今日の午前、
(財)社会貢献支援財団
が主催する
「社会貢献者表彰式典」に参加しました。
この賞は、各分野で顕著な功績を挙げながら、社会的に報われる機会の少ない方を対象に、1971年以来、毎年秋に社会貢献者表彰を行っていて、昨年までの表彰件数累計は、11,600件以上に上っています。
今回、210件の推薦の中から29件が表彰されました。副賞の「日本財団賞」として100万円が贈呈されました。
受賞された方々の凛として表彰状を受け取られる姿からは、日ごろ胸を張って心温まる活動をされていることが目に浮かんできました。素晴らしい活動に触れることができて感動です。
会長笹川がスピーチで、「古来、美しい心を持った日本人は、行動をしながら生きてきた。そして、その心が失われていないことを、今回表彰された皆様から教えていただいた。私たちも美しい心をもち、行動される方々を手本として、努力しようではありませんか」と話したことが思い出されます。私は、受賞者皆さまの活動がもっと多くの人々に伝わることを願って止みません。
社会貢献支援財団のニュースリリース(2006年10月14日)から受賞者の皆様を抜粋してご紹介します。
第一部門<緊急時の功績>
・海難・水難、交通事故、遭難等に際し、身命の危険を冒して救助・救援に尽くされた功績
・犯罪等の発生に際し、身命の危険を冒してその解決に協力された功績
三本 健志 (昭51. 3.11生 30歳/新潟県)
死者5人、重軽傷者32人を出した特急脱線転覆事故で、情報が少しでも遅れると、被害拡大につながることが充分予想された中、関係部署への早期通報や乗客への救助・応急手当活動を行い被害の防止に大きく役立った。
推薦者 : 全国消防長会/新潟県見附市消防本部 近藤 辰夫
澤山 祐樹 (平成元年 3.23生 17歳/愛知県)
液体をカウンターに撒き、「火をつけるぞ金を出せ」と脅した名古屋市北区の郵便局強盗事件において、自転車で逃走する犯人を身の危険も顧みず追跡し、凶器を持った犯人に怯むことなくこれを取り押さえ、事件解決に協力された。
推薦者 : (財)警察協会
第二部門<多年にわたる功労>
・精神的・肉体的に著しく労苦の多い活動や業務に多年にわたり従事し、他に尽くされた功績
・著しく危険性の高い活動や業務に多年にわたり従事し、他に尽くされた功績
・不潔、非衛生等、劣悪な状況・環境に耐え、多年にわたり他に尽くされた功績
・その他、困難な状況の中で多年にわたり努力し、社会と人間の安寧・幸福のために尽くされた功績
村上 一枝 (昭15. 2.27生 66歳/東京都)
地球温暖化によって地球の陸地の約41%に砂漠化が進んだと言われる。サハラ砂漠がその3分の2以上を占める過酷な条件にある西アフリカの内陸国マリ共和国で、13年間にわたって村人たちの生活改善に取り組んでいる。
推薦者 : 秋山 忠正
岩田 美津子 (昭27. 6.11生 54歳/大阪府)
視覚障害の親が子どもに絵本を読み聞かせる方法を開発し、その絵本の製作と全国無料貸出しを行うボランティアグループを始めて22年、点訳絵本の郵送無料化も実現させ、視覚障害者の福祉に大きく貢献している。
推薦者 : 島 多代
長 洋弘 (昭22. 7. 6生 59歳/埼玉県)
大戦後インドネシア残留を選択した元日本兵を、長期間取材してまとめた著書と写真展がきっかけとなり、残留元日本兵の日本国内における名誉の回復とインドネシアにおける地位の向上に大きく貢献した。
推薦者 : 角原 勝義
田島 伸二 (昭22. 8. 3生 59歳/東京都)
パキスタンの刑務所に収容され、再起のため識字と読書を渇望する子ども達のために所内に図書館を開設して彼らに知識と希望を与え、アジアの人々に紙漉きの方法を教えて識字学習に必要な紙を自ら作り出すことを可能にした。
推薦者 : 黒川 妙子
Dr.Arturo C.Cunanan,Jr.MD,MPH (1958. 9. 6生 48歳/フィリピン)
90年以上にわたりハンセン病患者隔離の島であったフィリピン クリオン島で、MDTによりハンセン病の完全制圧に成功し、回復者自立のための自助努力を支援するかたわら同島の歴史の検証とアイデンティティの確立に貢献した。
推薦者 : 紀伊國 献三
大森 和夫・弘子 (昭15. 4.22生 66歳/昭15. 8.16生 66歳/東京都)
中国で日本語を勉強する大学生に日本と日本人を理解してもらうため、日本語で書いた教材「日本」を作成・寄贈し日本語作文コンクールを開催するなどの活動を、私費を投じ17年間
続けている。
推薦者 : 高 媛
李 敏龍 (1932. 5.23生 74歳/韓国)
日韓両国で受けた教育と生育歴に基づく両国の歴史文化に対する深い造詣を生かして、両国間の活発な民間交流と円滑な意志疎通、正しい相互理解の促進に貢献した。
推薦者 : 百ア 英
荒井 裕司 (昭22. 5.24生 59歳/東京都)
不登校や、ひきこもりの子どもの家へ自ら出向く『夜の家庭訪問』を20年以上続けて1000人以上の子どもと関わり、東京国際学園高等部や「登校拒否の子どもの進路を考える会」を設立して社会復帰を援けるなど、不登校やひきこもりに苦しむ多くの親子を救ってきた。
推薦者 : 武藤 啓司
福谷 則枝 (昭20. 2.23生 61歳/鳥取県)
親が犯罪を犯して収監された2児を引き取り育て上げたことを契機に、里親として18年間に8人の子供を養育し、虐待児と高齢の障害者を引き取って世話をするかたわら里親会の要職にあって里親制度の充実に尽されている。
推薦者 : 日置 久枝
青方 美惠子 (昭20. 1.24生 61歳/神奈川県)
30年以上にわたり障害児や非行児とその親を支援し、問題を抱えた子供・親・学校・地域間の話し合いに中立の立場で同行または代わって話し合いを行いより良い解決を図る『リエゾン』活動を続けている。
推薦者 : 村上 久子
藤本 晴子 (昭17.10. 1生 64歳/高知県)
多年にわたり支援・保護の必要な児童生徒の更生支援活動を続けて健全な社会の一員として復帰させるなど、地域社会の福祉向上に尽くされている。
推薦者 : 高知市教育研究所
藤佐 美幸 (昭29. 8.31生 52歳/佐賀県)
BBS(ビッグ・ブラザーズ・アンド・シスターズ・ムーブメント)の佐賀地区のボランティア活動で26年間、青少年の心の闇に光を当て、非行防止や立直りの手助けを願い活動を続けている。
推薦者 : 佐賀県BBS連盟
門川 貴信 (昭32.12.26生 48歳/宮崎県)
宮崎の豊かな自然と人々に触れる中で、不登校児の生命力を高め豊かにして、学校と社会に必ず戻すことを目的にセカンドスクールを開校し、無償の活動を続けて大きな実績を挙げている。
推薦者 : 長谷川 隆治
根本 昭雄(Fr. Nicholas Nemoto,O.F.M.) (昭 6. 9.21生 75歳/ロシア)
南ア共和国で死を目前にしたエイズ患者の心のケアと看護に15年にわたって取組み、彼らが人間の尊厳を保ちながら喜びと平和のうちに旅立つよう力を尽くし、また孤児・身障者・ハンセン病患者の福祉向上とスラムの支援に尽力した。
推薦者 : 社会貢献支援財団 事務局
桂 才賀(本名 谷 富夫) (昭25. 7.12生 56歳/東京都)
落語家七代目桂才賀として活躍する一方、20年にわたり少年院篤志面接委員として全国の少年院を訪問して少年達と本音の話し合いを続けるほか、PTA、自衛隊、刑務所等での講演や慰問活動を行うなどボランティア活動に力を注いでいる。
推薦者 : 社会貢献支援財団 事務局
江口 喜多枝 (昭30. 1.22生 51歳/東京都)
食糧並びに教育援助を柱として「モンゴル子ども支援国際ボランティアネットワーク」を設立し、率先してモンゴルの孤児院の支援、奨学生の援助、文化交流等を行っている。
推薦者 : 草賀 郁子