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カダフィー側停戦発表[2011年03月19日(Sat)]
つい先ほど、18日にリビアのカダフィー政権が停戦を発表したとの報を聞いた。17日の対リビア攻撃容認の国連決議に応じて。反カダフィーの英・仏は半信半疑。私も普通なら疑っただろうが、「カダフィーよ、もうよいのでは」とカダフィーに引退・亡命を勧めるかのような文章を書いた直後の話だから、私はうなずいている。やっぱり、と。

 「また偶然の一致か ー亡命提案の直後の停戦報道ー 」
 停戦提案のニュースを初めて知ったのは18日23時台、それを受けてこの文章を書き始めたのは19日0時台。前のリビア関係の文章にカダフィー亡命の話を書き加えたのが18日23時前。カダフィー側の停戦案発表の報を受けてから書いたのではないので、その意味では驚いている、書いた通りになったと。
 また不思議な一致か? 読む側は「停戦案の情報を聞いてから(カンニング的に)気がつかないフリをしてカダフィー亡命案を書いたのだ」とか疑うのだろうか。私は試験でカンニングが摘発されたことが無かった、どこかの不良校的雰囲気の学園?の生徒ではないぞ、今は。
 ただ、何度も述べてきたように、私の書くような意見は、一神教世界の人間にウケルようだ、日本人よりも。キリスト教世界の欧米だけでなく、強烈な一神教であるイスラム教の世界でも。私のいう「天」という絶対的な存在を「アラー(イスラムでの神の呼び名)」に置き換えれば、時としてそのままだったりするから。そう考えると、上のような状況も理解できるのだ。

 「順調な和平を願う」 
 カダフィーの停戦提案でリビアが順調に和平に向かえば良い。カダフィーも何らかの形で身を引き、出来れば海外に移るのが良いと思う。リビアに残れば、いずれ殺される恐れが大きい。繰り返すが、反政府側もカダフィー側も、殺さずに済む命は殺すな。最近も多くの人間の死を見届けたばかりだ。
 だが、反カダフィー側が皆、停戦を疑っている。英仏もそうだが、特に交戦中の反独裁・反政府側リビア人たちが。憎しみを持ち殺し合う相手の強権独裁者の停戦案では、簡単には信用できないわな。もし、カダフィーが私のような意見と同じく、本当に停戦を模索していても、相手側が全く受けつけないのでは・・・。
 カダフィー側が停戦の実を示すかどうか、注意深く見守らねばならない。だが、大震災の直後の日本では情報不足。どうするかな。以前にも述べたが、何十年も前、リビアの大判の広告誌を左翼文化人?の家の玄関で何度も受け取って「カダフィーって誰」と思った頃以来の縁? 独裁者としての最後くらい「看取(みと)って」やろう、遠く離れていても。あくまで亡命先で余生を送る事を祈るが。
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