住まい塾(高橋修一先生主催)へ参加しました。 [2009年04月12日(Sun)]
|
今日は、妻と一緒に高橋修一先生が主催される「住まい塾」に参加しました。
高橋先生は、以前ご紹介させていただいた安達原玄さんの夢である「写仏(しゃぶつ)の里 八ヶ岳まんだらミュージアム」の設計をされる方です。そして、住まい塾は、東京と大阪で活動されているのですが、東京は、なんと志木市に本部があり、その事務所は、私の自宅から歩いて15分ほどのところだったのです。不思議なご縁を感じました。 ![]() 住まい塾のある一角(埼玉県志木市本町2丁目) ![]() 江戸時代の民家 「住まい塾」は、25年前から「のびのびとした空間を持ち、長い年月の間愛着を抱くことの出来るような、豊かな住宅をつくり続けけている」集まりです。月1回開催されている定例勉強会に参加しました。 今日は、左官の渡辺さんのお話でした。場所は、志木市の住まい塾本部。江戸時代に建てられた木造の民家の2階です。40名ほどの参加者であふれている14畳ほどの畳部屋は、廊下の窓が開け放たれて、優しい風が吹き抜けていました。 ![]() 住まい塾の2階 ![]() 40名ほどの参加者で満席 住まい塾の注文建築は、丸みを帯びた壁や入り口が多いようです。スライドで見せていただいた建物の天井は、屋根の裏側のままの形で、頂部は丸みを帯びて継ぎ目がありません。垂直の壁と天井の境も丸みを帯びていました。壁と天井は全て、左官の職人さんが漆喰を塗っていました。塗り作業は、壁と天井の切れ目がないため、休みをとらず一気に仕上げる必要があるとのことでした。 渡辺さんは、壁から「何をやっているんだ、お前!」と叱咤されるように感じるといいます。挑戦し続けると、楽しくなってくるとおっしゃっていましhた。 塗り壁のある建物が少なくなり、左官の職人さんも減ってきているようです。新建材を使った現代の建売だと、20年もつかどうかとのこと。日本の伝統技術を使った建物は、寿命が長く、結果として高くないようです。 工期が短く、安い、そんな建物が増えることで、日本の伝統技術を受け継いでいく職人さんが減っていくという現実に直面しました。日本ならではの伝統工芸が、朽ち果てていくことへの寂しさがこみ上げてきました。
■てら |







