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瀋陽市(中国)にて [2005年11月01日(Tue)]
今日から中国出張。

財団法人日本科学協会が1999年から実施している、日本の出版社や企業、大学、研究機関から提供された図書を中国に寄贈する「教育・研究図書有効活用プロジェクト」の現状を視察するためです。
図書は、政治分野や進展の著しいコンピュータ分野を除いてあらゆる分野に及んでいます。
本の冊数は、今年の6月時点で、中国の27大学、約130万冊。

瀋陽市に到着。中国医科大学の現状の見学のためです。

中国内地は私にとって初めての地。
ここは、北朝鮮の北側に位置し、宮城県と同じくらいの緯度でしょうか。
工業都市で、大企業が多く、市の人口は750万人で、中国5番目の大きさの市とのことです。
気温は18度とすごしやすい気候でしたが、冬には零下30となることもあるそうです。
夏は30を超え、一年を通じての温度差が60度には驚かされました。

私にとって初めての内地の中国ですが、自分が感じていた中国の印象ががらりと変わりました。

感じたことをキーワードで並べると、「スケールの大きさ」、「活気」、新旧一体となった「勢い」、となります。

まず道が4車線であることに驚き、車と自転車が一体となっているさまに目をみはりました。
人は信号のないところを平気で横切り、車は人をよけ、また人にぶつかるように警笛を鳴らして突き進みます。人、車が縦横に入り組んでいるのです。
アウディ、ワーゲン、トヨタ、ホンダといった新しい車が走り、古いバスや三輪車を抜き去る。新しさと古さが混在していることが変化そのもののようです。

とにかく、道といい、空からみた畑が一面に続いていた様子といい、スケールが大きい。

ビルは20階立て以上の高層ビルがいたるところに続いて、大都市の様相。
そして、いたるところで高層ビルの建築工事が行われています。
歴史的建築物はきちんと維持されて活用されていますが、1・2階建ての建物はどんどん高層ビルに建ちかえられているとのこと。

町は綺麗で、道路のいたるところで竹箒で掃除をする人を見かけました。
子供が少ないので聞いてみると、日中は学校へ行っていて町中にはいないとのこと。言われてみればそうですが、一人っ子政策で子供が少ない上に幼少のころから勉強に励んでいるからとのことでした。

石炭を使っていた頃は大気汚染がひどかったようですが、ガスを使うようなり、今はかなり改善されたとのことでした。

お恥ずかしい話ですが、今までの中国に対するイメージが大きく変わりました。
高速道路があり、高層ビルが林立し、町は人がいきかい活気にあふれている。

<ご縁をいただいた方>

中国医科大学 国際交流部  才 越さま、藩(くさかんむりなし)伯臣さま、李 勝軍さま、
中国国際友好連絡会 副所長  馬 農さま、
中国・遼寧省人民政府外事弁公室  南 哲さま、

ありがとうございました。

■てら