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ノブの看板ぶらり旅

看板屋の息子のノブが相棒のNikonD40と共に看板・広告をご紹介♪
あれ?これってなんの広告?最近気になるあの広告は?
なんて疑問にお答えしていくそんなblogしたいと思ってます!


Dear my faher

[2008年01月07日(Mon)]
私の父親は自分の仕事の内容を語らない。

それは、家に仕事を持ち込まないというポリシーに起因する。

しかし、この年末私は父と仕事について語った。



創業40年を迎えた株式会社新和工芸。

私の祖父が創業したこの会社は父で2代目。

もし、私が継ぐことになれば私で3代目ということになる。

業務内容は屋外広告美術業。

平たく言えば、看板のデザイン、設計、施工を行うものである。



年末、生まれて初めて父親と仕事の話をした。

それはきっと今年私が就職活動を行うからだろう。

父は今の秋田の経済の状況から、

会社の業務内容、ポリシー、

また大手広告代理店の介入による仕事の低減、

など多くのことを語ってくれた。



そして私の将来のことに関しては次のように言ってくれた。

『就職活動はお前の好きなようにやってみろ。

 ただ、この会社があることでお前が好きなことができる環境はある。

 お前自身が新しく会社を創って行くことはできる。』





そう言ってくれた父に私は感謝の気持ちで一杯だった。

自分の意志を尊重させてくれるが何よりもうれしかった。

ありがとう。

面と向ってなかなか言えないけど、一番身近な経営者である父に本当に感謝しました。

一期一会

[2008年01月07日(Mon)]
一番好きなものはなんですか?

と問われれば、

私は『人です』と答えたい。

より正確に言えば、“人の考え方”というものに魅力を感じる。

誰もがその人なりの考え方や信念を持っている。


相田みつを氏が次のような詩を残している。

 
  道

   道は自分でつくる
   
   道は自分でひらく

   人のつくったものはじぶんの道にはならない

                            みつを


それぞれがそれぞれの道を進んでいる。

そしてその道が同じ道になることはない。

だからこそ、人というものが私は好きだ。

人との出会いは、私に新しい道を示してくれる。

今まで見えなかった道を見せてくれる。




私の父の知り合いの通訳の方は、私に広い世界の存在を教えてくれた。

私の幼なじみはフィリピンでのボランティアを教えてくれた。

東京で出会った友達は、新しいことに挑戦することを教えてくれた。

フィリピン人ボランティアには家族の大切さを教わった。

明治大学の久米先生の講義で、ブログを通じての情報発信を教わった。


ひとつひとつの出会いが今の私を作っている。

だからこそこの出会いを大切にしたい。