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「漁業法等の一部を改正する等の法律」成立 [2018年12月15日(Sat)]
漁業権の見直しなど70年ぶりの抜本的改革として注目されていた「漁業法等の一部を改正する等の法律案」が、12月8日(土)の参議院本会議で賛成多数で可決され、成立した。

この法律改正については、資源管理措置並びに漁業の許可及び免許等の漁業生産に関する基本的制度と漁業協同組合制度の一体的見直しを行うその重要性にかんがみ11月8日の本ブログで取り上げ、その要旨、改正の概要を紹介したので、その成立をここでも取り上げてお知らせしておきたい。

厳しい状況に置かれている水産資源の適切な管理と漁業者の高齢化と漁業者数の長期的な減少傾向に対する対策の重要性については衆目の認めるところであり、周辺に世界有数の広大な漁場が広がっているわが国が、今回成立した「漁業法等の一部を改正する等の法律」を用いて、これから水産資源の管理強化と水産業の成長産業化にどのように取り組んでいくのかを期待を込めて見守っていきたい。
Posted by 寺島紘士 at 22:31
12月上旬の海洋政策関係会議等 [2018年12月11日(Tue)]
12月上旬になると気温が下がり、一気に真冬の気候となった。街には師走の雰囲気が漂う中で日本海洋政策学会の創立10周年を記念する「 第10回年次大会」が開催され、活発な議論が行われた。また、10月に続いて第2回の「北極の未来に関する研究会」が開催され、官学産民の関係者が北極に関する情報の共有と意見交換を行った。

12月上旬の私が直接関係した海洋政策関係の会議、意見交換等は次の通り。

12月3日(月)
〇海洋政策研究所「全体会議」出席

12月4日(火)
〇2018年度第2回「北極の未来に関する研究会」出席
メンバーから情報共有:
第2回北極科学大臣会合/河野大臣の北極サークル出席/第6回北極サークル/China-Iceland Joint Aurora Observatory視察/北極公海漁業に関する協定/氷海関連技術/北極協議会PAMEワーキンググループの活動/北極の海底地形図作成に関する情報共有など
(本ブログ12月6日参照)

12月7日(金)
〇「日本海洋政策学会創立10周年 第10回年次大会」開催
統一テーマ:「新たな海洋立国への挑戦 ―科学・技術・海洋政策の統合―」
基調講演:武見敬三参議院議員/大和裕幸 海上・港湾・航空技術研究所理事長
研究発表 7、ポスターセッション 5、学生小論文 表彰式
パネル・ディスカッション「第3期海洋基本計画の着実な実施」
定例総会、定例理事会
(本ブログ12月9日参照)

12月10日(月)
国際指導者会議(ILC-JAPAN)「有識者特別晩餐会」(主催:(一社)平和政策研究所/UPF−Japan)出席
Posted by 寺島紘士 at 14:02
「日本海洋政策学会創立10周年 第10回年次大会」開催(1) [2018年12月09日(Sun)]
12月7日(金)、日本海洋政策学会の創立10周年第10回年次大会が笹川平和財団国際会議場で開催された。

2007年に海洋の総合的管理と持続可能な開発利用を目指す海洋基本法が制定され、海洋の開発利用、海洋環境の保全等が適切に行われるためには海洋に関する科学的知見の充実が不可欠であるとされたのを受けて、海洋関係各界の有識者・研究者が結集して2008年11月末に日本海洋政策学会が設立された。

それから10年の歳月が経ち、今年の年次大会は、学会創立10周年の節目の大会である。

<第10回年次大会>
そこで、第10回年次大会は、5月に閣議決定された第3期海洋基本計画の着実な実施を念頭に、日本海洋政策学会が科学的かつ学際的な知見を活かしてこれにどう貢献していくかという視点に立って、「新たな海洋立国への挑戦 ―科学・技術・海洋政策の統合―」を統一テーマに掲げて年次大会を開催した。

大会は、奥脇直也日本海洋政策学会長の開会挨拶で始まり、続いて学会の活動をその設立のときから支援してきた日本財団の笹川陽平会長が来賓挨拶を行った。

笹川会長は、地球は水の惑星、水球であり、今や海洋が国際的にも重要な柱となってきたというところから話をはじめた。そして、海洋環境危機に対応するための研究、能力開発、海洋を総合的に取り扱う組織、国民に海のことを知ってもらう活動、「海の日」は7月20日ときちっと定めること等の重要性を強調し、最後に、日本海洋政策学会が日本・世界の海洋政策のリーダーシップをとる存在感のある学会として充実してもらいたいと述べて挨拶を結んだ。

その後、内閣府総合海洋政策推進事務局の重田雅史局長が来賓挨拶に立ち、最近は、横串を指して取り組む分野が海に限らず増えてきたと話を切り出し、第3期海洋基本計画が掲げる5つの方向性を挙げ、そこに定められている370余の具体的な施策に取り組むには、ソリューション、イノベーション、技術開発等が必要であり、それには行政だけではだめで、学問との連携が必要不可欠である、と述べた。

来賓挨拶のあと基調講演が行われた。「海洋基本法10年−第3期海洋基本計画への期待」というタイトルで基調講演を予定していた武見敬三参議院議員は残念ながら体調不良により急遽欠席となりその講演を聞くことはできなかったが、(国研)海上・港湾・航空技術研究所の大和裕幸理事長が「第3期海洋基本計画の技術内容とその実現策」というタイトルで基調講演を行った。大和さんは、総合海洋政策本部参与会議のメンバーでもあり、第3期海洋基本計画を概観し、具体的な課題について技術的な面から解説し、所見を述べた。

基調講演の後、次のような研究発表が午前と午後に行われた。

研究発表(その1)−午前 
座長:都留康子上智大学教授
(1)「外国船舶に対する寄港管轄権の法的限界−外航海運における地域規制の問題を中心に−」森本清二朗 日本海事センター主任研究員
(2)「SANCHI号衝突事故が提起こした東シナ海管理に関する課題」下山憲二 海上保安大学校准教授
(3)「IUU対策としてのFAO「旗国責任順守のための自主的指針」の法政策的意義」吉原司 姫路獨協大学准教授

研究発表(その2)−午後
(4)「次世代海洋資源調査技術開発に対する民間企業の取り組み」河井展夫 次世代海洋資源調査技術研究組合理事長
(5)「海底資源探査に係る環境影響評価制度の内外比較」青木望美 横浜国立大学特任講師
(6)「海洋プラスチックごみの管理実態と問題構造」塩入同 笹川平和財団海洋政策研究所研究員
(7)「水中文化遺産に対する法制度的及び技術的検討」中田達也 東京海洋大学准教授

いずれも傾聴に値する研究発表で、日本海洋政策学会の研究が世の中のニーズに応えるレベルに達してきたのを実感して嬉しかった。

また、昼食の後には次の5つのポスターセッションが開催された。

「境界画定紛争の解決における平和パイプラインとエネルギー通過計画の意義」大河内美香 東京海洋大学准教授
「港湾海象観測網による沿岸防災や海況把握への貢献」永井紀彦 (株)エコー顧問
「テキストマイニング手法による海洋政策の構造化の試み」中原颯太 大阪府立大学
「島しょの高校生の海洋についての意識及び行動について」千葉勝吾 東京都八丈高等学校校長
「ネットワーク・ガバナンスによる沿岸域多段階管理の可能性」日高健 近畿大学教授

残念ながら時間的余裕がなくて、発表者と参加者がポスターを見ながら熱心にやり取りしているのを後ろから覗くだけに終わったが、魅力的なテーマが並び、いい感じのやり取りが行われていてこれも期待以上のものだった。

午後の部の冒頭には、学生小論文の表彰式が行われ、「沖合域海洋保護区設定に向けた漁業規制への提言−国際的動向への準拠の必要性」で最優秀賞に選ばれた東京海洋大学海洋科学部海洋政策文化学科4年の五島裕希さんが表彰された。

午後の研究発表(その2)の後、休憩を挟んで、「第3期海洋基本計画の着実な実施」をテーマに次のメンバーでパネル・ディスカッションが行われた。

モデレータ:来生新 放送大学学長・日本海洋政策学会副会長
パネリスト:上田悦紀 日本風力発電協会 国際・広報部長/加藤茂 日本水路協会理事長/佐藤慎司 総合海洋政策本部参与・東京大学大学院教授/深沢理郎 海洋研究開発機構研究審議役

先ず、パネリストがそれぞれ自分の専門分野について次のようなプレゼンテーションを行い自分の考えを述べた。

上田悦紀氏「洋上風力発電」
加藤茂氏「海洋調査の推進と海洋状況把握」
佐藤慎司氏「第3期海洋基本計画の着実な実施に向けて」
深沢理郎氏「新たな海洋基本計画と日本の北極研究」

これを受けて、来生モデレータのリードにより、まず、パネリスト間で、続いてフロアの参加者との間で活発なディスカッションが行われた。

4人のパネリストのプレゼンテーションを巡って様々な議論がおこなわれたが、特に佐藤さんがプレゼンで取り上げた「総合的管理のイメージ」を巡っていろいろな意見が出され、また、加藤さんの発表した海洋情報把握(MDA)と情報公開などを巡っても意見が交わされ、学会らしい意見交換が行われたのが印象に残った。

「総合的管理」の議論では、私もフロアから発言を求め、プレゼンで紹介された「本来の活動範囲を超えた仕事」であるが「”同じ目標”に対してお互いが少し手を伸ばしあい「本来の活動範囲を超えた仕事」をできる範囲で実施」した、という東京湾の取り組みを評価するとともに、これからはこの”同じ目標”を政策として明確に策定していくことが重要であることを強調した。

そしてさらに、第3期海洋基本計画第2部で「沿岸域の総合的管理」が「海洋環境の保全等」とともに「海洋環境の維持・保全」というタイトルの下にまとめられているが、「沿岸域の総合的管理」は地域の様々なステイクホルダーが協働して海を活かしたまちづくりに取り組むものであり、「海洋環境の維持・保全」というタイトルはちょっと狭いのではないかと私見を述べた。

パネル・ディスカッションは、海洋・沿岸域の総合的管理に長いこと共に取り組んできたモデレータの来生さんの深い知見と軽妙な語り口によるリードで進行したので、会場の参加者は直接発言しなかった人も含めて皆パネル・ディスカッション参加の満足感を味わうことができたのではないか、と思う。

最後に、私が日本海洋政策学会副会長として閉会挨拶に立ち、その前年に海洋基本法が制定されたことが契機となって、海洋の開発・利用・保全に必要な科学的知見の充実に総合的に取り組むために設立された学際的な日本海洋政策学会が、この10年間にここまで発展してきたことを皆さんとともに慶び、この5月に閣議決定された第3期海洋基本計画には科学・技術・海洋政策を統合して取り組むこの学会の貢献が求められているので、会員の皆さんが一致協力・協働して日本海洋政策学会の活動をますます発展させていくことをお願いして、この充実した第10回年次大会を閉会した。

年次大会終了後、交流・懇親会が開催され、参加者同士が思い思いに交流したが、そこでも年次大会の続きの議論がよりインフォーマルな形で展開したりしていてなかなか面白かった。

日本海洋政策学会の活動が新たな海洋基本計画の実施の進展とも連動して浸透し、海洋に関心を持つ産官学民の関係者がこのような場に集まってリラックスした雰囲気の中で科学・技術・政策面から海洋施策を議論するのがますます盛んになるといいなと思った。

<第10回定例総会及び第21回定例理事会>(続く)
Posted by 寺島紘士 at 18:38
「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域利用促進法」成立 [2018年12月08日(Sat)]
先日いい知らせが入ってきた。11月6日に今臨時国会に再提出された「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律案」が、11月30日(金)の参議院本会議で可決、成立したのである。

地球温暖化防止に有効な対策として世界各国がこぞって取り組んでいる海洋再生可能エネルギー発電をわが国でも推進するために、長期にわたる海域の占用を可能にするルールを定めるとともに、先行利用者との調整に係る枠組みを整備したこの法律の制定は極めて重要であるが、先の通常国会ではこの法律案の審議の順番が回ってこず廃案となってしまった。

それだけに、今回この法律が再提出され、衆議院及び参議院本会議で全会一致で可決され、成立したのはグッドニュースである。この法案の意義・必要性については本ブログでも何度も取り上げてきた(本ブログ2018年11月6日、7月24日、7月17日、6月21日、6月19日、3月9日等参照)ので、その成立を慶びたい。

そして、この法案を提出しその成立に尽力した総合海洋政策推進事務局、経済産業省資源エネルギー庁、国土交通省港湾局の関係の皆さんの熱意に敬意と感謝の意を表したい。

この法律は、来年3月ごろ施行されるようだが、これを契機に洋上風力発電等の海洋再生可能エネルギー発電がわが国でも発展することを期待している。
Posted by 寺島紘士 at 12:08
2018年度第2回「北極の未来に関する研究会」に出席 [2018年12月06日(Thu)]
12月4日(火)、2018年度第2回「北極の未来に関する研究会」が開催され、出席した。

「北極の未来に関する研究会」は、近年、厚い氷で閉ざされていた北極海の氷が減少して、海上交通路としての利用が現実化するとともに、世界の気候、地球の環境や生態系に大きな影響を及ぼす可能性が出てきてた北極域の諸問題にオールジャパンで取り組むため、日本財団、笹川平和財団海洋政策研究所及び政策研究大学院大学が2016年9月に立ち上げた研究会である。

定例の研究会開催、そこでの議論に基づく「我が国が重点的に取り組むべき北極に関する課題と施策」に関する提言に加えて、北極ガバナンスに関する国際ワークショップの開催も行ってきた。(本ブログ2017年2月4日、5月30日、9月13日、2018年2月11日等参照)

今回の研究会でも情報共有としてメンバーから最近の北極に関する動向に関して活発に発表が行われた。

まず、文部科学省の阿蘇隆之海洋地球課長から、10月26日にドイツのベルリンで開催され柴山昌彦文部科学大臣が出席した第2回北極科学大臣会合について概要報告があり、併せて、第3回北極科学大臣会合をアイスランドと共催で2020年に我が国で開催(アジアで初)することが了承されたとの発表があった。

続いて、外務省の山地秀樹海上安全保障政策室長から、10月19日にアイスランドのレイキャビックで開催された国際会議「北極サークル」に日本の外務大臣として初めて河野外務大臣が出席し、日本の北極政策に関する基調講演を行ったこと、その中で、国際社会にとって「望ましい北極」とは、@環境変化のメカニズムが解明され、A先住民に配慮し持続可能な経済利用が探求され、B「法の支配」に基づき平和で秩序ある国際協力がなされることであるとして、その実現に向けて日本はすべてのステークホルダーとの協力を推進する、と述べたことが紹介された。

これに続いて、海洋研究開発機構の深沢理郎ArCSプロジェクトディレクター(第6回北極サークルについて)、国立極地研究所の末吉哲雄URA(China-Iceland Joint Aurora Observatory視察について)、東京海洋大学の森下丈二教授(北極公海漁業に関する協定について)、ジャパン マリンユナイテッド(株)の山内豊氷海研究グループ長(JMUの氷海関連技術について)、北海道大学の大塚夏彦教授(北極協議会PAME(北極の海洋環境保護)ワーキンググループの活動)、GEBCO指導委員会の谷伸委員長(北極の海底地形図作成に関する情報共有)がそれぞれ発表を行った。

10月初めに署名され、ニュースでも取り上げられた「中央北極海における無規制公海漁業を防止するための協定」については、実際にその交渉にあたった東京海洋大学の森下教授から、北極海沿岸国5か国とそれ以外の国等(アイスランド、中国、日本、韓国、EU)が立場の違いを乗り越えて合意したこの条約のポイントとそれぞれの思惑などについて解説いただき今回の中央北極海に関する無規制公海漁業防止協定の意義がよく理解できた。

これを含めていずれもの発表も最近各方面で活発に行われている北極に関する取組みについてそれぞれの専門分野を踏まえた有意義な情報提供だったので、大変参考になった。

今回の研究会ではこれらの発表に加えて、「北極域研究協働推進拠点」(J-ARC Net)から第6回北極域オープンセミナー(12月12日開催)等の事業のパンフレットが配られた。

北極域の諸問題にオールジャパンで取り組むために設立された「北極の未来に関する研究会」の趣旨が参加者の皆さんに浸透して、このように自発的な協働(collaboration )の場として発展してきているのを実際に見ることができて嬉しかった。

かなりたくさんの情報共有が行われたので、予定の時間を30分ほどオーバーして閉会となったが、有意義な研究会だった。
Posted by 寺島紘士 at 15:39
桂の黄葉を楽しむ [2018年12月02日(Sun)]
今日は12月2日(日)、もう師走である。

11月は、笹川平和財団ビルの10階の食堂の窓から眼下に見える金刀比羅神社のそばの桂の樹の葉を定点観測して、その黄葉の推移を楽しんだ。(桂の樹の黄葉については本ブログ10月14日、2017年11月30日等も参照ください。)

10月中旬にはもうかなり茶色になっていた桂の葉は、11月中旬まではゆっくりと葉を黄色に染めていった。
<11月1日>
181101IMG_1447-1 (2).jpg

<11月21日>
181121KatsuraIMG_1483.JPG

それが、下旬になると急速に晩秋の黄金色の装いとなり、
<11月27日>
181127KatsurakohyohIMG_1507.JPG

そして11月最後の30日、金曜日には黄金色の葉が橙色に変わり、葉もかなり散って少なくなっていた。
<11月30日>
181130KatsuraKohyohIMG_1511.JPG

この分では明日出勤したときには橙色になった桂の葉はもうかなり散っているのではないろうか。

それでも昨年と比較すると、昨年は桂の葉は11月29日にはもうほとんど散っていたので、今年はより遅くまで楽しませてもらったことを桂の樹に感謝したい。
Posted by 寺島紘士 at 23:50
11月下旬の海洋政策関係会議等 [2018年12月01日(Sat)]
11月下旬は、師走が迫ってくる中で、勤労感謝の日(23日(金))から始まる3連休があり、その前後の日々はなんとなく気ぜわしい雰囲気の中で過ごした。その中で、それぞれ有意義な水産、海洋・宇宙、北極域に関する委員会・講演会が開催された。今日から12月、日にちの経つのが速い!

11月下旬の私が直接関係した海洋政策関係の会議、意見交換等は次の通り。

11月22日(木)
〇日本経済調査協議会「第2次水産業改革委員会 第14回会合」参加
議事:水産物認証制度とSDGsについて

11月27日(火)
〇「産業界からの意見集約のための北極域技術研究フォーラム」(北極域研究共同推進拠点 産学官連携推進事業)主催第3回講演会参加(本ブログ11月29日参照)

11月29日(木)
○志摩市観光協会のシニア・アドバイザー・IOI(国際海洋研究所)日本支部長(前海洋政策研究所特別研究員)の大塚万紗子さん来訪

11月30日(金)
〇「平成30年度第1回海洋・宇宙連携委員会」出席
Posted by 寺島紘士 at 00:24
「産業界からの意見集約のための北極域技術研究フォーラム」講演会に参加 [2018年11月29日(Thu)]
笹川平和財団海洋政策研究所が、日本財団、政策研究大学院大学とともに開催している「北極の未来に関する研究会」のルートを通じて、「産業界からの意見集約のための北極域技術研究フォーラム」(北極域研究共同推進拠点 産学官連携推進事業)主催の第3回講演会の案内をいただいたので、「産業界からの意見集約のための…」という言葉に惹かれて、11月27日(火)に開催された講演会に参加した。

(なお、氷が急速に減少している北極域の諸問題に対してわが国がどのように取り組むべきかについて学産官民の関係者が集まってオールジャパンで議論している「北極の未来に関する研究会」については本ブログ2018年2月11日、2017年9月13日等参照)

講演会は、北海道大学の斎藤誠一 北極域研究センター長の開会挨拶、海洋研究開発機構の菊地隆 北極環境変動総合研究センター長代理の趣旨説明で始まった。

続いて次の5人がそれぞれ専門の取組について講演を行った。
・「韓国の北極研究コンソシアムと韓国船舶海洋工学研究所(KRISO) における北極研究の紹介」Dr.Kuk-Jin Kang 韓国船舶海洋工学研究所主幹研究員
・「ノルウェーにおける北極海航路と北極域の産業開発に関する動向、及び日本への期待」Dr.Svein Grundum ノルウェー王国大使館参事官

・「ロシア北極域の石油・ガス開発の展望」本村真澄 石油天然ガス・金属鉱物資源機構主席研究員
・「北極域におけるINPEXの活動」三輪正弘 国際石油開発帝石株式会社シニアコーディネーター
・「北極海からのLNG輸送〜ヤマルLNGプロジェクト〜」折戸悠太 株式会社商船三井LNG船プロジェクトグループ

何れも興味深い講演だったが、特にロシア北極域の石油・ガス開発を展望した本村さんと北極海からのLNG輸送の取組みを取り上げた折戸さんの講演は、私の関心分野だったので大いに参考になった。

最後に今後の北極域拠点活動予定を北海道大学北極域研究センターの田中雅人特任教授が紹介して閉会となった。

この講演会にはかなりの数の人たちが参加して熱心に聞いていて、産学官連携推進事業としてなかなかいい講演会だった。
Posted by 寺島紘士 at 00:03
晩秋の八重原 [2018年11月26日(Mon)]
勤労感謝の日から始まる連休を活用してまた八重原にやってきた。

こちらでは数日前から夜の最低気温が零度以下に下がる日が出てきて季節は冬に向かって進んでいる。紅葉・黄葉はもう盛りを過ぎてあまり楽しめないのではないかと思ってきたが、予想に反して、紅、橙、茶、黄、黄緑に染まった野山が青空の下でまだまだ晩秋の美しい姿を見せてくれた。

北側の浅間連山は、晩秋の晴天の下に10日前に来た時よりもむしろ鮮やかに、かつ穏やか横たわっていた。

<浅間山>
181124AsamayamaIMG_1499.JPG

<三方が峰>
181125SanbogamineIMG_1502.JPG

<烏帽子岳>
181125EboshidakeIMG_1501.JPG


家の周りでは、カラマツやクヌギの葉がさらに黄金色に染まって陽光を受けて輝いていた。
181123KaramatsuIMG_1488.JPG

181123KunugiIMG_1489.JPG

前栽では、この前来たときはまだ元気で立派な実をつけてくれていたミニトマトが、残念ながら、夜は零度以下にまで下がった気温の影響を受けてしおれて枯れかけていた。しかし、まだたくさん実をつけていたので青い実も含めて最後の収穫したところ、つやつやした実がたくさんとれたので驚いた。
181123TomatoesIMG_1493.JPG

寒気がくるギリギリまで頑張ってたくさん実をつけて楽しませてくれたミニトマト君たちに感謝したい。

庭先では椿がピンク色の大きなつぼみを付けているのを見つけた。
181126椿IMG_1504.JPG

10年以上前に庭先に植えたが、近年はあまり十分手入れをしてやれず藪に埋もれていた椿が元気に頑張っているのを見つけて嬉しかった。
Posted by 寺島紘士 at 00:45
国際交流に活発に取り組む富山に注目 [2018年11月23日(Fri)]
先日、美しい富山湾クラブの活動でお馴染みの高桑幸一さんがひょっこり現れた。

美しい富山湾クラブの活動については、本ブログでもときどき取り上げて紹介しているので、関心のある方はそちらもご覧ください。。
http://blog.canpan.info/terashima/archive/1637 2018.4.8
http://blog.canpan.info/terashima/archive/1550 2017.11.22 等参照

美しい富山湾クラブは、@富山湾の環境を保全するとともにより魅力的にする活動、A富山湾の魅力を発信する活動、B富山湾に関わる後継者を育成する活動などに加えて、2019年には富山で「世界で最も美しい湾クラブ」総会を開催するので、同クラブ理事・事務局長である高桑さんはその準備の中心となって忙しい日々を送っている。

今回の高桑さんの上京は、それとも関係するが、直接的には中国青島市スポーツ局及び青島ヨット協会が開催を計画している極東杯国際ヨットレースに関するもののようであった。

2016・2017年には青島〜木浦間、2018年には青島〜ウラジオストック間で国際ヨットレースが行われてきたが、青島側から、2019年以降は日本チームの参加及び日本への寄港を加えた極東杯国際ヨットレースの打診があったという。

高桑さんが理事長を務める富山県セーリング連盟としては、日本海沿岸諸国との民間交流の振興、地域活性化やスポーツ振興に寄与できると期待し、レースの富山寄港を検討しているが、それを富山だけの判断で進めるのではなく、関係方面への指導・協力依頼や連絡調整をしながら進めている、とのこと。社会のニーズと交流のポイントを踏まえたその判断はさすが高桑さんである。

青島、木浦、ウラジオストックはいずれも「世界で最も美しい湾クラブ」のメンバーとのこと。このような湾を結ぶ国際ヨットレースの開催が実現すれば、これは単なるヨットレースの問題にとどまらず、近隣諸国間の民間交流の促進、地域活性化、さらにはアジア地域の安定・発展、地域の海の協働管理にも貢献することが期待できる、と思った。

この極東杯国際ヨットレース(コース:中国青島〜韓国〇〇〜日本富山〜ロシアウラジオストック〜中国)は2019年8〜9月、そして「世界で最も美しい湾クラブ」総会は2019年10月の開催が検討されているとのこと。

このように国際交流に活発に取り組もうとしている富山の動きに注目したい。
Posted by 寺島紘士 at 17:44
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