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幻視 [2009年12月18日(Fri)]
 高齢者の介護相談で幻視についての相談があります。訪問をして幻視をみる人の話を聴くことは以前からありましたので、私にとって、高齢者に幻視があるということは、それほど奇異なことではありません。

 先日訪問した91歳(女性)の方の話です。
「黙って女の子が入ってきとんの(自分のベッドに)。
 一年生か2年生やな。
 よその家に黙って入るの横着やわな・
 毎日入っとんの。わしがくると、入ってねとるん。」

 本人にとってはたしかに眼に映っている光景ですので、否定も肯定もせずに聴きます。幻視に現れてくるのは、人であったり、小動物であったりします。また、床から入ってきた人や砂だらけの人が立っていたりします。
 このようなありありとした幻視は、脳の病変による場合や薬の副作用による場合があります。

 幻視の話をしていても、多くの場合、本人は特にあわてることもなく淡々と話をしてくれます。生活に支障がない場合は、そのまま様子を見ます。本人の不安が強い場合や家族に迷惑をかける場合は、主治医に様子を伝えます。

 幻視があっても、うまい介護の仕方で安心して生活していけます。
 本人は、ある程度自分の症状を理解していますので不安感を少なからず持っています。「こんな話をして、バカにされるんじゃないだろうか」という不安です。これは、健康な人ももつ不安です。

 そのような不安な気持ちに、私たち介護職がアプローチできれば、落ち着いてもらえると思います。「変なものが見えるけど、バカにされない、話を聴いてもらえる。」と実感できるような対応の仕方が、幻視の症状を持つ人に対して有効な対応だと思います。
(介護支援専門員 F )
確認してみよう [2009年12月14日(Mon)]
 私は初めから介護支援専門員をしていたわけではありません。介護支援専門員になるには看護師や介護福祉士など指定された資格や一定の実務経験が必要です。介護支援専門員は実際に介護をするわけではなく、利用者様の生活を支えるサービスの一つである相談や助言などを行います。

 相談の内容は、介護負担の悩みや経済的な問題、障害や病気に対する不安など様々です。しかし、介護支援専門員は全ての相談を解決できる万能な職種ではありません。介護支援専門員には前の職種が影響してそれぞれ得意な援助分野が有り、もちろん苦手な分野もあります。私自身は正直に言うと医療分野が苦手です。

 特に薬や診療に関する相談を受けたときにはすぐに利用者様に返事できるほどの知識がないことを自覚しています。実際に利用者様と話をしていると次のような言葉を良く耳にします。「薬をたくさん飲んでいるが、どれが何の薬かわからない。」「人から体に良くないと言われて、病院からもらって飲んでいた薬を止めた。」「薬が余ってきた。」「薬が足りなくなってきた。」「飲み忘れていた。」私自身も薬について無頓着で、病院から出された薬を何も考えず飲んでいました。しかし、介護支援専門員となり利用者様からこのような言葉を聞くようになり、薬についてもある程度の知識も必要とされていることに気付きました。

 最近、「介護に役立つ薬の知識」という薬剤師による研修を受け「薬は一人ひとりのオーダーメイド」という言葉を聞きました。オーダーメイドの衣類と同じように薬も年齢や体格などその人の特徴により違うということです。自分には効果があっても他人には効果がなかったり、悪影響を及ぼしたりすることもあるということです。

 また、「おくすり手帳」の有用性も知りました。一つ病院だけではなく、眼科や歯科・内科など複数の病院を受診してそれぞれの病院から薬をもらっている方は、同じような成分の薬を重複して飲んでいることもあります。これを避けるために「おくすり手帳」があります。病院の医師や薬局の薬剤師はこの手帳を見て、病歴、薬が重複してないか、悪い飲み合わせになっていないか、ということをチェックしています。

 薬に不安がある人こそ「おくすり手帳」持っていただき、医師から処方された薬は服薬期間内に使いきり、残った薬は何ヶ月も保管せず処分してください。薬が多すぎると思ったときや体に合っていないのではと思ったときは一人で迷ったり判断したりせず、必ず医師にご相談ください。私たち介護支援専門員は薬そのものについての詳しい説明はできませんが、医療機関に利用者様から受けた相談内容を伝えることはできます。自分ではうまく医師に伝えることができない方や自信のない方は遠慮なく介護支援専門員に相談してください。

 私は万能でない介護支援専門員ですが、利用者様の自立を目指して自分もこの職種として自立できるよう苦手分野を克服したいと思います。
介護支援専門員E.K