しっくり。[2009年12月27日(Sun)]
会う度に、
オレの知的好奇心をビビビッと刺激してくれる、
井の頭公園スタバのお友達 “ zaki 君 ” と、
最近ココロ惹かれた本やサッカー番組の話なんかを、
コーヒーを飲みながらゆるりとしていたのですが、
その中でオレが書いたブログの話になったのです。
小説 『 圏外へ 』 の一文を読んで、
使う一人称次第で考えが変わるんじゃないか、
そんなことを考えた日記 「 オレとボク 」 ( → こちら ) 。
「 それを読んで思い出したんですよ 」 と言って、こんな話を。
「 カナダ留学から帰ってきてすぐ、
友達と話をしてる時に “ オレ ” を使ったらすごく違和感があって。
その話の内容的に、あと、上から話をしてる感じがしたんですよ。
で、“ ボク ” を使ってみたら、なんだか、しっくりいって。
英語では “ I ” だけだから意識したことなかったんですけどね。 」
そう、「 しっくり 」 くるかどうか。
それは人によって、きっと、違っていて、
そのしっくりくる一人称で話してる時の感じが、
いろんな意味で一番 「 素 」 なんでしょうね。
オレの場合はやっぱり、“ ボク ” じゃなくて “ オレ ” 。
小学校高学年で初めて 「 オレ 」 を使った時、
恥ずかしくて恥ずかしくてしょうがなくて周りを見れなかったこと、
あと、自分の中の何かが変わったなって実感があったこと、
今となっては、あまりに懐かしすぎる思い出です。
何が変わったのかは、いまだにわかりませんけどねー。
『 何度も言ってると気持ちよくなる波形ってあるでしょ。
言葉って意味と関係ないところにすごい力がある。
それって、音楽なんですよ。 』
ミュージシャン・山崎アイ