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文化の日 本屋に行けず [2010年11月03日(Wed)]
 今晩は。
 今日は文化の日でした。朝から、蒼い空がひろがり、気持ちのよい日でした。
 私は夕べ(今朝方まで)起きて、宿題を終わらせましたが、今日は、久しぶりに友人たちと昼食を食べにでかけました。そして、その前には、青空を見ると、どうしても掃除をして、布団を干して、洗濯をしたくなるので(DNAにそうコードされているようです)、休みの日にも関わらず、3回、洗濯機を回しました。先日読んだ雑誌の記事によると、部屋の中をきれいに、保つことは、「よい気」に守られるので、外から帰って来た時に、その「気に」守られるそうです。
 さて、文化の日、もう少し、読書をして夜を過ごしたいです。

 夏から気になっているのが、
 『14歳の君へ どう考えどういきるのか』 池田晶子 著 毎日新聞社

  先日、シェルターの本棚に

 『新 13歳のハローワーク』 村上龍 著 幻冬舎

 滞在者の一人は、その本をコピーして欲しいと事務室にやってきました。もう一人も、お決まりのコーナーのソファーに座り読んでいました。

 彼女たちには、「将来何になりたい?」と聞かれても、これまでそこまで考える気持ちの余裕もなく、毎日身の「安全」を考えるのが精一杯だったのかもしれません。

 以前、「何になりたかった?」という話をしながら夕食を食べていた時、「タカラジェンヌになりたかった」「ペンキ屋で看板を書きたかった。」「ジャーナリストになりたかった」等等、年齢と共に変わっていった「将来ないりたい自分」を話していたと思っていたのですが、その時の滞在者は「分からない・・・。」
 「もっとしょぼいことでももいい?」と続きました。「勿論」
 「普通に携帯いじりたい」という彼女の気持ちでした。

 「将来何になりたいか」そんな先の事ではなく、「今、普通の生活がしたい、歳相応な生活がしたいのだ」と、そう言っているのだろうと感じました。
 
 しかし、シェルターを利用しても、何れは何処かへ移って行きます。
 それを、「自立」と言えるのか否か、なかなか難しいです。
 こんな若くして、家族の応援も受けられず、一人で生きて行かねばならないと、それぞれが不安で一杯なんだと日々感じます。

 そんな皆に、少しでも何かのヒントを得てもらいたいと思って、買いたいと思い、本屋を通るたびに探すのですが、見つけきれずに、文化の日も過ぎていきます。
 
 早く、本棚の蔵書に加えられるように努めます。
Posted by てんぽ at 21:20
FOOD, INC. フード・インク [2010年10月25日(Mon)]
 今晩は。今日は午后から、神奈川県のボランタリー活動推進基金21の助成金のプレゼンテーションに出席してきました。
 夕べは、発表原稿の作成に、事務局長とメールでのやりとりが続いていました。4分間という限られた時間の中で、ポイントを押さえて事業をプレゼンテーションするのは、やはりとっても難しいと感じました。結果は来月末です。

 さて、会場では他の継続助成を提案している団体のプレゼンテーションも聞く事ができた。
 「アレルギー児を学校・園で支える研究事業」を行っている、
 (特非)アレルギーを考える母の会の発表では、アナフラキシーショックを初めて学校で体験する児童がいるということを知り、食の安全と、健康について、やはりもっと注意しなければならないなーと思った。
 シェルターに入所するまえに、食物アレルギーがあるか、ないかを質問するようになったのは、ほんの少しのアレルギー源への接触が、命に関わるこ事態を引き起こすというテレビの番組を見たからだった。

 帰宅すると、ポストに東京のミニシアターから、近日公開の映画のチラシが送られてきていました。何枚かのチラシの中で私が一番気になって観たいと思っているのは、

 『FOOD, INC. フード・インク』。
 巨大な企業によって、アメリカの農業が、たくさん、早く、大きく育て、安く売る、事業に変わっていき、その食料によって私たちの健康に影響が出ていることが描かれているようだ。

 以前も「First Food Nation - ファース・トフード・ネーション
     「Suer Size Me - スーパーサイズ・ミー」の映画を見て、食の安全をもっと考えるきっかけとなった。

 1月前訪ねた、アメリカの友人は、有機栽培のトマトとそうでないものを1週間皿においてどうなるかを比べたという。その結果、有機栽培のトマトは、崩れて落ちたが、もう一つは全然、痛んでいるようでもなかったという。何が違うのか、彼はその後、いろいろ調べて、そのようなトマトの遺伝子が組み替えられていると知ったと言っていた。
 その真偽の程は、私にはわからないが、やはり、季節の野菜や果物を食べることが、望ましいのだと思う。

 チラシの下方には、

 ●労働者や動物に優しい、環境を大事にする企業から買う
 ●スーパーに行ったら旬の物を買う
 ●有機食品を買う
 ●ラベルを選んで成分を知る
 ●地産食品を買う
 ●農家の直販で買う
 ●家庭菜園で楽しむ(たとえ小さくても)
 ●家族みんなで料理を作り、家族そろって食べる
 
 とあった。

 今の旬の野菜、魚、果物をたべましょう!
Posted by てんぽ at 23:06
歴史 [2010年10月24日(Sun)]
 今晩は。ほぼ、半月ぶりのプログ更新です。アナログな私はパスワードを登録しなおおして10日にブログを更新した後、そのパスワードを忘れてしまい、アクセスができずにおりました。
 今晩、無事に再会しました。事務局長ありがとうございました。

 さて、今、アウシュビッツ、シンドラーのリスト、第2次世界大戦後のユダヤ人の歴史を放送しています。
 まだ、全然進んでいませんが、「夜と霧」というアウシュビッツに収容されていた、心理学者がそこでの経験を「個人」ではなく「心理学者」として記している本があります。

 ビクトール・E・フランクル 「夜と霧」新版 池田香代子訳 みすず書房

 彼の番号は119104。
 33頁からは、収容所での生活で感動の消滅が第二段階としてつづられている。(ここまでしか、まだ読んでいないのだが・・・)
 
 『・・・被収容者はショックの第一段階から、第二段階である感動の消滅段階へと以降した。内面がじわじわと死んでいったのだ。これまで述べて来た激しい感情的反応のほかにも、新入りの秘収容者は収容所での最初の日々、苦悩にみちた感動を経験したがこうした内なるをすぐに抹殺にかかったのだ』

 先日、昨年退所した元利用者と久しぶりに再会した。進学を考えていて、その手続きの手伝いをした。また、昨日は別の元利用者と会った。
 二人とも、シェルターに到着した時には、顔色もなく、表情もなく、「感情が消滅」していたようだった。
 彼女たちには、感情を消滅させなければならないほど、しんどい経験と時間が経過していたが、彼女たちは今は、笑顔を取り戻し、感情をとりもどし、新しい歩みを始めている、始めようとしている。

 現在、東京国際映画祭が開催されている。今日「Leonie レオニー」という映画が上映された。今日は見に行けなかったが、来月劇場公開されるようなので、楽しみにしている。

 これは、偉大な彫刻家、イサム・ノグチの母親、レオニー・ギルモアの生涯の物語である。イサム・ノグチは私も好きな芸術家である。しかし、美術史を学んだこともないので、彼の作品を観る他、彼の歴史や家族の歴史を知る事もなかった。

 人には、それぞれ歴史がある。偉大な人の歴史は、綴られ、語り継がれ、ドラマや映画になる。しかし、偉大でも有名でもない、私たち一人、一人にも歴史はある。

 報道されているものが、正しい歴史とも限らない。
 最近、いろいろな本を読んだり、ドキュメンタリーを見て、今迄知らなかった歴史を知ることがある。どうして今迄知らなかったのかとさえ思う程だ。
 一人一人の歴史が、抑圧されたり、歪めて伝えられたりしないようにと願う。
 
Posted by てんぽ at 23:36
 本と本屋  [2010年10月09日(Sat)]
 今晩は。
 今日は朝から雨が降り続けている。夏休みを別のタイムゾーンで過ごし、帰国後翌日から働くという自分の許容を超えたことをしたからだろうか、今日は雨で気圧が低いこともあり(多分)午后2児過ぎ迄寝ていた。ゴミを捨てるのも間に合わなかった。
 やらねばならない事はたくさんあるけれど、まあ、時にはいいじゃないかと自分にいい訳をしている。
 そして、遅いおやつの様な朝食をとり、来月の予定を立てて、雨の中町にでかけてた。
 私は本が好きなので、本屋も大好きだ。
 読みかけの本がまだまだ本棚にたくさんあるのに、本屋に行くと買ってしまう。たいした額ではないが私にとってはこれが一番の贅沢だ。
 平積みになっている本をみると、「OO際迄に知っておきたいこと」というような題の本がたくさんあった。これは、もしかすると、「What I Wish I Knew When I was 20 - 20歳の時に知っておきたかったこと」という本が売れたからだろうか?

 旅行中にも本を本屋に行き、4冊程購入してきたが、まだまだ、1冊目も70頁を超えたばかりなので、今日は余り分厚い本を買うのはよそうと思っていた。

 しかし、夏から買いたかった本等を見つけて、結局4冊購入した。
 
 『「戦地」に生きる人々』 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会編 集英社新書
 『爆撃』ハワード・ジン 著 岸本和世、新井雅子 訳 岩波ブックレット
 『いまこそ考えたい 生活保障のしくみ』 大沢真理 岩波ブックレット
 『日米安保Q&A 』「世界」編集部 岩波ブックレット

 これらは、私が中学生、高校生の時に教えてもらいたかったことでもある。
 それから、20年以上経ってしまったが、これらの事を遅まきながらも、今、知ることができる、その回路があることには感謝せねばならないのだと感じている。

 
Posted by てんぽ at 23:27
『母〜オモニ』 [2010年10月03日(Sun)]
 こんばんは。
 夕方、買い物に出かけてる途中で、金木犀の樹に小さなオレンジの花がたくさんついて、遠くからもその爽やかなかおりが心地よかったです。すっかり秋になりました。

 さて、先月の半ばに読んだ新聞の記事から、

 9月19日 日曜日の朝日新聞、TVダイアリー 加地倫三氏

 『・・・世の中に本当の「天才」なんぞ居ないのだろう。 
 だから逆に云えば、「才能」がないから・・・と夢をあきらめたりするのも違う。納得いくだけの努力をしてみれば打開できるかもしれない。そう考えるといろいろな夢が広がる。ただし、努力ができるのもある意味「才能」だと言われれば、返す言葉はないが(笑)。』

 経済が低迷して、世界の多くで失業率が高まり、100年に一度の不況は回復する兆しもなかなか見えません。
 米国では、経済低迷から脱せない現在の政権に対して不信感を募らせる人たちが、あんなに熱狂して生まれたオバマ大統領に対する失望感をあらわにしていました。
 
 埼玉では、学費を払えずに高校を中退する私立校生徒も出ていると、今、ニュースで報道しています。

 こんな閉塞感一杯の日本では、既に、大学の3年生が就職活動を始めているという報道もありました。大学は本来、学びの場であるはずなのに、就職するための通過点になってしまっているのは残念です。
 こんな状況では『夢』を持つことも難しいでしょう。さりとて、会社に就職できたとして、その先に何があるのでしょうか。

 自分がやりたいこと、今はできなくても、諦めないで、納得できるだけの努力をすることは必ず何かを生み出すと信じたい。

 チャンスが訪れる時にそれを掴めるように、日頃から準備することが大事。
 そんなことも何処かで読みました。

 旅行中に、姜尚中氏の『母〜オモニ』を読みました。
 結婚するために朝鮮から一人で東京にやってきた「オモニ」や、その家族の歴史が綴られています。

 そこに描かれているのは、想像を絶する戦中、戦後の状況と人々の生活ですが、私は、どんな状況でも諦めない、「オモニ」の強さに圧倒されました。

 ぶち当たってもぶちあたっても、起き上がれるそんな強さと、しなやかさを持ち合わせて生きたいな、と思います。

 
 
Posted by てんぽ at 21:20
映画 CATFISH 真実に基づかないドキュメンタリー  [2010年10月01日(Fri)]
 おはようございます。
 先週1週間夏休みを取って、逃避行してきました。逃避行にしては短いですが・・・。
 2年ぶりに友人を訪ね、居候しながら、上げ膳、据え膳でもてなしてもらえ、たった1週間とは思えないほどのんびり過ごせました。しかし、月曜日に飛行機に乗り、火曜日の夜についてから、一昨日、昨日、そして今日はもう金曜日。横浜の生活はスピードが早すぎてやはり私には向いていないようです。

 さて、先週の日曜日、友人と映画を見に行きました。
 何を見に行くか、地元の新聞やネットど調べて、公開されたばかりの、「CATFISH」という映画をみることにしました。

 http://www.iamrogue.com/catfish

 どうして、そうしたかというと、ネットでトレーラーを見ていたら、ドキュメンタリーなのに、ドキュメンタリーでありながら、「NOT BASED ON THE TRUE STORY」と書いてあったのです。今、確認したら、「JUST TRUE」とも書いてもありました。

 これは、facebook を通じて知り合ったニューヨーク在住のカメラマンと、新聞に掲載された彼の写真をモチーフに絵を描いておくってくれた8歳の少女の交流を撮ったものです。
しかし、その結果は・・・。
 日本での公開されて欲しい映画です。
 
 同じ日にfacebookの創設者を描いた映画 「SOCIALNETWORK」(こちらはフィクション)も公開されていました。現在、twitterやfacebook、そして、いろんな出会い系サイトなど、巷にはあふれています。でも、会ったことのない人と交流をしていても、その人が本当にどういう人なのかを知ることは、バーチャルな世界だけでは難しいし、全くのフィクションであることさえありえる、多分、往々にして多いのではと考えさせられました。

 どんな、スリラーよりも、ゲンジツに追ったドキュメンタリーなので、もっと背中が寒くなる思いでした。公開されたら、是非見て下さい。

 皆さん、世の中、いろいろ便利になっていますが、人と人が顔を合わせて、会話をするということは、時には面倒で、地域的な距離や時間の無さ等で難しくなってきていますが、私は断然、個人的な in person 顔の見える 関係をお勧めします。

 私と友人は毎晩、夜更け迄いろんなことを話し合いました。たまには、下らないテレビを見ながら、どうしてこんなにくだらないのか等と言い合いながらも。そうすることが、人と人の絆を深めて、お互いが安心できる存在になるのだと実感し戻ってきました。
Posted by てんぽ at 10:20
一念岩をも通す [2010年09月13日(Mon)]
 おはようございます。
 朝っぱらからブログを書くなんて、余裕があるのか、ないのか。また、遅刻するのかという感じですが、夕べ読み終わった本のなかで、皆さんにも伝えたい言葉がありましたので、書いています。
 
 『闇の中に光を見いだす 貧困・自殺の現場から』清水康之、湯浅誠
  (岩波ブックレット 780)

 このお二人は、現在は内閣府の参与として活躍されていますので、ご存知の方も多いと思います。
 湯浅さんとは9年程前に知り合い、彼が便利屋をおこした時には、壁紙はりを一緒にやったり、ゴミ屋敷の片付けに、あうんの皆さんと出かけたりもしました。
 参与として、現実に即した提言を国政にアドバイスしたり、全国で講演を行っておられますが、彼はそのサービスを受ける人たちの視点をいつも忘れてないと感じています。

 ライフリンクの代表の清水さんにはお会いしてこともありませんが、ライフリンクがH20年に発行した『自殺対策白書』には毎年3万人を超える自殺者が出ている背景やその実態と、自殺対策の実施状況などが詳細に纏められています。私も読みました。

 『闇の中に光を見いだす 貧困・自殺の現場から』に書かれたこの二人の対談を読んでいて、まだ、世の中捨てたもんじゃないなと思ったのです。それがとても嬉しかった。

 そして、そこに引用されていた福沢諭吉の言葉が、

 「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む」

 私たち個人の力はとても小さくて、世の中を動かすとてつもない力には、到底足りないのは事実ですが、ぶつかっても、ぶつかっても起き上がって進んでいく、そういうお二人の姿勢を私も実行して行きたいなーと思いました。
 勿論、私のできるスケールはとっても小さいですが。

 一人一人の力が世論になり政策を変える、世論を動かすことは決して無理ではないことを、先日、東京弁護士会で行われた、日弁連の人権擁護大会のプレシンポジウムで、東京の平湯弁護士も語っておられました。
Posted by てんぽ at 09:27
心に響く歌 [2010年09月12日(Sun)]


 今晩は。今日も暑かったですね。髪を切りに午後から街に出かけたのですが、祭りに集まった人々がたくさんで、そのせいか気温が更に高くなっている気がしました。

 さて、突然ですが、私はフラメンコギターが大好きです。6月にイタリア旅行した際に、偶然当日券で観れた、フラメンコに感動しました。フラメンコダンサーも素敵でしたが、フラメンコギターと、その唄、カンテに感動したのでした。

 旅行から戻って、以前より聞いていた、スパニッシュギターのCDを聴きなおし、どうやって見つけたか忘れてしまいましたが、偶然、沖仁というフラメンコギターリストがいて、彼がこの7月にフラメンコギター国際コンクールで優勝して、7月初旬にアルバムが発売になると知り、早速買い求めて聴いていました。
 彼のギターは情熱的なフラメンコでありながら、心穏やかになる音色です。
 そして、その彼のギターにあわせて歌っている人は誰だろうかとずっと気になっていました。
 その人は石塚隆充。彼のCD『RELIQUIA』を昨日購入することができました。
 歌を聴いて涙が溢れたのは久しぶりでした。
 CDの中の一曲、『A MIs Ninos 子供たちへ』の歌の一節です。

***************

 なんという歓びだろう
 君に歌の揺りかごを贈ろう
 なんという歓びだろう
 君にギターにのせた僕の思いを捧げよう
 
 唄で君に伝えたい
 僕の思いのすべてを
 目が覚めて、君の笑顔を見れば 
 僕の心は空へと飛んでいける

*****************

 父親としての歓びを歌っていて、その歌声は私のこころに響きました。

 そして、シェルターを利用する皆も、生まれて来た時にはこんな風に歓びをもたらしたのだろうと思いました。
 今月初めに生まれた元利用者の子どもが、私たちに歓びをもたらしたのは間違いない事実です。その2ヶ月前に出産したもう一人の元利用者の女性も、母の顔をしていました。その彼女の顔を見て、私は嬉しかった。

 私が生まれた時も、両親はこんな風に歓んでくれたのだろうか、そんなことも考えました。



 沖仁のアルバム『胎動』にも父親になった歓びが奏でられています。

 この素晴らしいフラメンコギターリスト、沖仁と、カンタオール、石塚隆充、お勧めです。
 二人ともスペイン、アンダルシア地方、カディス県へレスでフラメンコギターとカンテ(唄)を研鑽したそうです。
 私も再度、スペイン語に挑戦して、来年はヘレスを訪れられるようになりたいと思っています。
 
 
Posted by てんぽ at 22:07
「少子高齢化」には子育て支援だけではなく [2010年08月21日(Sat)]
 友人に「外国人労働者時代」(井口 泰 著 ちくま新書)借りて読んでいました。

 以前、外国籍住民の支援に携わっていたことも、現在、「少子・高齢化」により、労働稼働人口を増やす為に、外国籍の労働者を受け入れるか否かという課題が、途上国からの研修生や東南アジアからの介護研修生を受け入れていること。
 しかし、その仕組みが、上手く機能していないのではないかと考えていたことが、この本を紹介され、読むきっかけとなりました。

 外国籍労働者のことについては、専門ではないので、ここで私が何かいうことは避けるが、印象に残った文章があったので、引用したいと思います。

******************************
 *社会的統合のための三つの方策(127頁)

 『いずれにしても、包括的な社会的統合政策においては、「『ある程度の期間』滞在する『可能性』がある外国人は、全て社会的統合の対象としなければならない。
 具体的な施策の柱としては、次の3つを挙げたい。第一に、行政へのアクセス平等化、第二に、社会保障の包括的な適用、第三に雇用及び生活(教育を含む)場での差別の禁止である。
 この考え方は、OECDにおいて外国人労働者と家族の社会的統合を各国の専門家が議論した際に、オーストラリアの代表が主張していた考え方をもとにしている。   後略』

*******************************

 この3つの柱は、現在てんぽのシェルタや自立援助ホームを利用する若者にも共通するものであると考えます。
 家族からの支援を残念ながら受けられない、期待できない若者たちが、自立していくことは容易ではないのです。

 「少子高齢化」の歯止めの為に、子育て支援を各自治体が行っています。しかし、乳児や幼児の支援だけでなく、既に稼働しているこれらの若者たちにこそ、手厚い社会保障と、再教育の機会を提供するべきなのではないかと考えています。
 
Posted by てんぽ at 14:37
「月明かりの下で〜ある定時制高校の記憶〜」 [2010年08月21日(Sat)]
 今日は。今日も残暑が続いていますが、確実に早くなっていますね。夕べは涼しいなと感じて帰途に着きました。
 
 さて、「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワークからのお知らせを転載します。

****************************

 <大反響を受け【緊急】夏休みロードショー決定!>

『月あかりの下で〜ある定時制高校の記憶〜』
2010/ドキュメンタリー/115分/カラー/DV-CAM/4:3/日本
埼玉県立浦和商業高校のあるクラスの入学から卒業、そして
その後までを記録したドキュメンタリー映画「月あかりの下で」。
2010年春の完成より重ねてまいりました、地元埼玉・東京にて完成披露試写、
自主上映の大反響を受け、このたび急遽、劇場上映が決定したしました!

※公式HP  http://tsuki-akari.com/
※予告編 http://www.youtube.com/watch?v=EJ1bR3RcbNY
※劇場HP  http://www.mmjp.or.jp/pole2/
※NNN告知 http://www.ntv.co.jp/document/

●日程:2010年8月21日(土)〜9月10日(金)

●上映開始時間 : 連日 13:30/16:10
※整理券番号順入場(整理券:劇場窓口で毎日09:40〜発行/開場は開演の20分前)

●料金
※前売:1200円 ( チケットぴあ Pコード:462-159 )  → 前売販売:前日まで
※当日:一般1500円 / 大・専1300円 / シニア(60歳以上)/高・中1000円 / 小700円 / 未就学児無料
※グループ割引(5名以上)お一人900円 (チケット不要)

●劇場:ポレポレ東中野 (中野区東中野4-4-1ポレポレ坐ビルB1F)

●問合せ:ポレポレ東中野03-3371-0088/グループ現代03-3341-2863

≪前売券購入方法≫

◆劇場窓口
<劇場窓口で直接ご購入ください>

◆チケットぴあ
<チケットぴあ購入方法>
*チケットぴあ窓口  *サークルKサンクス(専用端末機で購入可能)
*事前予約&引取
(ぴあインターネットor電話0570-02-9999にて事前予約後、ぴあ窓口またはセブンイレブンで引取)


+++『月あかりの下で』公開記念イベント開催!++++++++++++++++++

■8月21日(土)
13:30の回 上映後
太田直子監督、スペシャルゲスト(映画登場人物) 舞台挨拶
16:10の回 上映後
太田直子監督 舞台挨拶&ティーチ・イン

■8月22日(日)
13:30の回、16:10の回 上映後
太田直子監督、スペシャルゲスト(映画登場人物) 舞台挨拶

■8月28日(土)
13:30の回、16:10の回 上映後
日笠昭彦(日本テレビ「NNNドキュメント」プロデューサー)×太田直子監督 トークイベント

■9月1日(水・映画サービスデー)
13:30の回 上映後
浦和商業高校定時制卒業生を中心にした和太鼓集団”響”による演奏
16:10の回 上映後
浦和商業高校定時制卒業生を中心にした和太鼓集団”響”による演奏

”響”の顧問・平野和弘(本作”担任先生”)によるトークイベント

■9月5日(日)
13:30の回、16:10の回 上映後
平野和弘(本作”担任先生”) トークイベント

■9月10日(金)
13:30の回、16:10の回 上映後
浦和商業高校定時制卒業生を中心にした和太鼓集団”響”による演奏

**************************

 学びたいという気持ちを持っている人々の学びの機会が、きちんと恒常的に整備/保障される社会であって欲しいと考えています。

Posted by てんぽ at 14:10
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