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2019年10月04日

日本一早い紅葉を見に、北海道大雪山旭岳へ 北海道の旅一日目

大雪山の紅葉を見に行くのは、今年の行きたい所リスト一つでした。
1番目は、沖縄慶良間諸島のホエールウォッチング
2番目は、福島喜多方の枝垂れ桜並木
3番目は、あしかがフラワーパークの大藤
4番目は、長岡の花火
5番目は、三陸リアス線列車旅
そして、今年最大の目的地は、日本中で一番早い、絶景の紅葉の地、北海道大雪山系、旭岳の紅葉です。

大雪山は富士山のような独立峰ではなく、山系の名称であり、多くの頂の集まり山系であることは、今回知りました。
その中で有名なのが、黒岳と今回の一番交通アクセスのよい旭岳です。

早朝5時起きで羽田空港発6時55分の全日空機にのると、旭川空港には8時30分に到着します。
朝の8時半には、もう旭岳直通路線バスのある旭川空港に行けるのですから、便利になったものです。
JR旭川駅⇒旭川空港⇒旭岳ロープウェ―駅の路線バスが1日4便運航されており、車に乗れない私たちのようなシニア個人旅行客にとってはありがたい存在です。
空港・ロープウェー駅間、所要時間は約1時間、料金は1,000円です。

ロープウェー駅と登山口でもあり、終着駅でもある一般観光客の行く姿見駅往復の料金は、2,900円と高いです。このロープウェー料金は、シーズンによって変化し、9月〜10月初旬の紅葉の季節がピーク料金なのです。ロープウェー駅で鎌倉から着てきた夏服をコインロッカーに預け、冬服・防寒着に着替えました。

旭岳に行くと決めてから、9月第2週あたりからは、TVのニュース番組では、日本一早い紅葉の映像が流れているのを見ていると、観光客の恰好は完全防寒着姿なのを見て、ダウン・帽子・マフラー・手袋・股引を用意してきたのですが
9月最終週9月29日の旭岳は意外と暖かいのに驚きました。

例年よりも、1週間から10日早い紅葉との情報でしたが、ロープウェー駅から姿見駅へのゴンドラから見る景色は
ちょうどピークのようで、こんなに綺麗な自然立って林の紅葉は初めてで、大満足です。
姿見駅は標高1,600mで、流石にこの日は暖かいとは云え、ダウンは必要なくても、ウィンドウブレーカーは必要でした。

旭岳は2週間前に初冠雪がありましたが、散策路には雪は残っていませんでした。
私が無知だったのか知りませんが、大雪山は活火山なのです。
各所に噴煙・蒸気が噴き出ており、散策コースには避難小屋があり、数年前、友人が遭難した木曽御嶽を思い出しました。
ロープウェ姿見駅と散策路には、阪急・クラツーの団体客や、インパウンド外国人観光客で混雑していましたが、意外と軽装なのでびっくりです。

この日は北海道をはじめ全国的に気温が高かく、午後から青空が広がって絶好の観光日和の一日でした。
旭岳ロープウェー駅・旭川空港・JR旭川駅の路線バスは一日4本の為、11時20分に到着した私たちは、帰りの15:30まで、
4時間たっぷりあり、比較的暖かい穏やかの日をここで過ごし、旭川行きのバスに乗車しました。
しかし、ほぼ紅葉のピークの日曜日満員が予想される路線バスのバス停には、1時間前から乗客の列ができ始めています。
路線バスで高速に乗らないので、原則立ち席の乗車も許されているのですが、1時間30分の乗車時間で、ロープウェ駅始発で
奥から座りはじめ、補助いすが満席となると、後のお客さんは次のバス2時間後となってしまうのです。

旭川行きの路線バスですから、途中乗車のお客さんは何とか乗車口付近に乗せ、満員・身動きの取れない状態旭川駅に着きました。
私たちのこの日の宿は、札幌です。
旭川から札幌へは、JR北海道が誇る「特急ライラック」です。
通常料金は5,220円です。
しかし、私たちは、駅ネットで事前購入すると45%引きの2,630となりました。
理由は、JR北海道の都市間交通を高速バスと競合する為、特別価格を設定しているのです。
ちなみに、高速バスですと、2,100円です。但し所要時間はJRの1時間25分に比べ、2時間5分と多少は時間がかかります。

こうして、自宅を早朝5時台に出て、北海道のヘソの旭岳を観光し、札幌のホテルに夜の20時前に入りました。
1日15時間の移動と観光の一日が終わりました。
posted by 西沢 at 07:24| Comment(1) | TrackBack(0) | シニアライフ