NPO海ロマン21の定期総会・懇親会に参加 [2018年07月08日(Sun)]
先日、久田安夫さんに会ったとき、久田さんが理事長をしている特定非営利法人「 海ロマン21」の9月の定例卓話会で海洋の問題について、テーマは任せるので、講演をしてほしいと言われた。
海の問題に夢を持って取り組んでいる久田さんがリードするNPO海ロマン21とは前からお付き合いがあり、2016年1月には海ロマン21の新年会でも講演している(本ブログ2016年1月24日参照)ので、テーマは後で決めることにしてとりあえずお引き受けした。 そのあと今度は、海ロマン理事の弦間千映子さんに会ったとき、7月6日に海ロマン21の総会のあと懇親会があるから来ませんかとお誘いを受けた。 総会の後半には、「第3期海洋基本計画」について内閣府総合海洋政策推進事務局の羽尾一郎局長の講演もあるという。 そこで、7月6日(金)夕方、新橋の新橋亭で開催された海ロマン21の第16回総会に羽尾さんの講演に間に合うようにと出かけて途中から参加した。 定期総会の議事が終了した後、講演になり、冒頭に久田さんから海ロマン21が昨年7月に第3期海洋基本計画の策定に向けて海洋深層水の利活用について提言を行い、海洋基本計画の中に海洋深層水が取り上げられたことが紹介された。 (提言についてはhttp://ur21.net/ur21/pdf/2017.07.28%20kihonkeikaku.pdf参照) 続いて、国会関係で急きょ出席できなくなった羽尾さんに替わって内閣府総合海洋政策推進事務局総括担当の藤原威一郎参事官が、「第3期海洋基本計画について」講演した。 第3期海洋基本計画の策定作業中、事務方の総括として前面に立って取り組んできた藤原さんの説明は、中々説得力があった。聞いていて、第2期計画に比べて質量ともに充実した370項目にも及ぶ海洋施策の内容に対する理解が進むとともに、第3期計画がこれらの施策を着実に推進するために司令塔機能を強化し、PDCAサイクルを活用して取り組むなどいろいろな工夫をしていることが確認できて大変良かった。 そのあと懇親会の席上で旧知の人たちや、その場で会った人たちと話をしているうちに盛り上がり、あっという間に時間が経っていた。 弦間さんとは、このごろ、五感が形成される時期の子どもたちにどうやったら海を感じさせることができるか、と言うようなことを議論していたので、懇親会の席上でもその話をしてみようかと思ったが、久田さんを補佐して懇親会の段取りにも目配りしている弦間さんは忙しくてそれは先送りとなった。 |
Posted by
寺島紘士
at 23:53