• もっと見る
<< 2017年12月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
「日本海洋政策学会 第9回年次大会」開催(3 ) [2017年12月09日(Sat)]
12月3日に開催された日本海洋政策学会 第9回年次大会の際に開催された第9回 定例総会及び第17回理事会についても報告しておきたい。

「第9回 定例総会」は、年次大会の午前の部の研究発表(その1)の終了後に行われた。
171202JSOP年次大会IMG_0749 (2).jpg

奥脇会長が議長を務め、次の5つの議案を審議した。

第1号議案 平成28年度事業報告及び収支決算並びに監査報告について
第2号議案 平成29年度事業計画及び予算について
第3号議案 会則の一部改正について
第4号議案 理事の1名追加について
第5号議案 会員の入退会について

第2号議案では、来年は日本海洋政策学会が設立10周年を迎えるので、そのための記念事業を検討する委員会の設置などが新たな内容として盛り込まれている平成29年度事業計画・予算が承認された。

第3号議案では、「理事は、会員の投票に基づき、総会の承認によって決定する。」(会則14条第2項)と定められている理事の選出について、役員改選期間途中における役員の補充を可能にするために、「第2項の規定にかかわらず、会長は総会の承認を得て新たな理事を追加することが出来る。」とする規定を会則第14条に第4項として追加する会則の一部改正が諮られ、承認された。

これに基づき、早速、第4号議案で理事の1名追加が諮られ、奥脇会長の推薦する兼原敦子氏(上智大学法学部教授)の理事就任が承認された

第5号議案では、18人の入会と2人の退会が諮られ、承認された。

この後、今年度に入ってからの理事会等会議の実施状況、課題研究の実施、「海の日」論文の募集結果、学会誌の刊行、メ−ルニュース、ニューズレター等の発行など、学会の活動について報告が行われ、第9回総会は滞りなく終了した。

続いて、学会の「第19回定例理事会」が昼食の時間を使って行われ、次の3つの議案が審議された。

第1号議案 常設委員会委員長交代に伴う新委員長の選任ついて
第2号議案 会員の入退会の承認について
第3号議案 2018「学生論文」募集について

第1号議案は、学会設立以来、学際的な学会誌の編集に抜群の指導力を発揮して務めてきた山形俊男副会長・編集委員長からの編集委員長退任の申し出に伴う新編集委員長の選任で、編集委員会委員として活躍している兼原敦子理事が選任された。

第3号議案は、これまで海事新聞社と共催で行ってきた「海の日論文」の企画が、海事新聞社の申し出により平成29年度で終了することから、学会としては、若手会員の掘り起こし、及び海洋政策に関する社会の関心を高めるために、今後は、「学生小論文」として当学会が募集する形で継続していくことが学術委員会から提案され、承認された。

議案審議終了後、2017「海の日」論文の募集結果、課題研究の実施状況、日本海洋政策学会誌第7号の刊行、日本海洋政策学会設立10周年記念事業、H29 年度特別研究会・セミナー等の開催について報告が行われた。

特に、日本海洋政策学会設立10周年記念事業については、6月13日の第18回定例理事会の承認に基づき、中原裕幸総務委員長を委員長とする記念事業委員会が設置されたことや、記念講演会の開催・学会誌創立10周年記念特集号の編集などの記念事業計画案の検討状況が報告された。設立10周年に向けて準備が具体化してきてその進展が楽しみである。

このように、学会活動も設立10周年の節目に向かって、新たな展開が始まっている。海洋と海洋ガバナンスに関心のある皆さん、特に学官産民の若い人たちの日本海洋政策学会への入会を心からお待ちしている。
Posted by 寺島紘士 at 23:51
| 次へ
プロフィール

寺島紘士さんの画像
Think_now_new.jpg
リンク集
Google

WWW
寺島紘士ブログ
https://blog.canpan.info/terashima/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/terashima/index2_0.xml