立秋に想う [2018年08月07日(Tue)]
今日は旧暦では、立秋、秋の気配が感じられる日である。昨日までの猛暑の中で立秋と聞いても全然ピンと来なかったが、なんと、今日の東京の日中の気温は22度ぐらいと低く、地下鉄の中では、エアコンが効きすぎて寒かった。予報では、8日から9日にかけて強い台風13号が関東地方に接近し、上陸の恐れもあると報じているが、気温は、明日も20度台の半ばであまり上がらないようである。
今年の夏は、猛暑で新記録が出るほど暑いのに、暦の上で「立秋」となると、急に気温が下がって「秋の気配が感じられる」ようになるのは、何か奇妙な感じがする。まるで天気の神様が、旧暦の24節季に気を使って、急いで気温を下げたのではないかと思いたくなる。 そう言えば今年は、7月7日の小暑(暑気に入り梅雨のあけるころ)のとき、7月23日の大暑(夏の暑さが最も極まるころ)のときも、その日の天気と24節季の暦がよく合致しているように感じた。 24節季で立秋の次は、8月23日の処暑(暑さがおさまるころ)である。目前の台風13号の進路も気になるが、この夏の暑さがどうなっていくのか、処暑の8月23日には果たして暑さはおさまるのか、24節季の処暑に対する天気の神様の気配りが気になってきた。 |
Posted by
寺島紘士
at 23:17