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今日は海の日 [2017年07月17日(Mon)]
今日、7月17日は、国民の祝日「海の日」である。

海の日は、本来は7月20日であるが、ハッピー・マンデー制度によって2003年から7月の第3日曜日に変更されてしまった。(本ブログ2014年10月8日等参照)

したがって、今年は7月17日が「海の日」である。

しかし、祝日にはその日を国民がこぞって祝うそれなりの由来と意義があり、一昨年は7月20日、昨年は7月18日というように毎年祝う日が変わるようでは祝日の意義が薄れ、単なる休日に近くなってしまう。

国民の祝日「海の日」を本来の7月20日に固定化すべきという世論が巻き起こっているのは海の恩恵を真剣に考えて感謝している人たちにとっては当然の動きである。(本ブログ2017年1月8日、5月16日等参照)

それはさておき、本年も、「海の日」を迎えるに当たり、総合海洋政策推進事務局、国土交通省、日本財団が、海と日本人の絆を想い、次世代を担う子供たちに海の恵みを引き継ぐための機会として、官民協働した取組みにより、「海の日」行事“海と日本プロジェクト”を実施している。

17日の「海の日」当日は、グランド・オープニングとして政府が主催する「総合開会式」と海洋基本法十周年をテーマとしたシンポジウムが東京港晴海客船ターミナルで開催され、私も出席した。

総合開会式は、冒頭に松本純海洋政策担当大臣が挨拶をし、続いて安倍晋三内閣総理大臣のメッセージが読み上げられた。それから石井啓一国土交通大臣が挨拶をし、その後、笹川陽平日本財団会長が挨拶をした。安倍総理のメセージ、松本、石井両大臣の挨拶はそれぞれ傾聴に値する内容だった。

笹川会長の挨拶は、昨年の海の日の挨拶と同様、大臣の挨拶とちがって出席している子どもたちに向かって海の大切さについてゆっくりと語りかけ、会場の子どもたち、さらに、大人たちの心をも捉える説得力のあるものだった。

そして、挨拶の最後に、「海の日」を本来の7月20日に戻す時が来ている、と述べるのを聞いて共感した。

総合開会式に続いて、「海の日」行事 “海と日本プロジェクト”「海洋基本法施行10周年記念シンポジウム」が開催された。第3期海洋基本計画の検討に参考となるいい内容のシンポジウムだったので、これについては、次回あらためて取り上げることとしたい。
Posted by 寺島紘士 at 23:39
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