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国際交流協会ともだちin名取
★Tomodachi in Natori International Relations Association
  世界に繋がり学びあい共生していきます!(^^)!
1)多文化共生支援 (ともだちつくりたい)
2)日本語講座   (にほんごまなびたい)
☆多くの皆様が興味を持って参加してくださることを会員一同でお待ちしております ♪まずは見学を!!
連絡先:tomodachi_in_natori@yahoo.co.jp 
 〒981-1232 名取市大手町5-6-1 市民活動支援センター事務室A
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7月5日シンポジウム報告[ 2012年07月08日(Sun)]
この日 幾つもの行事が重なり皆で手分けをして出席し。

日本語講座部長は 三県合同のシンプジウムに出席!!


7月5日、被災三県国際化協会からの報告
「伝える・支える・立ち上がる・・・未来に繋げ、私たちの経験」
と題するシンポジウムに参加してきました。
第一部は各県の被災状況と復興支援に向けた国際化協会の取り組みの報告と
パネルディスカッションでした。


第2分は3つの分科会に分かれての報告会でした。
私は「被災外国人生活復興支援は?」についての報告を聞きました。
宮古市、釜石市、気仙沼市、、石巻市、会津若松市、相馬市、福島県、宮城県で
日本語教室を運営している方や国際化協会の方からお話がありました。
どこの団体も震災後最初にしたことは安否確認でした。
安否確認の一番の担い手は地域の日本語教室だったそうです。
また、地域の外国人の中でリーダー的な役割を果たしている方と
連絡が取れるとその方を通して何十人もの外国人の安否が一気に分かったそうです。


居場所の確認が取れたあとは避難所を回って、困っていることはないか
聞いて回ったそうです。
内陸の出身で津波というものを知らないまま被災したために、自分がなぜ
避難所にいなければならなくなったのか理解していない人がいたそうです。
また、「外国人だからと、特別扱いしないでください。日本人と同じものが必要です。」
と言う方がいたり、物資の仕分け等を率先して手伝ったりしたグループもあったそうです。



もう少し時間が経ってからは公的手続き、労災手続き、弁護士無料相談への付き添い等も
多くの要望があったそうです。


いろいろな報告の中で印象に残ったことは
災害が起きたら、自助→共助→公助となっていくが
津波が目の前に迫っているときは自助以外に何もない。
その時にその国の公用語が理解できなければ自分で判断して身を守ることができない。共助の輪に入れない。どのようにして日本語の能力を獲得するか、どう支援するかが日本語サポーターの役目ではないか、というお話でした。
気仙沼の方は
「地震の時は日本人に手を引かれて逃げた人、周囲の行動を見て逃げた人、様々ですが
 外国人だから死亡した、という人はいなかった」ということでした。


ともだちin名取の日本語教室で以前に火災避難訓練をした時に
「避難」、「消火器」「鎮火」等のその時にしか使わない言葉を教えて欲しいという声がありました。多言語での避難の呼び掛けは実際には無理で、日本語がわかる人を助けられなくなるという意見もあるようです。


「易しい日本語」で避難を呼びかけてもらえればいいかもしれませんが
私たち日本語講座でできることは学習者の方が日本語をより理解できるように
お手伝いをすることだと思いました。
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