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トップヘビーな組織 −新国立問題調査報告 弱体な事務組織と無益な「有識者会議」の無責任体制−[2015年09月25日(Fri)]
「こんな言葉は聞いた事がない」とのコメントがテレビで出た「トップヘビー」。五輪の新国立競技場問題の調査結果での言葉だ。このブログでは馴染(なじみ)の言葉だが、過剰装備や違法操業・改造等で軍艦やフェリー等の船の重心が上がりすぎて「頭でっかち」となり、船の復元性が落ちて転覆しやすくなる状態等を指す意味で何度も使ってきた。
 今回の新国立問題調査報告では、役に立たないのに肩書ばかり重大な者達を集めて作った「有識者会議」が「有害無益」で、助言や後見の組織でなく、事業推進組織としての中身も無いのに実質的な「意思決定機関」と化し、大規模事業に不慣れで弱体な事務組織の上に載っていた弊害を指摘した。この会議のメンバーには森会長や東京都知事等も参加しており、それらの五輪準備推進業務の直接の関係者の責任は重い。首相官邸の意思に反して急に文部科学大臣が責任を取って辞任すると発表したが、以前から批判のある森会長や2億5千万疑惑の舛添都知事にも辞任してほしい、経済政策オンチの首相と共に。体制刷新だ。それをまず行え。
 
 それにしても、この「トップヘビー」と言う言葉、現在のアベ自民党政権にも当てはまる。小選挙区制導入と派閥の弱体化、政策議論の中核だった竹下派の解体等により、官邸や党執行部に力が集中し、総理・総裁の判断が通りやすくなり即断即決できて良いかと思ったら、その地位に就いたのは五輪準備もできない経済政策オンチ。これぞ「トップヘビー」ではないのか。

 海軍系右翼?の私の良く使う言葉を使って批判すれば効果はある、大臣も辞めるくらいだから。だが、日本人が直ちにやるべきは天の側への降伏だ。それを忘れるな!
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