夏が来れば思い出す(続き) [2017年08月25日(Fri)]
8月23日のブログに「夏が来れば思い出す」を掲載したところ、読者から「写真を載せて」というメールをいただいた。
実は、私自身もTシャツの挿絵を文章で描写しながら写真も添えようかと一瞬思ったが、そのときは時間がなかったのでできなかった。そこで早速Tシャツの写真を2枚撮って8月23日のブログに追加したのでお知らせしたい。 なお、ここにもそれらを重ねて掲載するので、どうぞご覧下さい。 <1996年の日本財団「国際海洋シンポジウム〜海は人類を救えるか〜」のTシャツ> <2016年の「全国アマモサミット2016 in 備前」のTシャツ もう一つ補足したいのは、「夏が来れば思い出す」というブログのタイトルについてである。 年配の方はご存知かと思うが、このタイトルは、昭和24年(1949年)にNHKの「ラジオ歌謡」で石井好子が歌った歌曲「夏の思い出」の歌詞からきている。 夏の尾瀬(おぜ)の思い出を歌った江間章子作詞・中田喜直作曲のこの歌曲は、「ラジオ歌謡」で放送されるとみるみるうち多くの人々の心を捉えて人気歌曲となるとともに、尾瀬そのものの人気も飛躍的に高まった。 私も大学時代(昭和30年代後半)には、夜行列車、バスを乗り継いで尾瀬を何度も訪れ、燧岳、至仏山などに登り、尾瀬沼、尾瀬ケ原など尾瀬一帯を歩き回った。尾瀬という言葉を聞くと山々の姿、水芭蕉・ニッコウキスゲなどの花、尾瀬ケ原の広い湿原とそれを貫いて続く木道など、様々な場面が今でも懐かしく蘇ってくる。 人々に愛唱された「夏の思い出」の歌詞は次のとおり。(2番省略) 夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬(おぜ) 遠い空 霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径(こみち) 水芭蕉(みずばしょう)の花が 咲いている 夢見て咲いている水のほとり 石楠花(しゃくなげ)色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空 尾瀬は、東京から日帰りや一泊ツアーのバスも出ているようなので、まだ訪れたことのない方には一度訪問をお奨めしたいスポットである。 |
Posted by
寺島紘士
at 23:26