CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 2006年10月 | Main | 2006年12月»
<< 2006年11月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
プロフィール

tobacoswさんの画像
最新記事
職員別アーカイブ
月別アーカイブ
最新コメント
名無し
「今年もはじまりました」 (09/20) 福祉推進係 I
日本福祉大学近藤直子先生の講演会を開催 (04/05) ヤマダヒロミ
日本福祉大学近藤直子先生の講演会を開催 (04/02) 福祉推進係 I
中学校と海の子が交流会 (03/04) 福祉推進係 C
★いたずらっこの冬休み★ (03/04) M
★いたずらっこの冬休み★ (02/12) 七夕
少し早いですが・・・。 (05/24) しろくろ
中学校と海の子が交流会 (03/06) しろくろ
この頃思うこと (02/17) とりこ
就労継続支援事業についてA (02/17)
最新トラックバック
リンク集
介護疲れ [2006年11月29日(Wed)]
近頃介護に対して、長年努めてきたホームヘルパーとしての視点より、介護者を抱えた家族の立場になっているように思います。7年前、夫の理解の元、自分の母親(当時83歳、現90歳)を自宅で介護することになりました。最近は母親の介護を始めた若い頃とは違い、介護の負担が増してくるようになって来ました。頭では理解しているつもりなのですが、自分の体調等でつい強い口調で母に接してしまい、夫にも注意され自分でも嫌になることがあります。幸い息子夫婦が同居してくれますし、またそれらの家族が協力してくれますので、終末まで母親の面倒はみてやりたいと思っています。
 さて、話を私の仕事に戻しますと、近年は老世帯や、一人暮らしの方がますます増えていますし、家族のいる世帯を訪問介護していても介護している家族の方々が疲れているのが目立つようになって来ました。自分を含め、もどかしい思いをしています。
(ホームヘルパー S )
地域福祉と防犯の関係 ―ある離島地区で思ったこと― [2006年11月27日(Mon)]
1.市出前トークへの参加
先日、鳥羽市のある離島地区で地域住民を対象に、市の出前トーク事業の一つである「教育講演会悪徳商法への対応」が開催されました。その内容は悪徳業者の手口や事例などの紹介とクーリングオフ申請の実習でした。

主題は「悪徳商法」でしたが、社協もこの講演会に参加させてもらい、地域福祉について説明してきました。人口約900人弱の地区ですが80人以上の方が参加されていました。

講演会の後、住民との意見交換の中で分かったことは、離島地区でも悪徳商法が多発していたことです。私は離島地区ということで、住民同士も顔見知りだし、知らない人が歩いていたらすぐに分かり、あれは誰だろうと噂になるくらいの地域だから、悪徳業者は少ないだろうと勝手に思い込んでいました。

ところが参加者の中から、「床下に換気扇を買わされ付けられたが後で全く必要のないものだとわかった」、「無意味に床や屋根を修理された」などの事例を聞くことが出来ました。その中には老人クラブや町内会の役員といった地域の有力者も含まれていました。その中のある一人が「この地域は結束力も高く住民同士のつながりも深いからだまされるときはみんな一緒にだまされる」と言っていましたが、業者がこのような地域性を利用したのではと考えると、改めて悪徳商法の巧妙さに驚きました。

こういった悪徳商法に対して今、地域ぐるみで防止する取り組みが求められています。そう考えていくうちに、「ソーシャル・キャピタル」という言葉を思い出しました。


2.ソーシャル・キャピタルとこの事例
近年地域社会や住民活動分野で「ソーシャル・キャピタル」(以下「SC」と略す)という言葉が使われています。直訳すると「社会資本」ですが、電気・水道・道路などのインフラと区別するため「社会関係資本」と訳すのが一般的です。

その意味は、『Bowling Alone(孤独なボウリング)』で有名なアメリカの政治学者ロバート・パットナムによると『人々の協調行動を活発化することによって社会の効率性を高めることの出来る、「信頼」「互酬性の規範」「ネットワーク」といった社会組織の特徴』とされています。つまりその社会における人と人とのつながりを意味するのではないかと思っています。

このSCの効果ですが、「コミュニティ機能再生とソーシャル・キャピタルに関する研究調査報告」(内閣府経済社会総合研究所編、平成17年8月)によると、SCが高いほど、ボランティア活動が活発で、犯罪発生率が低く、出生率、雇用率も高く、生活の安心度も高いというような結果も出ています。

つまり、人と人とのつながりが強いほど全体的に生活問題も少ない(排他性が高まることも・・・)ということを意味しているようです。こう考えていくと社協が行っている地域組織化活動はSCの構築そのものなのではないかと思います。

今回、出前トークが行なわれたこの離島地区はSCが決して低い地域とはいえませんが、悪徳商法が発生しました。しかし、すかさずこのような再発防止へ向けての出前トークを企画したのは、やはりSCが高い表れでしょうか。
(福祉推進係 I )
最近の虐待事件で思ったこと [2006年11月16日(Thu)]
   最近児童虐待のニュースを頻繁にみかけます。11月に入ってからも秋田の4歳児殺害事件、千葉県の自称介護福祉士による同居女性の長男(6歳)への暴行、和歌山の義母による小学3年生の娘へのゴミを食べさたり床に叩きつけるなどの虐待、岩手県盛岡市の義父による小学校1年男児への蹴るなど暴行による肝臓破裂など連日虐待事件がメディアによってクローズアップされています。

 中でも京都の長岡京市の3歳児餓死事件は児童相談所に通報がありながら虐待死したということで、児童相談所等虐待防止に関わる機関の機能についても議論がされています。ここで思うことは虐待が発見されたとしても関係機関が介入するのが難しいということです。

 これは高齢者虐待やDVなどにもいえることですが、虐待などの家族問題に介入するには専門的な知識と技術が必要になります。それは情報収集能力、適切な判断能力、そして介入能力などが考えられます。ソーシャルワークの専門性から言うとL.ラポポートの「危機介入アプローチ」などが著名です。

 京都府では再発防止のためか、補正予算を組み虐待防止のアドバイザーを市町村に派遣したり、関係機関との情報共有の仕組みづくりを予算化する方針だそうですが、根本的には関係機関の職員自身への専門性を身につけさせるための職員教育が必要なのではないかと感じます。児童相談所でいえば大学で特定の科目を履修さえすれば取得できる「児童福祉司」程度の専門性では不十分ではないでしょうか。
(福祉推進係 I )