先月末にうわさされた中国の影金融関連企業の取り付け騒ぎは一応は回避された。何でも、影金融で乱脈企業に融資されたヒドイ債権の回収ができないのを、突然と現れた正体不明の他者が債権を買いとって収めたそうだ、価値のない債権を。中国の中央政府の意向を受けて地方政府がやったとか。

　要するに見え透いたゴマカシにすぎないのだ、幼稚極まりない。むしろこれは今までもあった事が表に出ただけでは。無関係の顔をして深く影金融に関係して金を引き出し、強欲で無謀なバブル投機の巨額損失をゴマカしてきた地方政府が､自分が連鎖倒産等に巻き込まれるのが嫌で自らごまかした、中央政府の威光も借りて、という話だろうよ。「債権を買い取ったのは地方政府だ。取りつけ出来ないだろう！」

　では金はどこに行ったのだ？　金があったとすれば、どこからごまかしてきたのだ？　

　これが影金融の正体だぞ。「影金融バブル」のような表現を説明もなしに安易に使う奴がいるから、バカな一般人がダマされるのだ。大げさにいえば「中国はまだ好景気が続いているらしい」とかな。影金融とは2011年秋に始まった不動産バブル崩壊で大損失を出した奴らがゴマカシの粉飾の手段としているものだぞ。バブルではなく、バブル崩壊で膨れ上がった廃棄物、悪臭を放つゴミどころではない。極めて危険な有毒物質の山なのだ。
　バブルと言うと景気の過熱というイメージがあるが、全くその逆なのだ。それを「影金融のバブル」とか安易に表現するのは、恐らくは中国の宣伝か、それに乗せられたスパイだろうよ、日本のマスコミによくいる。気をつけろよ、もう完全に遅いけどな・・・。

　これが中国の実態だ。全てがウソとごまかしなのだ。世界人類よ、死にたくなければ中国人なんぞとかかわるんじゃない！　悪魔とつるむ代償は大きいぞ。