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「日本の島嶼領土 尖閣諸島・竹島・北方領土」パンフレット作成 [2017年05月19日(Fri)]
海洋政策研究所島嶼資料センターでは、このたび「日本の島嶼領土 尖閣諸島・竹島・北方領土」パンフレットを作成したので、お知らせしたい。

海洋政策研究所島嶼資料センターは、日本の島嶼をめぐる様々な問題に関連する文献等の史資料を収集・整理を行うことを目的に、2012年に設置され、日本の島嶼の問題について特に歴史的経緯と国際法による分析に焦点を当て、学術的な立場から研究を行っている。

日本は、6852の島々から構成される島嶼国家であるが、近年、日本の一部の島嶼について、近隣周辺国との間に領有権をめぐって主張の対立が生じている。

これらの事例においては、それぞれの国家の主張を根拠とした様々な情報が国際社会に流布され、歴史的経緯の解釈の相違も相まって混沌とした状況を生じさせ、当該関係国間の関係悪化を招く事態となっている。

東アジア地域の諸国が安定的な発展を図るためには、これら島嶼問題についての「正しい理解」を関係国のみならず国際社会も共有することが肝要であり、とりわけ歴史的経緯と国際法上の検討は、平和的な解決に向けて不可欠といえる。

このような状況に鑑み、島嶼資料センターは、学術的な立場からの分析結果を国内外へ情報として発信することで、国内のみならず国際社会とも「正しい理解」を深く広く共有することを目指している。

その情報発信のひとつが、日本の島嶼に関する問題についての正しい理解を助けるために、地図(位置情報)、面積をはじめ、島嶼に関する様々な基礎情報を掲載している情報ライブラリーである。

尖閣諸島、竹島、北方領土について、地理、環境、産業、領有権−法と歴史、生態系、海洋・気象に関する「Facts & Figures」を掲載しており、様々な人々に見ていただいている。(https://www.spf.org/islandstudies/jp/info_library/参照)

今回作成した「日本の島嶼領土 尖閣諸島・竹島・北方領土」パンフレットは、それらの情報を基に、尖閣諸島、竹島、北方領土についての「日本の基本的立場」「歴史的事実」、及び、領有を争っている相手国の主張とそれに対する日本の反駿を簡潔にまとめて掲載したものである。

日本の島嶼領土に関心のある皆さんに是非一読していただきたい。
お問合せは、http://www.spf.org./islandstudies/jp/まで
Posted by 寺島紘士 at 23:02
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https://blog.canpan.info/terashima/archive/1410
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