川崎大師に初詣 [2019年01月08日(Tue)]
今年は1月4日まで年末年始の休みだったので、4日(金)に毎年お参りしている川崎大師に初詣に出かけた。
今年は大学の推薦入試に合格して余裕ができた孫娘が同行してくれたので、二人で朝8時20分ごろ家を出た。電車も混雑していなくて川崎大師駅まですべて座っていけたのは、ありがたかった。駅からの人混みもほどほどで仲見世が並ぶ道をまっすぐ行って境内に入った。 まず昨年いただいたお札をお返しし、口と手を清めてから、お札所で家内安全の特別大護摩を申し込んだ。 今年も午前10時のお護摩には間に合わなくて午前11時のお護摩になったので控室の広間で大分待った。そのうち広間に入ってきた高齢の参詣者の中に、畳に座るのがきついのか、椅子を借りて座る人が出てきたので、私も以前痛めた左膝をかばうため椅子を借りて座った。 やがて時間が来て本堂向かって右側の内陣に案内された時にも椅子を出してもらって座ったので、今年は身体が楽で助かっただけでなく本堂の中にぎっしり詰まっている参詣者の姿もよく見えた。 ほどなくお護摩が始まり、導師が「南無大師遍照金剛」と唱えるのに和して、大師様のご宝号を5たび唱え、新しい年のお導きとお力添えを祈願した。 続いて、読経がはじまり、太鼓が叩かれる中、読経にあわせて護摩木が焚かれ、お札が火にかざされていくのをイメージして座って聞いていた。 やがて堂内参拝の時間となり席を立って、いつものとおり、読経を聴きながらご本尊、堂内の諸仏にお参りをした。そのあと中書院に案内されて、そこでお屠蘇をいただき、お札と供物を受けとって外に出た。 たくさん並んでいる屋台の中を通り抜けて本堂の前に戻ると、そこには私たちが午前10時ごろ着いたときにはそれほどでもなかった参詣の人々が大勢混み合っていた。 帰途、今年も門前の仲見世の住吉で久寿餅を、また、高橋太一商店で今年の干支の亥の置物を求め、さらに同行してくれた孫娘のために黄粉餅や甘酒を買って、最後に参道の蕎麦屋でえび天そばを食べてから家路についた。 川崎大師へのお参りは、42歳の厄年の時から休むことなく毎年続けてきているが、今年は孫娘が一人同行してくれて楽に初詣を済ませることができて嬉しい。帰りの電車も空いていて川崎大師駅から京急川崎駅までの間を除いては座ることができて助かった。 新しい年、平成最後の年、2019年がいよいよスタートした。 後に弘法大師の諡号を贈られた空海には、唐に渡ったとき往復とも暴風雨に襲われて難儀したことや、この地に厄除弘法大師がご本尊に祭られた経緯など、海にまつわる話が結構多い。 (本ブログ2010年1月18日、2011年1月2日、2014.1.5等参照) 今年も大師様にお導きをお願いして歩みを進めることとしたい。 |
Posted by
寺島紘士
at 00:30