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八重原の楽しみD故郷の山々 [2017年08月19日(Sat)]
10日に八重原に来てから今日まで10間、北に連なる故郷の山々は頂上が雲に隠れていて子供のころから見慣れた懐かしい山容が見えないままできた。

毎日、今日は見えるかなと期待して眺めてきたが、なかなか姿を現さない。

昨日午前などは烏帽子岳の方角を眺めると、厚い雲の層が山頂の部分をがっしりと覆っている。そしてその下にさらに東から西に横にたなびく別の雲の層があって、そこから絶えず雲が上に立ち昇りながら西に流れていて、まるで雲がダンスをしているのを鑑賞している気分を味わった。
170818雲の舞IMG_0619.JPG

170818雲の舞IMG_0620.JPG

しかし、依然として故郷の山々は姿を現さない。

このままでは今回は故郷の山々の姿を拝まないまま帰ることのなるのかと半ばあきらめかけていたところ、今日の午後になって事態が好転した。

朝から青空が見え、陽が射して来たので天気の回復に一縷の望みを託していたところ、午後1時過ぎるころから山頂を執拗に覆っていた雲が軽やかに消えていき、ついに見慣れた烏帽子岳が姿を現した。
烏帽子岳170819IMG_0635.JPG

さらに眺めていると、三方が峰、高峰、黒斧、浅間山などの懐かしい北の浅間連山全体が姿を現してきた。
170819浅間連山2IMG_0624.jpg

夕方には、また厚い雲が空を覆い、雨が降ってきて、山々の姿も雲の中に消えてしまったが、今回の八重原滞在中に懐かしい山々のこの夏の姿をこの目で確かめることができたことは大きい。

これを胸に今年の後半もうちょっと踏ん張ってみようかと思う。
Posted by 寺島紘士 at 23:46
八重原の楽しみ?C虫たち [2017年08月18日(Fri)]
八重原には、蝉(セミ)、蜂(ハチ)、蝶(チョウ)、蛾(ガ)、蛙(カエル)、蟻(アリ)、蚊(カ)、…様々な虫たちがいて、目の前に気軽に現れる。

中でも8月12日のブログで書いたとおり、この時期のセミたちは、鳴き声も大きく、かつ、目の前を木から木へ頻繁に飛び回り、あるいは網戸に長く留まっているなどその存在感は大きい。
170815ミンミンゼミIMG_4269.JPG

170813蝉の抜け殻IMG_0563.JPG

他方、別の意味で存在感が大きいのは、スズメバチ、アシナガバチ、クマンバチ、ミツバチなどのハチたちである。こちらは、楽しみよりは一種の脅威である。

家の庭や前栽でこちらがまわりを眺めたり、作業をしたりしていると、縄張り意識の強いハチたちがブンブンと威嚇の唸り声を立てながら寄ってきたりする。うっかりしていて刺されでもしたら大変だから否応なくその動きに振り回される。 

今回は八重原に来た日に、庭先のバーベキューの窯をチェックしていた息子がその中にハチの巣があるのを見つけた。急いで噴射式の殺虫剤を買いに行ってきて蜂の巣を除去した。

それで一安心と思っていたが、お盆も終わりに近づいた15日の昼頃に食堂の窓からぼんやりと外を眺めていた時、目の前の外ベランダの北側のテスリ柵のところでハチたちがうごめいているのが目に入った。
170815ハチの巣IMG_0575.JPG

よく見ると、なんと十数匹のハチたちが黙々と手すりの横木の下側に巣作りしている。こんなところにハチ巣を作られては大変だ。危なくてうっかりベランダにも出られない。
170815足長蜂IMG_1307.png

巣作りをしているのは、最初アシナガバチかと思ったが、写真を撮って見てみるとどうも見慣れているアシナガバチとは違うようだ。ひょっとしたらスズメバチか?

いずれにせよ、早急に巣を取り除くことにして、夜になるのを待った。

夜8時過ぎ、厚手の長袖のシャツと上っ張りを身に着け、顔にタオルを巻いて帽子をかぶり、手袋をして身の周りを固め、ベランダに出てハチたちが巣作り中の場所に近づいた。近づいてから懐中電灯で照らすと、ハチたちは巣に取り付いて静かにしている。

1mぐらい離れたところまで近づき、そこから狙いを定めて殺虫剤‘ハチ・アブ・バズーカ・ジェット’を浴びせた。噴射液を浴びてハチたちが巣からポタ、ポタと下に落ちる気配を感じながら急いでその場を離れ、家の中に戻った。

翌日、日が高くなってからベランダに出て様子を見ると、巣の周りにハチたちの姿はなく、作りかけの巣だけが残っていた。念を入れて離れたところから棒でその巣を落としてみたが、巣は無人ならぬ無ハチだった。蜂の巣の除去は、成功!

これで一件落着、と言いたいところだが、今年の新春2日に庭の脇の藪で大きなスズメバチの巣を見つけたように(本ブログ2017年1月10日参照)、八重原ではハチたちの活動が活発である。この先もハチには用心してまわりを眺めながら過ごしていきたい。
Posted by 寺島紘士 at 22:22
八重原の楽しみB果実 [2017年08月17日(Thu)]
八重原の楽しみの一つは、家の周りで自然に実る果実である。

その一つがブルーベリー。
170817ブルーベリーIMG_0614.JPG
4本あるブルーベリーのうち一本だけ実が熟するのが遅い木があって、他のブルーベリーは7月に入ると食べごろになるのに、この木は8月も中旬になってようやく実が紅色に色づいてくる。そして、さらにそれが青紫色に変わると食べごろである。

先日、色が青紫色に変わったばかりの実を2,3粒摘んでみた。まだ実は固い。口に入れて味わってみたが、酸っぱくて甘さがちょっと足りない。おいしいブルーベリーとなるのはもうちょっと先のようである。

今年の驚きは、門口の灌木がスモモのような果実を枝につけたことである。
170817スモモIMG_0613.JPG

10年近く前に小さな苗木を植えたことは覚えている…が、その後叢の中であまり目立たなかったので、特に気にもかけないできた。

ところが先日、それがスモモのような、あるいは巴旦杏のような、実をつけているのを見つけて、俄然これは何の実かが我が家で話題になった。
170817すももIMG_0617-1.JPG

私も家人も、その木が花を咲かせ、実をつけたりしたのを見た覚えがない。

家内は、プラムを植えたような記憶がある、と言っているが、それ以上のことはわからない。

私の記憶に子供のころ近所の家の庭にあった巴旦杏(はたんきょう)のことが甦ってきた。

インターネットでスモモを調べてみると、スモモは地域によっては巴旦杏と呼ばれているという。また、19世紀にアメリカに渡った日本のスモモが品種改良され、再び日本に「プラム」として輸入された、ともある。どうやらこれは、スモモ=巴旦杏=プラムの一種らしい。

さらに見ていくと、スモモは、自分の花粉では結実しにくいのでほとんどの品種で受粉樹が必要、また、開花期に霜に当たると不完全花となり結実しない、などとある。
今まで実をつけなかったのにはこれらのことも関係しているのだろうか。

あれこれ考えながら、我が家の庭のニューフェイスの実が熟してくるのを楽しみにしている。
Posted by 寺島紘士 at 18:21
八重原の楽しみA野の花 [2017年08月16日(Wed)]
お盆も終わり、体調も持ち直してきて、ようやく八重原の家の周りを落ち着いて観察する余裕が出てきた。そして、雑草の中に埋もれてしまったのではないかと心配していた野の花が健気に咲いているのを見つけて心が落ち着いた。

今朝庭先をふとみると桔梗がいつもの場所で紫色の花をつけているのを見つけた。昨日は雨で外に出なかったからわからないが、一昨日までに咲いていれば気が付かないわけはない。さては庭先の桔梗さん、お盆の最後に間に合わせようとして急いで花を開かせたのだろうか。
170816桔梗IMG_0579.JPG

他方、家の前の白樺池の岸では叢の中で元気良く伸びた桔梗がすでに前から花を咲かせている。
170816池の桔梗IMG_0607.JPG
吾亦紅(われもこう)は、いつも庭先及び勝手口を出たところで咲いているが、今年はいつもより花の咲くのが遅く、勝手口のものがようやく色づき始めたところである。
170816吾亦紅IMG_0604.JPG

女郎花(おみなえし)は、池沿いの道からわが家に入ってくる道脇及び家の南側の斜面でいつも咲いているが、今年もその2か所で咲いているのを見つけた。
170816女郎花IMG_0585.JPG

それらのお盆のころ咲くおなじみの野の花を見つけて楽しんでいたら、今度は奇妙なものを叢で見つけた。前栽の雑草の中から、まるでオクラの実を大きくしてすべすべとさせたような、つる草の実が現れた。
170816つる草の実IMG_0565.JPG

皮を剝いてみると中には白っぽい種子の塊のようなものが入っていた。見慣れたつる草の、これまで見たこともない実をみつけて、自然の中ではいろいろなことが起っているのだと改めて思った。

いろいろなことが起こる…と言えば、10年近く前に門口に植えた覚えがある花木が今年突然実をつけて家人を驚かせている。あまり目立つ木でなかったので今では名前もわからなくなっていて何の実なのか頭をひねっているところである。それについては回を改めて触れてみたい。
Posted by 寺島紘士 at 21:30
八重原の楽しみ@野菜 [2017年08月15日(Tue)]
今年は家では家内の肺がん手術、仕事では国連海洋会議などで何かと忙しくしていて、八重原にやって来たのはなんと正月以来で、7か月ぶりである。

毎年続けてきた春先のミニトマトの苗の植え付け、ジャガイモの種蒔きなども今年は自分ではできず、みな息子に頼んでしてもらった。そんなわけで今回は八重原がどうなっているか具体のイメージをあまり描けないまま八重原にやってきた。

しかし、実際に来てみるとさほど例年と変わりなく、前栽が雑草でおおわれているのも例年通り?。

しかし、嬉しいことに、その中で息子が植えてくれたたミニトマトが、3種類、各々1本ずつ、地面を這い回っている枝もかなりあったが、元気に育って赤や黄色の実をつけていた。

枝には赤や黄色に熟した実だけでなく、まだ青い実もたくさんついている。それらを見ていると楽しみが膨らんでくる。
170813tomatoIMG_0566.JPG

取りあえず、周辺の雑草を引き抜き、刈り取り、さらに地面を這い回っているミニトマトの枝をひもで結んで上方に引っ張りあげたりと手入れをした。人の手が入って少しは前栽らしくなってきただろうか。
170813前栽IMG_0569.JPG


ミニトマトに隣接して雑草が生い茂っていたあたりがジャガイモのエリアである。雑草に手を付ける前によく見ると雑草の中にジャガイモの葉がいくつか覗いていた。例年だとジャガイモの葉は7月末になると枯れてしまうのだが、今年は青い葉を勢い良く伸ばしているのが2,3株あった。

8月14日夕方、孫と二人でジャガイモ掘りをした。

自分で種イモを蒔いたのではないので、すでに枯れてしまったジャガイモの株の位置は正確にはわからない。大体この辺と見当をつけて大小のスコップで地面を掘り返していくうちにジャガイモが顔を出してきた。イモは全体として小ぶりで、残念ながら大きいのはあまり多くない。

まだ活きのいい青い葉をつけている2株ほどをどうするか迷ったが、その根元の実があまり大きくはなさそうなので、今回は収穫せずにそのままにしておいた。

今年のジャガイモの収穫は、次の通り。
170815じゃがいもIMG_4248.JPG

自分では何もしてやれなかったのだから、これだけでも感謝。
Posted by 寺島紘士 at 16:01
8月13日は迎え盆 [2017年08月14日(Mon)]
8月13日、お盆恒例行事の迎え盆をした。

こちらに来てからあまりすぐれない天気が続いていたが、天も人々が大切にしている迎え盆に配慮してくれたか、夕方近くまでは青空がのぞいて陽が射す比較的良い天気だった。。

午後4時過ぎから娘夫婦、孫2人と一緒に八重原を出て対岸の桜井の兄の家まで行った。そして兄、甥夫婦・その子と一緒にわが家の墓場に行き、ご先祖様を迎えた。

例年通り、我が家の墓地とそれ以前の寺島のご先祖が眠る大墓場で行き、お線香を上げ、「盆さん、盆さん、この煙に乗ってお出でなすってよう。」と唱え、ご先祖様の霊を導き、家までお迎えする。

今年は、8月に入って体調を崩していたが、代々引き継がれてきたお盆のしきたりを、今年もなんとか兄、甥や娘、孫たちと一緒にすることができてホッとしている。

大墓場では、ちょうど同じ時刻にお迎えに来た二組ほどの他の寺島一族の家々の人たちとも顔を合わせて互いに久しぶりの挨拶を交わした、

迎え盆の後、恒例により八重原の我が家に兄たち一家も集まって、お盆の食事会をした。

今年は、段どりの中心になる家内が肺がん手術後の静養中の上に左ひざの痛みを抱えていて自らは準備ができず、私も食事制限中の身であまり動けない状況なので娘や孫たちの手を借りて、食事会は例年に比べてささやかに行った。それでも取り寄せた鯛の刺身や天ぷらなどの揚げ物、各種野菜料理を囲んで、話に花が咲いた。

食事会が終わって解散するのを待っていたように雨が降り出した。今年の夏は、1日のうちでも天気の変化が激しい。

浅間山、三方が峰、烏帽子岳の山頂は、依然として厚い雲に覆われて全容が見えない状態が続いている。
Posted by 寺島紘士 at 13:50
セミの合唱 [2017年08月12日(Sat)]
八重原は、今、セミ(蝉)の合唱の最盛期である。

10日に八重原に来た時からセミの姿が多いことに気が付いた。
アブラゼミ、ミンミンゼミなどが盛んに飛んでいて、木から木へと飛び移っては鳴いている。

ミーン ミンミン ミーン、ミーン ミンミン ミーン、…と高らかに鳴くのは翅の透明なミンミンゼミ。
ジージージーと鳴くのは翅の茶色なアブラゼミ。

夕暮れにはカナカナカナと鳴くヒグラシの声も聞こえるが、今のところ前2者の合唱が圧倒的である。

鳴き声だけでなく、いたるところにその姿を見る。目の前の木々だけでなく、ベランダの手すり、家の網戸などにも止まっている。
170812セミIMG_0562.JPG

 <室内から見た網戸のセミ>
家のあちこちの窓の網戸に、鳴きもせずに長いこと留まっているセミをみると、私たち人間を覗いているような感じさえする。セミは意外に物見高いのかも。

夜になってもセミの鳴く声が聞こえるような気がするのがこの季節である。
Posted by 寺島紘士 at 23:09
八重原に来た [2017年08月11日(Fri)]
昨日、八重原にやってきた。午前10時半ごろ息子が運転する車で東京を発ったが、山の日から始まる3連休の前日だったので道路が混雑し、こちらに着いたのは午後2時近かった。

八重原も日中は結構暑い。閉め切っていた家の中の温度が上がっていて、取り急ぎ家の窓をすべて開け放って外気を入れた。

着いてしばらく荷物の整理などをしていると、雨が降り出し一時かなり強く降った。夕方になると気温が下がってすごしやすくなった。

明けて今日(11日)は、午前中は陽が射して外の気温はぐんぐん上がり真夏を感じたが、昼頃になると雲が低く空を覆って外気温もそれほどではなくなり、ちょっと陽が射したと思ったら、今度は雨がぱらついたりして不安定な天気だった。

そのため、北東に裾を長く引く浅間山、北側の烏帽子岳、三方が峰など見慣れた故郷の山々はほとんどが雲の中に隠れていて顔を見せなかった。
170811八重原IMG_0559.JPG

170811八重原IMG_0554.JPG

朝トンビの鳴き声が聞こえたので窓の外を見ると、大きなトンビがやや小ぶりのトンビとともに近くの松林の上を飛んでいるのが見えた。夕方にも空を舞っているトンビの姿が見え、ピーヒョロロ、ピーヒョロロ、…という鳴き声が聞こえた。

わが山荘の近くに住み着いているらしいトンビの鳴き声を聞くのも八重原の楽しみである。

さて、例年通り、八重原の家の周りや前栽は雑草が生い茂っていた。今年はいろいろ忙しくて八重原に来るのは正月以来である。ミニトマトの植え付け、ジャガイモの種まき、草刈などは息子にしてもらっていた。そのミニトマトが雑草をかき分けて赤や黄色の実をつけていた。
170811八重原IMG_0556.JPG

この実りの収穫も八重原に来る楽しみの一つである。
Posted by 寺島紘士 at 23:47
8月上旬の海洋政策関係会議等 [2017年08月10日(Thu)]
8月上旬は、事務局を務めている第17回海洋基本法戦略研究会の開催(8日)が一大イベントで、それに向けて準備、打合せ、連絡などに追われたが、その甲斐あって充実した研究会が行われた。また、その合間には、米国ジョージワシントン大学のMike M. Mochizuki(マイク 望月)氏等の来訪もあり、有意義だった。

8月上旬の私が直接関係した海洋政策関係の会議、意見交換等は次の通り。 

8月1日(火)
○海洋政策研究所に関する当面の動きについて角南篤所長と情報・意見共有

8月3日(木)
○自由民主党の宇宙・海洋開発特別委員会 海洋総合戦略小委員会にオブザーバー参加
○日本財団の海野光行常務理事と情報・意見交換
○海洋基本法戦略研究会の武見敬三世話人代表代行・参議院議員と研究会の開催について打ち合わせ
○日本海洋政策学会の「第9回年次大会第1回実行委員会」出席(本ブログ8月4日参照)

8月4日(金)
○内閣府総合海洋政策推進事務局の甲斐正彰前局長、羽尾一郎新局長来訪(本ブログ8月8日参照)
○米国ジョージワシントン大学のJapan-U.S. Chair in Memory of Gaston SigurのMike M. Mochizuki(マイク 望月)氏、(一財)地球共生ゆいまーるの橋本晃和理事長とともに来訪、海の安全保障秩序について情報・意見交換

8月5日(土)
○上野の森美術館「第30回 日本の自然を描く展」鑑賞(本ブログ8月5日参照)

8月8日(火)
○「第17回海洋基本法戦略研究会」開催(本ブログ8月9日参照)
○九州大学大学院 工学研究院 生体工学研究室の清野聡子准教授来訪
Posted by 寺島紘士 at 09:32
「第17回海洋基本法戦略研究会」開催 [2017年08月09日(Wed)]
8月8日(火)、早朝に第17回海洋基本法戦略研究会が開催された。

今回は、4月27日に開催された第16回海洋基本法戦略研究会に続いて、第3期海洋基本計画の策定に向けた審議が行われた。

内閣改造直後、そしていろいろな行事のある時期でもあり、メンバーの出席状況などが若干気になっていた。

しかし、ふたを開けてみると、皆さんそれなりに出席して、審議が活発に行われ、会議は予定を1時間近くもオーバーして終了する充実した研究会だった。

会議が始まるころには、研究会の中心メンバーの石破茂代表世話人、武見敬三代表世話人代行、西村康稔座長、大口善徳共同座長、山本一太世話人、浅尾慶一郎世話人などのみなさんが顔をそろえた。
このたび官房副長官に就任した西村座長は超多忙な中で出席し、途中まで議事をてきぱきと進行していった。

なお、民進党の方々は、今回はそれぞれの事情で出席できなかった。

また、今回の研究会には総合海洋政策本部参与会議の宮原座長ほか4名の参与の方々が出席した。

さらに、オブザーバーとして、内閣府総合海洋政策推進事務局の羽尾一郎局長はじめ関係各省から幹部の皆さんが多数出席した。

冒頭に、石破代表世話人が、開会挨拶をした。そのなかで、第3期海洋基本計画の策定にむけた所信を述べるとともに、官房副長官に就任して多忙となった西村康稔座長の後任は山本一太世話人にお願いする等の研究会の運営についても言及した。

続いて、武見代表世話人代行が、挨拶を兼ねて、本日の研究会のねらい、今後の見通しについて述べた。

その後、審議に入り、次の3つの議題について審議をした。

(1)第2期海洋基本計画の評価と総括
内閣府総合海洋政策推進事務局及び各省より説明

(2)第3期海洋基本計画の検討状況について
総合海洋政策本部参与会議における検討状況について、宮原耕治座長が総括的に説明し、続いて、海洋の安全保障小委員会の兼原敦子委員長、海洋の産業利用の促進PTの高島正之主査、海洋環境の維持・保全PTの鷲尾主査の代理、海洋人材育成等PTの大和幸主査がそれぞれの検討状況を説明した。

(3)第3期海洋基本計画に向けた提言について
既に第3期海洋基本計画の策定にむけて提言を行っている次の4つの団体・学会・研究機関から発表があった」。

○日本経済団体連合会
「新たな海洋基本計画の策定に向けた提言」
○日本造船工業会
「第3期海洋基本計画の策定にむけたコメント」
○日本海洋政策学会「第3期海洋基本計画に関する提言」
「海洋・宇宙の産学官連携方策に関する研究−海洋の総合的管理に向けて−」
「新旧海洋基本計画および各年次報告に関する研究」
○笹川平和財団海洋政策研究所
「排他的経済水域及び大陸棚の総合的な開発、利用、保全等に関する法制度」に関する提言
「沿岸域総合管理の推進に関する提言〜市町村主体による地方沿岸域の総合的管理に向けて」

このほか、海洋産業研究会、日本沿岸域学会等からも資料配布があった。

発表に続いて主として国会議員メンバーから質問、意見が提出されて活発な議論が行われた。

さらに水産庁から、大和堆における違法操業と対応状況について説明があり、海上警察力の強化などの検討についても時間のない中で話し合われた。

本研究会は、早朝の会合なので、かかっても1時間半ぐらいで終了するのが通例であるが、今回は、検討すべき議題の中味が濃く、終わってみればなんと2時間 近くかかっていた。それなのに、いつもは1時間を過ぎると急速に減少する国会議員メンバーがまだかなり残って議論していた。

第3期海洋基本計画の検討がいよいよヤマ場に差し掛かってきていることを示すような光景だった。
Posted by 寺島紘士 at 17:17
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