつきました。名取にいる私たしたちでは、距離が
近すぎて2つの問題がありました。
一つは、近すぎて本音が言えないこともあります。
もう一つ大きな問題は、頼りすぎてしまうことも起きる
ということです。
それをクリアして、いい関係を保ちながら、
「あなたたちのことはいつも忘れてはいないよ」
という姿勢で応援し続けてくれた皆様の働きはとても
大きく有難いものでした。


ともだちin神戸の支援はその代表のようなものです。
特に仮設住宅や、復興住宅に住んだことのある人々の
言葉は、私たちがいう言葉とは重みが違います。


素敵な人々に支えられたから 今日まで頑張ってきたね
と〜静かに語りながら、ダンボール箱を畳んだり、
師走に向かってちょっぴり掃除もし帰宅しました。

レストラン寒いのでおでんを煮ながら
いい匂いに癒され・・・だらだらと
長く書いてしまいましたが・・・
これが今日の名取でした。



        











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本当に寒くなりました。活動大変お疲れさまです。もうすぐ大震災から2回目のお正月を迎える皆様(仮設、みなし仮設、修復自宅)に頭が下がります。今回ブログでおちゃっこ飲み会を同じような形で継続できないかも・・?と読み不安になりコメントさせて頂いてます。私の両親は80才。みなし仮設に住み、おちゃっこ飲み会に参加させて頂いています。月に数回、とても楽しみにしているようであーだった。こうだったよ。と電話で話してくれます。これからの事、情報等もそんな会話の中で聞いてくるようです。運転もできず自転車か徒歩での移動・・・。80才ですので自転車も危険になってくる事でしょう。近所に昔からの知り合いもいない為、おちゃっこ飲み会は本当にありがたい場所です。私は埼玉に住み、近くに子供達はおりません。両親の親や兄弟も亡くなっており遠い為心配なのです。両親は公営住宅が完成したらそこに住み昔のような環境で生活できる事を楽しみにしています。名取市は進捗が遅いらしいと聞いていますし。昔の知り合いの方々と集まり心おきなく話せる(洋裁なども嬉しい限り)のはおちゃっこ飲み会です。心の支えなのです。運営は大変かと思いますがなんとか継続して頂けないでしょうか?勝手な事を長々と申し訳ありません。本当に勝手お願いですね・・・。年が明けるとあれから2年。こちらは大昔の出来事のように周囲から忘れられていると肌で感じ不安になってます。遅ればせながら皆様に感謝。本当にともだちin名取の皆様には感謝しきれないくらい感謝しております。風邪等引かぬようよいお年をお迎え下さいませ。
Posted by:おにぎり  at 2012年12月04日(Tue) 23:17