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まいける東山
中国の腐敗と天罰 (05/21)
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中国の腐敗と天罰[2008年05月21日(Wed)]
 「中国の建設予算はワイロ8割、工費2割」 中国の強烈な官僚腐敗と手抜き工事が大地震で全世界に暴かれ、大変な数の人間が死傷した。天罰は人間の問題点を鋭く突く。今回は、中国人社会の腐敗や共産党一党独裁支配下での悪政だ。人災を導き出す天災、人間のウソや愚かさをあぶり出す災害、それが本当に恐ろしい天罰だろう。

 ●「中国の役人の腐敗」
 「腐敗が当然の状況」
 「中国の役人はワイロなしでは何もやらぬが、ワイロがあれば何でもやる」といった話は以前から聞いていた。私も30年程前に被災地の「都江堰」「成都」「重慶」等の治水・水利施設等を観に行って以来、中国とは縁があるので。中国人社会では「役人はワイロという手数料で仕事し私腹を肥やす」のが常識で、それを目当てに役人になるそうだ。それにもコネやカネが関係するらしいが。悲惨な被害がクローズアップされる学校等の教育機関は政治力が弱いようだが、ここまでひどいとは。どこが「経済大国」なのか。後進国にしか見えない、最低の。「中国がアジアのリーダー」などと言う表現もやめてほしい、恥ずかしいから。

 「想像を絶する腐敗度」
 「中国では日本の元防衛次官汚職など(小額すぎて)ニュースにならない」との中国報道関係者の話が、TVで紹介された。後進国には一般的とはいえ、中国官僚の強い腐敗体質は数千年来で、特にひどいようだ。「法治国家(社会)」でなく「人治国家(社会)」と言われ、官僚や有力者の恣意、専横、法律規則無視等々が激しいとされる中国人社会。ルール軽視(無視)の気質、国民性とも関係するようだが。その上、更に、批判勢力の存在を許さぬ共産党一党独裁支配体制下では、腐敗が野放し同然になって極限まで拡大する。元防衛次官へのワイロは数千万円相当だが、中国では累計ワイロ総額が数百億円に上る場合が出てくるとの事。個人所得や物価が低い中国だ、日本の感覚では数千億とか兆に近い額だろうか。

 「中国への義捐金などやめよう」
 各報道機関が四川大震災やミャンマーのサイクロン災害への義援金を募っているが、「8割」?が腐敗役人、独裁主義者の中国共産党やミャンマー軍の幹部等にまわり、私腹を肥やさせる可能性が大きい事になる。横流し業者や泥棒・こそ泥以外に。上記のような腐敗を報じた直後に、同じ番組内で義援金を募るとは、いかなる神経か。「義援金の相当部分は横領される恐れがあります」とか説明すべきだ、自身がそう報じているのだから。このままでは、TV局が横領犯人達を「ほう助」(手助け)する事になろう。当然「犯罪」だ。疑問なく使われると言うなら、使途を明確に説明すべきだ、現場に至るまで調査して。難しいだろうが。
 直接に被災者を助ける救命・援助隊活動等ならともかく、NPOが直接地元民に物資を配っても後で取り上げられるような事態が、後進国、特に独裁国では起こりやすい。ミャンマー軍兵士が、空港で受け取った援助物資を白昼堂々横領し飲食する映像がTVで放送された。泥棒は泥棒(民間人)だけではない国々なのだ。「北朝鮮なら全部横領なのに比べ、2割は届く可能性があるから良い」という事か? そんな国々に散々支援を行い、民主主義の敵である独裁主義者を太らせてきた日本の誤り、特にそれを支援?してきたマスコミの罪こそ、反省すべき時なのに。
 日本企業なども相当たかられたのだろう。巨額のワイロを取り、世界最高と言われた生産技術やノウハウを取り、取ってしまえば属国扱い。数千人に毒を飲ませても一切知らんふり。こんな事態は日本人の自業自得か、それとも、これこそが「天罰」なのか? 数百億のワイロの相当部分が日本企業から、でないとよいが。当然、日本人は自分が被害者と思うだろうが、中国経済の膨張で経済植民地化の脅威にさらされる東南アジアの側には、仲間(共犯)と見える可能性がある。誤りを繰り返さないためにも、このような国とは少しでも距離をとり、毒ギョーザ事件等でごまかしを続けるなら、「対中断交」まで検討する覚悟が必要ではなかろうか。



 ●「中国文化圏の異常な後進性」
 「中国人の政治の異常さ」
 @「金権腐敗」とA「家族政治」 中国人の政治・行政の問題点を、台湾人が2点に整理していた。戦後、異民族の日本の支配から独立したら、今度は台湾土着民から見れば異民族である漢民族の中国国民党による強烈な強権・弾圧政治、腐敗政治にさらされた台湾人。同じ中国文化圏の中国人の統治への淡い期待も、「敵国の日本領だった異民族・台湾人」という国民党の弾圧ですぐに消え、その後は中国人支配者の腐敗を見せつけられただけ。その台湾人の実際の経験にも基づく整理だろう。
 @の「金権腐敗」は上記の如くだ。Aの「家族政治」とは、露骨な情実人事による、関連要職等への極端な親族の登用等で、これが進めば公職の親族支配となる。中国文化圏の中国系や朝鮮(韓国)系の会社は親族支配が一般的で、大きくなれば財閥式となる。それが近代的企業として認められない一因だ。私企業でも批判がある親族支配なのに、中国人はそれを何の恥ずかし気もなく大々的に公職の世界に持ち込み、大々的に腐敗するのを当然とする点が、大問題なのだ。そして、そのような「極端な悪徳」を移民先の国でも平気で実行し、しかも、そのような状況・考え方を手段として相手国を支配しようとするために、大変に嫌われる訳だ。

 「東南アジアの反中感情」
 「東南アジアの反中感情」(旧・「毒ギョーザとチベット3改」)にも最近の加筆で述べたが、中国系のタクシン元タイ首相が強く非難され、結局クーデターで追放された背景にも、そのようなものがあったと考えられる。重要官庁幹部にも親族を送ったが、中国人の国と言えるシンガポールの政府系ファンドへの(元国営)通信関連企業株式の売却と税金逃れ等についても、批判が大きかった。株式が親族名義で売却益は名目上は親族に入ったが、大臣の株式保有制限をクリアーするための名義で、私欲を満たすためではなく、タイ政治の安定のための資金だったと思われる。だが、上記の中国的悪徳の@A両方を犯した印象を与えたかもしれない。タクシン元首相の巨大与党「タイ愛国党」が北京に支部を開設したり、首相就任後に米国より中国を先に訪問した事なども加わって、「中国系」の印象が先に立ち、タイ社会の根深い中国系不信を刺激した側面もあろう。結果、株式売却問題も、「中国共産党に近い中国系の首相が、中国人の国に王国の財産を売り、中国的に汚く親族に儲けさせた」と判断された可能性があると考える。

 「中国系タクシン首相への不信」
 当初、私は細かい事情を知らず、タクシンが何故そこまで強く非難されるのか、とも思った。自己の経営していた企業で中国的な親族経営を排し、有能な人材を登用するなど、(中国系らしからぬ)近代的で誠実な人間、といった評価をされていたタクシンは、個人的には信用、人気の高い首相だった。巨大与党「タイ愛国党」をほぼ一人でまとめていたのだ。私も、積極的な社会資本整備等の政策や、不安定だったタイ政界に安定与党を成立させた点等を、支持、評価していた。だが、タイ社会の中国系不信に関係する根深い政治不信からは逃れられなかった訳か。
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