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震度7.8の大地震 [2008年05月13日(Tue)]


 四川省で、12日午後、大きな地震が襲った。震度7.8の大地震は、成都旧市街地のビル20棟が倒壊したとの情報が、震源地から千数百キロ離れた北京も揺れた。中国では多数の死者を出した大地震がたびたび起きている。四川省の風土は、日本の風景とよく似ている。世界遺産の楽山大仏、パンダの故郷でもある四川省。のどかな田園風景は、日本の田舎にそっくりだ。やたらに辛い四川料理も日本人の口に合う。人口一千万を超えた成都には、多くの日本大企業が進出している。赤い土塀の杜甫草堂など馴染み深い。
 地震のニュースを聞いて、まずはお見舞い申し上げます、と同時に、三峡ダムは大丈夫だろうか・・・心配だ。中国・長江中流域の重慶直轄市から湖北省宜昌市一帯に建設中の大型重力式コンクリートダムである。 長さ2,309m、高さ185m、発電量1,820万kw、水没面積630km2、総工事費24兆ウォン、総移住民190万人……すべてが天文学的な数字である。長江流域に13億人の70%を占める人たちが生活しているのだ。地震に対する情報システムと避難計画も存在しない。三峡ダムは、揚子江に作られた最大の脅威であり、水没地域の地域社会を脅かすばかりではなく、下流に住んでいる億百万人の人々にも致命的な災害をもたらす脅威となっている。 懸念される環境悪化は、中国の揚子江にこの三峡ダムが完成すると、水位は「対岸の火事」で済まさず、もっと関心を持って見守る必要がある。

 今までも大地震があった。唐山地震(とうざんじしん)とは1976年7月28日3時42分中国河北省唐山市付近を震源として発生したマグニチュード7.8の直下型地震である。市街地を北北東から南南西に走る断層に沿って大きな水平右ずれが発生し、激震によって中国有数の工業都市であった唐山市は壊滅状態となった。14万8000人が亡くなり重傷者は8万人以上と被害は市民の21.2%に達し、住宅の全壊率は94%だった。これによって再建がほぼ一段落するまでの約 10年間、外国人の立ち入りが制限されていた。
 地震の発生が比較的少ない中国の建物は、耐震構造になっていない。特に内陸部の学校などの公共施設は簡素な構造になっているため、被害が甚大になる恐れがある。   

 中国製ギョーザの中毒事件、チベット暴動、五輪聖火リレーの混乱と続き、先月は列車の正面衝突事故も発生、事件と事故が相次いでいる。一方で物価上昇などによる社会不安も募り、北京五輪を前にどのように社会を安定させるかが最大の課題になっている。
 サイクロンで甚大な被害を受けたミャンマー、サイクロンによる死者は3万2000人以上と発表。 このところ、地球のあちこちで自然の大災害がたてつずけにおこっている。温暖化、温暖化と関心が集まっているようだが、自然現象災害に対処するすべはない。地球は悪夢の世紀に向かっているのだろう・・・か。
 痛ましてい地愼のニュースがテレビ画面にながれているとき、後期高齢者年金通知書が送られてきた。間違っていた。解かりずらい。せめて、「福」「寿」とかのネーミングにしてほしかった。

Posted by 富山治夫 at 18:54 | 中国 | この記事のURL