先日、「地域づくり チャレンジ 3days」を通して大学生、社会人の方々にお越しいただき、「地域全体でこどもを育む!大人巻き込み大作戦」を考えていただきました。
≪DAY1≫ 初めての出会いということもあり、自己紹介からスタートです。
今回の参加者は、若い方が多く、まず自身の「やっていることや」「過去」が分かる写真を3枚用意し、写真をみながら、参加者の方の想いや興味を共有していきました。
その後、学習支援について、どのような取り組みなのかということをメンバーみなさんで共有しました。
◇子どもの貧困と学習支援の関係性
◇学習支援がなぜ必要なのか?
◇ボランティアが関わる必要性は?
なかなか、情報だけではイメージのつかない、学習支援ですが、実際に説明を聞くことで、学習支援の「必要性」や「意義」についてお話しさせていただきました。
1日目の終盤は、フィールドワークとなります。
学習支援教室に実際にでかけ、学習支援を実施していただきました。
参加後は、「やってみて、はじめて感じたこと」「知ったこと」も多かったようです。
普段、なかなか関わる機会の少ない中学生との交流を通し、コミュニケーションの奥深さも、しっていただけた体験になったようです。
《DAY2》1日目に実施した自己紹介を、本日のフィールドワークの中で子ども達の前で実施してもらって、将来の参考にしてほしい!ということで、冒頭では、まず、自己紹介の練習をすることにしました。
参加者の皆さんが、想いを込めて作ったスライドが、子どもたちの世界を広げてくれる。そんな可能性も感じることのできた時間となりました。
続いて、課題の洗い出しに入ります。個々が学習支援活動に参加する中で、「こういうシクミがあれば参加しやすい」「ここが不安だった」という想いを共有してきました。
想いをカタチ(付箋)にし整理していく中で、見えてくることがあり、参加者の皆さんには多面的に問題を理解していくワークを体験していただきました。
後半は、前回同様、学習支援の現場に実際に参加していただき、本日は、自己紹介も写真を使いながら、実施してもらいました。
後程、参加者の方からは、生徒の前で「自分の体験を話せたことが自信にもなった」など様々な思いも聞かせていただきました。
≪DAY3≫いよいよ、最終日となります。この日は、午前から午後まで、「対話」をしながら実践を検討し、実際に行動していただくという1日です。
運営側としても、緊張感を持ちながら関わらせていただきました。
アイデア会議では、「参加者のやりがい」「広報の仕方」「大学生の募集」など、幅広く解決策を検討いたしました。
参加者みなさんによる話し合いも白熱しながら、最終的には3つの実践をしていくという方向性にまとまっていきました。
1つ目:新たなTwitterアカウントの作成
2つ目:HPを見やすくする
3つ目:参加証や資格証などの作成
想いを合わせ合いながら、その後、実践や検討内容をまとめいただきました。
本団体としても、今回、実践・ご提案いただいた内容を今後に生かしていきたいと現在、検討をすすめています。一部は、既に参加者の皆様のご協力のもと、カタチとなっていますが、他のものもカタチになり次第、またご報告できれば幸いです。
この3日間を通し、参加者の皆様には、「学習支援の必要性」や「想いをカタチにするプロセス」など幅広く学びを深めていただきました。当団体としても、普段,あまり聞くことのできない貴重な声に数多く触れることのできた時間となりました。
ご参加いただいたみなさまに、ありがとうございましす!
また、学習支援につきましては、支援員を現在も募集中です。
「何か役に立つことをしたい!」と思っている皆さん、まずは、学習支援の説明を聞いてみませんか?
お気軽に当団体まで、お問い合わせいただければ幸いです。
主催:栃木県 運営協力:とちぎユースサポーターズネットワーク
スタッフ 伊熊