広島市の能舞台 [2011年01月11日(Tue)]
1月10日「能は楽しい!」を無事に行うことができました。
急病などもあり、20人の子ども達が発表しました。 2時開演に備えてのリハーサル いよいよ本番です。 最初は宇品公民館との共催「子ども能楽塾」の猩々(しょうじょう)。 続いて、市民文化財団主催「子ども能楽教室」の有志10人の「羽衣」。 衣装をつけ、舞台に上がると、子ども達は何とキリリと変わります。 指導者の力は大きいですが、能舞台のある空間には なぜかキリリとできるものがあるような。 子ども達の発表の後はお囃子方によるワークショップ 笛、小鼓、大鼓の先生方からわかりやすい楽器の説明を聞き、能の世界を 知ることができました。 かけ声が一役で、清清しい。 最後に能装束を着けての能舞「敦盛」です。 16歳で亡くなった平敦盛。情緒あふれる能舞です。 能舞台という空間の静寂と緊張。 現代社会のいつものあの忙しさがすっと抜ける心地よさ。 眠くなるのも当然です。 1人のお母さんから今回の体験感謝メールをいただきました。 とてもうれしいメールで、参加した多くの子ども達もほとんど同感を期待できます。 能楽は海外でも精神的な意味で高い評価を得ています。 広島市に能舞台があったとは? 初めて能舞台を しかも能舞をみることができた、という感想をたくさんいただきました。 いろいろな意味で、この能舞台、能の世界を再現し活躍して欲しいです。 来年も「能は楽しい!」予定しています。 1年に一度1月は能舞台の静寂と緊張で心地よく! 公民館を始め、ご協力いただいた方達に多大なる感謝を! 今後ともよろしくお願いします。 文化庁・地域伝統文化総合活性化事業 |