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その人の世界。[2016年01月26日(Tue)]



久しぶりに観ました、
ジャームッシュ作品『 ナイト・オン・ザ・プラネット 』。




世界の5都市を舞台にした、
タクシードライバーと乗客の人間模様を描いた映画です。






20130407233025f60.jpg







やっぱりオモシロイー!!




クセのあるタクシードライバーたちが
「 お客様にご利用いただいている 」ではなく、
「 自分の世界にようこそ 」なスタンスで。




下北沢にあるカフェ『 ベアポンド・エスプレッソ 』の
“ 田中勝幸さん ” のこのコトバのような世界観。






 「 人生は自分だけのものだから、

   たくさんの人に理解されなくてもいいんです。

   家族や大切な人だけがわかってくれればいい。 」






 「 僕の考えでは、

   この店でマシンの前に立っている時は、自分はキング。

   何か言われたら “ お前、誰に向かってモノを言ってるんだ ”

   と堂々と言える。

   でも、そこから一歩出たら僕は浮浪者と同じ。

   そういう生き方なんですよ。 」






コスタリカの路線バスのドライバーは本当に愉快でした。




ひたすらにバラードをかけるドライバー。
お気に入りチームのサッカーの試合をラジオで流すドライバー。
ウエスタンハット&レイバン風サングラスのドライバー。




それぞれのバスが
その人の好きで溢れた空間だったのですが、
一度、こんなことがありました。




ドライバーは、もうすぐ60歳くらいのおじさん。




ラテンドライバーならではのスピードで、
直線では周りの車をぶち抜き、カーブは攻めに攻め、
サッカー選手だと、バルセロナ時代のロナウドみたいな運ちゃん。




赤信号で止まると、
何かを確認しながらバックミラーを動かし始めました。




そのミラーの先に映ってるのは、スタイル抜群の美女。




おじさんはその子に向けて盛んに目配せをして、
気づかれないとわかると手を振って、ナンパを敢行したのです。




しばらくして気づいた美女。




まったく嫌な顔をせずに、
愛想よく手を振りかえして、おじさんニンマリ。




微笑ましくてすっごくよかったのですが、
ひとつだけ困ったことは、信号が青に変わると、
美女のリアクションでテンション上がったおじさんが、
さらなる怪物ロナウドになってしまうこと。
コンポステーラ戦のときのような誰も止められない状態になり、
カーブでのスリリングさは半端なかったのでありました。




コスタリカやブラジルでは
そういう「 その人自身 」が見える瞬間がいっぱいあって、
それはそれは愉快だったなぁ。
( その分、面倒くさいこともあるんだけども… )




やっぱ、人間が大好きです。








 『 音楽、場所、人……

   時間が過ぎるのは早いから、

   来るもの拒まずで受け入れるし、

   僕に話しかけてくるものを大切にする。 』


             映画監督  ジム・ジャームッシュ





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