学術 (1)日本海洋政策学会第9回年次大会の開催準備が進む [2017年10月06日（Fri）]
|
日本海洋政策学会の年次大会は、12月の第1土曜日開催が恒例となっており、本年は12月2日（土）に東京大学の小柴ホールで開催される。（本ブログ6月17日、8月4日参照）
第9回年次大会の統一テーマは「海洋政策をめぐる日本と世界の動向」である。 その開催・準備について審議し、必要な決定をするため、10月6日（金）に第９回年次大会の第2回実行委員会が開催され、坂元実行委員会委員長（学術委員長）、実行委員会委員の中原総務委員長、柴山広報委員長、並びに奥脇会長及び3副会長（寺島、山形、来生）が出席した。 今回の実行委員会の議事は、①発表報文、ポスターの採択、②プログラムの構成、③予算ほか、④その他、である。 今回の議事の中心は、応募のあった研究発表、ポスター発表を審査して年次大会で発表するものを選定・採択することである。各委員の審査評価を基に議論が行われ、研究発表7編、ポスターセッション８編が採択された。 続いてプログラム構成、予算について議論したが、もうかなり中容が詰まってきていて、審議はスムーズに進んだ。さらに、本年も研究発表要旨集に企業広告を掲載することとし、掲載費用１ページ５万円で募集することが決まった。 今回の実行委員会でも出席者の間で様々な議論が行われたが、坂元委員長のリードの下で議事はスムーズに進行して、審議は前回と同様実質1時間半ほどで終了した。 日本海洋政策学会の第９回年次大会は、統一テーマ「海洋政策をめぐる日本と世界の動向」を掲げ、基調講演、研究発表、ポスターセッション、パネルディスカッションを行うこととしている。 このうちパネルディスカッションは、来年春の第３期海洋基本計画策定を念頭において『第３期海洋基本計画への期待』をテーマに行う。兼原敦子上智大学教授がモデレータを務め、４人のパネリストも中々の顔ぶれである。 １２月２日（土）の日本海洋政策学会の第９回年次大会には、海洋に関心を持つ多くの皆さんに参加していただきたいと願っている。 |
Posted by
寺島紘士
at 22:41
