自民党、「排他的経済水域に関する法整備推進ワーキンググループ」会合開催 [2016年10月27日(Thu)]
10月25日(火)、自民党政務調査会の「 宇宙・海洋開発特別委員会 排他的経済水域に関する法整備推進ワーキンググループ」会合が開催された。
排他的経済水域に関する法整備については、自民党における審議が進めば、次に、海洋基本法戦略研究会おいて検討することになるので、私も早起きして朝8時から始まる会合に参加させていただいた。 会合では河村建夫 宇宙・海洋開発特別委員長、武見敬三海洋総合戦略小委員長、山本一太排他的経済水域に関する法整備推進ワーキンググループ(WG)座長がそれぞれ挨拶し、国連海洋法条約が定める排他的経済水域に関する法整備推進に早急に取り組む必要性を強調し、政治主導でこれに取り組む方針を明らかにした。 議事は、小倉将信WG事務局長の司会で進行し、海洋構築物規制、海洋の科学的調査規制、法執行体制の強化等や開発及び利用の促進など、我が国の排他的経済水域における権益確保に資する法整備の検討状況がWG事務局長試案として提出され、審議された。 会合に参加した国会議員から活発な意見が出され、1時間があという間に過ぎてしまった。 国連海洋法条約の新たな海洋秩序の下で、多くの国々が法律を制定して排他的経済水域の開発・利用・保全等に取り組んでいる。わが国でも法律を制定して、排他的経済水域・大陸棚の開発・利用・保全等に関する取組を推進することが必要であり、ワーキンググループの検討が速やかに進展することを期待している。 |
Posted by
寺島紘士
at 22:47