介護スタッフ講習3−講習が教えてくれたことー [2007年09月20日(Thu)]
スタッフ講習の依頼があったのが、たしか5月ごろ。係りの会議で準備を進めていましたが、本格的に取り組み始めたのは、9月の声が聞こえるようになったころ。夏休みの宿題と同じですね。
私の担当は、緊急時の対応。20年前、日赤の講習を受け、コンクールにでるため特訓もした分野ですけど、「今は昔」。救急法のガイドラインも年々新しくなっています。一人ではアイデアも出ないけど、一緒に担当する職員と仕事のあいまに相談し、内容を詰めました。相談しながら進めると、いろいろアイデアがでるものです。他の職員からもアドバイスをもらい、消防署にも協力してもらって当日を迎えました。 講習の原稿は前日の夜書きあげました。締め切りがあるというのはありがたいことですね。果てしない取り組みに限度をあたえてくれます。 講習自体は熱心な受講生の協力もあり、また、笑いもあり、無事終えることができました。緊急時の対応は、今後予想される災害時にも応用できるものです。「教えることは教えられること」。講習を担当することで、私自身、昔の救急法のテキストを取り出しましたし、最新の情報を得ようと思いました。また、受講生の質問や反応から、今後必要とされることを学んだように思います。 要請や依頼は人を育ててくれます。また、日ごろの仕事にメリハリを与えてくれます。講習が終わって、久しぶりに好きな山登りに出かけました。何か、一仕事終わったかなと思ったからです。 (介護支援専門員F) |