速報・子育て世代の「昔いろいろ発見隊」 [2006年11月15日(Wed)]
子育て世代を対象に「昔いろいろ発見隊」を行った。発見隊でしていることは子ども達の親世代も新鮮なのではないか。子ども達が体験したことを、親達が受けとめて欲しい。その思いから、近くの子育て支援を事業とする会館の館長さんに話を持っていく。
3年前に、親世代へのアプローチを持っていっても実現は無理だったろう。やっとその時期になったと言える。そんな意味では子どもの方が何でもキャッチは早い。 初回11月7日の「衣」で和服を題材に、和文化をどう伝えればいいのか、仲間3人と少しの知識を駆使して2時間の内容を決めていく。企画内容を話し合う4人以外に、着付け担当、和服生活体験者2人に協力してもらう。 着付けの講師とかを呼んでくれば、さっと決まることである。でも、なぜそうしないのか。 発見隊の内容は、普通の暮らしの中でのこと。普通の暮らしをしてきた各世代の人達が、それぞれ持っているものを他世代に伝わる内容にすればいいのだ。そのための専門家はいらない。人よりも少し得手なことを披露することで、発見隊は成り立つ。そこにその人の脳力&能力が見つかる。専門家としてのノウハウよりも、和文化の心が伝わればいい。和文化の心は誰にでもある。 当日キャンセルもあり参加者は11人(15人定員)。予想外に年配者も多かった。皆さん和服を着たいけど?という人達だ。感想は「和服を見直すきっかけづくりになった」「お母さんと着物の話をしてみたい」はほとんど全員。若い世代では、「立ち振る舞い、仕草のことが分かってよかった」というのが目立った。 後半30分、他世代が入り混じり8人ずつで和服に関する話しをする。ここでも子育て世代から、「年上の人とは知識に差があるので、色々教えてもらってよかった」などの感想があった。 興味のある人の参加なので、和文化のキャッチ力に期待できる。 4回シリーズ、次回は「宴」お茶会だ。どんな内容にするかが、まだ決まっていない。 |